先日書きました、お皿ボールとG-Bowlアプリの躍度表示の
ブログの続きです。
躍度を意識した運転で、助手席に座る小学生の娘を使って、ある実験をしてみました。
(私は躍度の意味を、躍度=お皿にのせたボールの動く速さ、という理解でいます)
その実験とは。
車酔いする娘に、車にかかるGの上限を定めて運転し(速度は常識の範囲ということで上限を定めず(^^;)、娘に車酔いさせない運転ができるかどうか。
を、3年かけてやってみたものです。
(過去2年はG-Bowlアプリのみを使用。今年はG-Bowlアプリ+お皿ボールを使用しました)
この実験の舞台となる、走行場所はこちら。
娘は、岐阜県にある牧歌の里が大好きで1年に1回は必ず行きます。
その牧歌の里に行く道中、福井県から岐阜県の飛騨地方にいくためには、九頭竜湖沿いを走る国道158号線を使います。この国道158線は道幅も広く、くねくねした道の割には速度も出やすい道路です。
娘は牧歌の里にいる動物に会えるのが楽しみ。
一方、車を運転する私は、道中のくねくね道を如何に車酔いさせずに速く走れるか。日々の運転の成果を出す場所として、自分の運転を試す機会が楽しみ(笑)
この道を走る時は、0.3Gを上限として運転しました。この道は、一般のドライバーでもかなり速度を出しますので、0.3G制限をすると後続車にあおられます(^^;
0.3G制限でも煽られることなく走るには、カーブの脱出からその後の直線の終わりまで、しっかりと速度を出す必要があります。また、減速からカーブに進入するにも、一番速度を落とすポイントめがけて減速G一定の無駄のない減速が必要になってきます。
こんなシビアな操作をドライバーが行っている間、隣に座る娘といえば…。
ナビの画面に映したDVDのアニメを、食い入るように見ています。そんな酔いやすい環境の中で。パパは一人、自分で作った制限の中で勝負に挑んでいます(笑)
こういったハードなコンデションの中で、2年前に0.3G制限で走った結果はというと…
娘は、見事に車酔い(^^;
運転操作の内容も、0.3Gをオーバーした時も結構あったように記憶しています。
そして昨年、同じ道路で運転した時はどうなったかというと。
0.3Gをオーバーした時が1回しかなく、ほぼパーフェクトにG制限内に運転できたのですが…。
肝心の娘の様子はというと。
娘は車酔いしました(笑)
…頭では分かっていました。
Gの上限を定めたとしても、車酔いを防止できる訳ではない。車の揺れで酔うのだという事を。
この車の揺れを抑えるにはどうすればいいのか。
手っ取り早い方法は、速度を落として車にかかるGを下げて、ゆっくりした操作で揺れにくくすれば、車酔いは軽減されるかと思います。
しかし…
私の性格上、速度を落として後続車にあおられるのはイヤです(笑)
漠然とした言葉である、「車の揺れ」
この「車の揺れ」を目で見えるようにするため、私は普段からこちらを使っています。
ただ、このお皿ボールは市街地では使えるものの、峠道といったくねくねした道では、すぐにゴルフボールがお皿から落ちてしまいます。そのため、私は峠道ではゴルフボールは使いませんでした。
そもそも、なぜ市街地ではボールが落ちずに、峠道になったとたんボールが落ちるのか。同じGを制限して運転しているにもかかわらず。
私は、長いこと峠道ではお皿にゴルフボールは使わず、毛玉の転がりにくいボールを使っていました。ゴルフボールではすぐに落ちるし、落ちる理由も分からなかったためです。
ところがある時、ボールが落ちる理由は、
「Gを制限しても、ボールが動く速度が速いと、ボールがお皿のふちでは止まらずに外に落ちるのではないか。躍度とは、ボールの動く速さのことではないだろうか」
といった考えになり、峠道でも躍度を意識してボールが動く速度を落とす運転に変えていきました。
…このような経緯の中で、今年も牧歌の里に行く機会に恵まれました。
今年の娘の車酔いはどうなったかというと。
お皿にゴルフボールをのせて運転したおかげもあってか、今年は娘は車酔いせずに牧歌の里に行くことができました(^-^)
前年と何が変わったのかと言いますと。
前年のG-Bowlアプリの走行結果と比較してみると、赤枠で囲ってありますように平均速度は今年は5km/hほど遅くなっています。しかし、他車の流れもありますから、全体的には前年とほぼ変わっていない速度だったと思います。
次にGリミットオーバーの回数についてですが、前年は0.3G、今年は0.25Gに設定しています。今年はG制限を設けているものの、ゴルフボールがお皿から落ちない走りを優先していましたので、制限Gのオーバーはあまり気にかけていませんでした。そのため、制限Gオーバーの数が前年に比べて多いです。
一番変わったのは、お皿ボールのボールの動く速度を落としたことです。
このグラフは前年と今年の同じ場所での、G-Bowlの動きを並べたグラフです。
このグラフの白い枠で囲ったグラフ。水色の山になった表示が躍度の強さと躍度が生じた時間を表しています。
グラフ上段の水色の山が大きいグラフが、前年の運転の時のものです。グラフ下段の山が小さいグラフが、今年運転した時のものです。
この場所に限って見れば前年に比べて、速度も車にかかるGも今年の方が小さいです。速度もGも小さいので、今年の方が躍度が小さくなるのは当然と言えば当然なのですが…w
ただ、他の場所でもお皿ボールが落ちないように、速度を出していても躍度の山が高くなり過ぎないように、意識しながら運転していました。
では、どういう運転操作をすれば躍度の山が高くなり過ぎないようにできるのか。
ブログが長くなりましたので、次の機会にでも書いていきたいと思います(^-^)
Posted at 2019/06/10 20:24:46 | |
G-Bowlネタ | 日記