2007年05月20日
北海道地区ジムカーナ地方選手権 第3戦
5月20日(日) 晴 三井グリーンランド 特設駐車場
3日連続の更新ですが、そのネタはほぼ一ヶ月遅れ。申し訳ありませぬ・・・。
さて、今回は、地方戦ジムカーナ第3戦です。
自分の乗っているカプチーノ君は、通常、札幌の実家の駐車場に保管してます。でも職場は、約300キロ離れたオホーツク地方。
日曜出勤がある仕事であるため、札幌に戻れるのは、地方戦のある時のみという状態が続くこともあります。
今回も、仕事の調整がつかないまま、またもや練習無しで地方戦ジムカーナに挑むことになることを反省しつつ、せめて一般道でドライブだけでもして車の感覚だけでも取り戻そうと、前日昼ころに軽くドライブ。一度だけ、ターボの過給が掛かるときに「ヒューン」という音が聞こえたが、その後聞こえなくなったため、いつも通り、翌日の地方戦の用意をしてセカンドカー、レガシィでお出かけしました。
19時過ぎに用事で出かけようとカプチーノのエンジンを掛けて、エンジンが暖まるのを待っていると、ちょっとだけ排気音が変わったような気が・・・。
なんだか車の後部が煙たいです。マフラーからかなりの勢いで青みがかった灰色の排気ガスが、それはもう、「古い漁船か!」って位、1メーター以上モコモコと煙が出ています。
「なに、何!?」と軽くテンパッテいる自分。状況が理解できません。
エンジンを切って、もう一度掛けても、アクセルの開閉を行っても、症状は変わらず。
「エンジンは、いつも通り回っている」
「エンジンオイルが、少し減っている」
「排気ガスが青白い」
少ない知識から想像するに、タービンブローで間違いないだろうという結論になりますが、翌日の地方戦をどうするべきか相談するために、主催者を含め、いろいろな方に連絡を取ります。
主催者からは、
「同じクラスで出走するには、そのレギュレーションに適合した車であること」
「別クラスの車で出走する場合は、クローズドクラスとなる」の2点。
いまからロールケージ付きのカプチーノを借りることは不可能であり、セカンドカーのレガシーで走ってもクローズドクラス。万が一、大会で車を壊してしまうと、JRのない紋別まで帰る手段がなくなるため、これらの手段はとれず。
結果、残った手段は、同じクラスの車を借りて参戦すること。
でも、貸してくれる人はいるんだろうか・・・と、何名かに打診したところ、ミラージュ乗りのしんちゃんが貸してくれることになりました。ありがとう、しんちゃん。
その後、おでんくんも貸してくれるとの連絡を頂き、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。ほかにも相談に乗ってくれた方々に感謝です。
こんなドタバタした前夜は、不安な気持ちで一杯のため、ベッドに横になっても熟睡できず、ほとんど寝られないまま朝を迎えました。
当日の朝になり、簡単に車のレクチャーを受け、駐車場でミラージュをちょっとだけ車を動かしてみます。
初めて乗る車にもかかわらず、低速で走らせる分には、特に癖もなく乗りやすい。
とはいえ、FF車に乗った経験は、以前所有していた街乗りのプリメーラと、三年前に稚内の氷上体験走行会で走らせたスパイクタイヤ付きのミラージュのみで、まともにFF車を走らせたことがないまま、サイドターンの仕方も分からない状態での本番走行。
なので、今回の目標は、「壊さずに走りきること」の一点のみ。
ドキドキしながら出走順を待ちます。
今回はダブルエントリーということでしたので、できればオーナーに迷惑を掛けずにクラストップでの出走を主催者にお願いしたのですが、結局、出走順の変更はなし。オーナーの出走が終わった後、3台を挟んで自分が走ります。
参考までに・・・と、オーナーの走り方を見るため、コース脇から見ていると、走行途中でスピンし、止まりました。
コース横では、マーシャルが黒旗を振っています。
急いで車を引き取りに行くと、オーナーの頭の上には「???」のマークがたくさんあって、ミスコースした場所が分からないみたいです。
あとで聞いた話によると、どうやらスタート直後のパイロンターンを間違えたらしく、黒旗が出たみたいです。
ついに自分の一本目のスタートです。
車の動きももちろんですが、サイドターンの時の車の動きも分からないため、最初のパイロンを大回りで回ります。ほかの場所も少し余裕を持って走りつつ、少しずつ車の感覚ををつかみながらの走行。カプチーノとは違って、コーナリングやブレーキングがすごく安定してます。
ゴール手前のフリーターンでターンがきれいに決まることを確認してゴール。タイムは、トップと4秒差で、6位。しかし7位以下は、全車ミスコースやパイロンタッチの車であるため、実質は最下位です。
この後の慣熟歩行で、オーナーやほかの参加者の方々からいろいろとアドバイスをもらいつつ、二本目の作戦を立てます。
そのアドバイスの中には、
「FRじゃないのに、サイドターンの時、クラッチを切っているよ」とか、
「コーナリング中に、カウンターを当てているかのように車を外に逃がしていたよ」とかのだめ出しもありました。
どうやら、体がFF車に対応していないようです(T_T)。
さて、いろいろな反省課題を持って二本目のアタックに入ります。
一個目のサイドターンは、ドアターンを目指しつつも、少し余裕を持たせつつサイドを引くと、それなりに決まりました。あとは、できるだけパイロンに近づけて走るよう心掛け、高速コーナーでは、ひとつ上のギアで姿勢を崩さずに大きく丸く回るように走ります。それなりの手応えを感じつつ、最後のフリーターンを迎えたところで、サイドを引くため、手を伸ばしますが、そこにはサイドブレーキのレバーがない!カプチーノとサイドブレーキの場所が違いました。そのため、ここはサイド無しのままフリーターンを終えタイムロス。でも、自分的に失敗したのはここだけで、ほかの場面ではコントロールしやすく楽しい車で、自分にとって、満足のいく走りでした。
タイムは、1秒8程のタイムアップで、最終結果6位!自分でも信じられない順位でした。前日の車のトラブルから、最悪出走できないことを考えると、これ以上ないリザルトです。車を貸してくれた、しんちゃんに大感謝です。
ありがとうございました。
次戦十勝戦は、仕事のスケジュールの都合から不参加です。復帰戦は、8月の第5戦の予定。それまでには、車を直し、練習してから挑みたいですね。
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MotorSports | 日記
Posted at
2007/06/18 22:51:24
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