• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

イエティ。のブログ一覧

2008年09月27日 イイね!

F-1 ナイトレース~シンガポールGP

F-1 ナイトレース~シンガポールGP 今週末、シンガポールにて、F-1 シンガポールGPが行われています。
このレースは、F-1史上初めて、夜間に行われるレースです。

 何故夜間開催なのか?
それは、F-1史上、初めての試みで、夜間に行うことで、今まで違ったエキサイティングなレースの魅力を観客に届けようとする主催者側のアイデアがあります。
まずは、純粋にこのレースを楽しみます♪
それとは、また別の理由があり、F-1のメインの開催地がヨーロッパ圏であることが実は大きな理由となってます。
それは、アジア圏でレースを行うときに、ヨーロッパでレース中継を行う際、時差の関係で、夜中の放送となり、TV視聴率で苦しむことから生まれたものでもあるんです。
 とはいえ、当初心配された光量不足もなさそうですから、レースは通常通り行われそうですね。なんと、この光量は、サッカースタジアムなどの照明の4倍の光量があるみたいです。なんとも、エコでないような気もしますが・・・、ね。



 しかし、実際に写真で見てみると、通常日中に行われるレースとはまた違った魅力がありますね。市街地で行われる「公道」でのレースだということも、またひとつの魅力ですね。このサーキット内には、世界3大がっかり名所のひとつ、「マーライオン」がある、「マーライオンコーナー」もあるらしいです。TVに写るかな?

 気になるのは、夜のレースになるということ。
ナイトレースの問題点と考えられるなかで、一番心配なのは、停電。F-1マシンは、ライトを装着していないので、停電になった場合は、何もできなくなります。
次には、雨。僕らが普段乗る車でも、雨の日はライトの明かりが足りなくなる事があり、また、F-1マシンが巻き上げる雨水が壁のようになって前が見えなくなる・・・。このような場合には、安全のためにもすぐに中止にしてほしいですね。
あとは、夜間ということで、路面温度が低くなり、タイヤのグリップが上がらず、ブレーキミスや接触が起きやすくなることでしょうかね。これを嫌って、追い抜きシーンが少なくなると悲しいですが・・・。

いろいろなことを考えながら、これからの予選と明日の決勝を楽しみにしています。
Posted at 2008/09/27 21:50:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | MotorSports | 日記
2008年09月26日 イイね!

二人のTAKUMA~琢磨と卓麻

二人のTAKUMA~琢磨と卓麻 スーパーアグリがF-1から撤退して、早くも4ヶ月以上が過ぎました。

 スーパーアグリのドライバーであった佐藤琢磨は、このチームの撤退により、F-1にて走るチームをなくしていました。
しかし、先週のF-1の合同テストに、拓磨が現れました。先週のグランプリで初優勝を飾ったベッテルの所属するチーム、「トロ・ロッソ」のF-1合同テストに琢磨が参加していたんです。

佐藤琢磨がF1に戻ってきた!



 久しぶりにF-1フィールドへ戻ってきた琢磨。ファンとしては、これだけで、うれしいですね。
なんでも、今回のトロ・ロッソでのテストは、ただの車の走行テストだけではなく、来年のドライバー候補としての意味のテストでもあるようですね。チームのコメントでも、「」ベテランドライバーがほしい」とも言っていたみたいですし、また、チームからも好感触だったとのことなので、来シーズンの移籍を願いたいところですね。移籍が決まったら、今まで以上にトロ・ロッソチームのメインスポンサーである、「レッドブル」をがぶ飲みするのですが(笑)。
ちなみに親チームのレッドブルのドライバーの一人、デビッド・クルサードが今期での引退が決定しています。そのことで、F-1界では、今シーズン中に親チームにベッテルが移籍、そして、トロロッソのシートが一つ空く・・・、って噂も出ているみたいです。となると、佐藤拓磨の日本GP参戦も・・・?
このことが現実になるかわ分かりませんが、琢磨が再びF-1GPに帰ってくることを心から願ってます。

佐藤琢磨、テスト復帰をエンジョイ

 さて、もう一人のTAKUMAって、・・・?
その人は、ラリージャパンというイベントに関係があります。

 興味のある方は、ピンと来ていると思いますが、ない方もいらっしゃると思うので、説明しますと・・・、
自動車界でF-1と肩を並べる人気があるもう一つの世界選手権、WRC(世界ラリー選手権)。

このシリーズ戦の日本ラウンドを、Rally Japan ラリージャンパンといいます。

 ラリージャンパンとは、・・・。
「WRCは2008年シーズン世界15カ国、15戦、11ヶ月に渡って戦いが繰り広げられ、その第14戦「RALLY JAPAN」が今年 も10月31日~11月2日に行われるイベント。
昨年までの北海道十勝地域から札幌を起点とした道央圏に舞台を移し、新たな局面を迎えることになりました。
今年で5回目となるこの大会には、十勝地域で開催されていた昨年まで毎年、延べ20万人以上の観客が訪れていて、今年はより一層の観客が見込まれています。」

 ラリージャパンの開幕まで、あと34日なんですね(9月26日現在)。
自分は、地元北海道開催ということもあって、初年度から毎年観戦に行っていて、今年も見に行くべく、すでにチケットを購入済み。もう待ちきれません(笑)

 もう一人のTAKUMAとは、この人、鎌田卓麻


 鎌田卓麻選手本人のブログによると、ラリージャパンに参戦する車両が完成したようです。その車両は、「アライモータースポーツ」が製作した車両だそうですね。

本人もブログに書いていますが、白いインプレッサって、新鮮ですね。
北海道出身、そして自分が今住んでる紋別市出身のドライバーですので、応援しています!!がんばって~。

 ラリーの魅力は、市販車ベースの車達が、砂利道や舗装路、ときには雪道を全開で駆け抜けるイベントです。それも、ほとんどが公道。参加するメーカーは、フォード、シトロエンを始め、日本のメーカーも、スバル、スズキ、三菱の車達も参戦しています。車種は、インプレッサ、ランサーエボリューション、スイフト、SX4などなど・・・。普通に町中を走っている車達ですね。自分もスズキ&スバル車のオーナーなんで、どのメーカーを応援して良いのか悩むところです(笑)


 そして、ラリー選手権の日本戦の魅力は、いつもはテレビでしか見られない世界選手権を戦うトップドライバーたちの走りが生で見られるだけではなく、チャンスがあれば、ドライバーたちを間近で見る(会う)チャンスもゴロゴロしています。また、この大会には、日本国内の選手も参戦しています。その中には、北海道出身やゆかりのある選手が多数参加しています。その方たちの激走を見ることができ、応援もできるため、自分にとっては一度で何倍も楽しめるイベントです。多分、普段お世話になっているプロジェクトガレージの社長も出場するはず。当然、応援しています。

 さらに、このラリーという競技の特徴は、コースとなる道路を締め切って、競技区間に設定された場所でタイムを競うSS(スペシャルステージ)があるんですが、それが林道であったり特設会場であったりします。なので、観戦料がかかるのが普通なのですが、実は、そこまで移動するのは、全て一般道及び高速道路なんです。それも、各競技車がその道を自走していきます。なので、その移動区間にいたら、有名ドライバーが、普通に会場付近の道路を走っているのを、見ることができます。なので、「チケットを買ってまでは、ちょっと・・・」という人も、無料で見ることができるおいしいイベント。普段サーキットでしか走ることのないF-1などのレースに比べて、開催される地元の人たちにとっては、気軽に観戦することが魅力ですね。
自分も、交通の邪魔にならない場所で、参加者の応援をするべく、現在、地図とにらめっこ中です。
 そうそう、今回は、過去に十勝を中心に開催されていたんですが、今年からは、札幌を中心に開催されます。そして、一番中心となる基地となるその会場とは、札幌ドーム!
ここの駐車場に、世界中から参加車両が集まり、整備され、各競技会場に向かいます。
そして、その札幌ドームの会場内にも特設コースが設置され、二台が併走してタイムを競うSSS(スーパースペシャルステージ)が行われます。もちろん自分も楽しみにしています。併走して二台走る迫力が札幌ドームで見られるんですから!
なにより、札幌開催ということで、実家が札幌にある自分にとっては、宿泊費がかからないことが一番のメリットだし、嫁さんの実家から会場までは、徒歩で40分ほど。そして、会場の一つが札幌ドームということで、雨が降ろうが多少寒かろうが、天候の悪いときこそ、屋内会場でのメリットが生かされます。開催が10月末~11月頭ということで、天候によっては、最高気温10度以下。場合によっては、雪!ってこともあるんですから、・・・。雨男だけに、心配なんでね。去年は、土曜の朝、雪が降っていましたから・・・。
なので、遠方から来られる方、気を付けてくださいね~。また、北海道外から来られる方は、防寒具を持参することもお忘れなく。この時期の北海道は、寒いので、暖かい格好をしてきて下さいね~。
Posted at 2008/09/26 22:32:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | MotorSports | 日記
2008年08月23日 イイね!

1000分の1秒差バトル!

1000分の1秒差バトル! 8月17日に北海道の新千歳モーターランドで、K-Carのみのジムカーナイベント、K-Car Festival Round3があり、一年四ヶ月ぶりに参戦してきました。

 といっても、練習会は、今年のゴールデンウイークに走りましたが、ジムカーナイベントは、去年のJAF北海道地区ジムカーナ地方選手権最終戦の9月30日以来。それ以外は、実家の駐車場から出てもいない状態・・・。当然、車もノーメンテナンス。前日に時間が取れたので、調整するつもりでしたが、やはり雨・・・。結局、サイドブレーキすら調整しないままの参戦となりました。

 迎えた当日は、晴天。しばらく屋外イベントに出ていなかった自分にとっては、かなり厳しい天候。気温は、24度ほどでしたが、直射日光で肌がじりじり焼けるのが分かります。日ごろの運動不足に直射日光。さて、自分の体力は持つのか・・・、不安です(汗)。

 このイベントは、練習走行2本に加え、本番3本で5000円!さらに、大会終了後は、フリー走行付きという、超お得イベントです。

 問題は、私の体力不足。去年は、練習2本目で体力の限界を感じ、本番2本目では走行終了後、肩で息をしており、3本目は、出走取り消しをお願いした実績があります(爆)。今年は、春先からウォーキングやWii Fitで体力を付けていただけに、どうなりますか・・・。こちらも楽しみです。

 まずは、会場内で久々に会う仲間たちと楽しく談笑。その流れで慣熟歩行しますが、コースが分かりやすく設定してくれましたが、それが逆になじめない・・・。慣熟歩行をしている途中で、何度もミスコースしかけたので、後ほど、一人になって真剣にコース攻略をイメージトレーニングしました。



 練習走行とはいえ、地方戦に出たつもりで、テンションを上げて一本目から本気で走ります。このイベントは、基本的にラジアルタイヤであるため、カプチーノで履ける限界サイズ?195/50-15のRE01Rで走りますが、自分の走行イメージは、去年のSタイヤ装着のイメージだったため、どうしてもテールが流れやすいオーバーアクションになり、タイムがあまりでません。サイドブレーキの不調。サイドブレーキの調整をしつつ、二本目からグリップ走行に切り替えます。タイムは、それなりにあがってきましたが、サイドブレーキは不調のまま。調整に苦しんでいると、同じカプチーノ仲間のRyoさんにアドバイスをもらって、再々調整。本番に挑みます。



 本番一本目。サイドターンでサイドブレーキが思った以上に効き過ぎて、パイロン前で、ハーフスピン、幻の6速に入れてしまいました。>リバースギアです(^_^;)。走行終了後、Ryoさんと走行ラインの確認をしながら次の走行の準備をします。で、二本目は、それなりにサイドターンも決まり、Ryoさんに1秒差の暫定トップ。最後にRyoさんと、情報交換。Ryoさんには、「グリップ走行をためしてみたら?」とアドバイス。私もいくつかアドバイスをもらいました。で、真剣勝負の3本目スタート。まずは、自分が最初の出走でした。サイドターンがオーバーアクションの様な気もするのと、パイロンスラロームが少し失敗しながらも、全体的にはまずまずの走りで、二本目から0.2秒詰めて、「59.209」。直後に走行しているRyoさんの走りを見守ると、ミスなくゴールしています。「完璧じゃん」と思ってタイムを見ると、「59.210」。」。その差、1000分の1秒差!!ほかの観客からも歓声が上がります。Ryoさんのデータロガーからゴール後の通過スピードを測ると、時速55キロ。計算すると、その差16ミリ!!!計測が光電管とはいえ、これって、もう誤差の世界。これはもう、3本目に走り方を変えて、1.2秒詰めてきたRyoさんの勝ちです。

リザルトは、こちら
http://www.phoenix-c.or.jp/ncml/kfes/re/2008-3.htm


 後で、仲間のジョナサンに撮ってもらった動画を見てみました。
自分は、やはり練習不足が響き、サイドターンでロスしてます。また、島周りの侵入がRyoさんに比べ、少し外から回っているため、ここでもタイムロス。スラロームもぎこちないです。で、Ryoさんとの動画を合わせてみると、それぞれの走り方、マシン特性の違いがわかります。次に出るときには、修正しないとね~。

<embed src="http://www.flipclip.net/static/swf/frames/CompactXXLarge.swf?coreURL=http://www.flipclip.net/static/swf/PlayerCore3/core.swf?1278429900&seqURL=http://www.flipclip.net/api/clips/44f99dd4ffb5e47441cf649a0efd633f/sequence/480x360?t=1278429900&modPath=http://www.flipclip.net/static/swf/PlayerCore3/module/&autoPlay=&resizable=true&hidePopupNavigation=" quality="high" scale="showall" allowFullScreen="true" salign="T" wmode="transparent" menu="false" bgcolor="#ffffff" width="480" height="360" name="PlayerCore" align="middle" allowScriptAccess="never" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />

 といいつつ、次回のジムカーナの予定は、立っていません・・・。今年、出られるかな・・・?

 また、ほかのクラスでもみなさん驚きの走りをしています。特に楽しませていただいたのが、四駆ターボクラスと、ビートクラス、FFNAクラス。それぞれ見応えのあるバトルで、楽しませていただきました。Kカーでもこんな白熱したバトルが見られるんです。皆さんも参加されてみてはいかがですか?
Posted at 2008/08/24 00:06:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | MotorSports | 日記
2008年06月04日 イイね!

十勝 ECOエコ・ワンタンGP③ 決勝

十勝 ECOエコ・ワンタンGP③ 決勝 早速出走です。
くじ引きで決まった自分たちのグリッドは、5番手。
去年優勝した劇団ジェミニが4番手。
招待選手の大井選手が2番手。
これは、雑誌に載るためにも、
一コーナーでホールショットを獲りたいところです(笑)。
なので、ジョナサンは、スタートでするすると他車を抜いて
大井号の後ろに付いてます。
これで、雑誌掲載は、間違いないね(爆)。





 実は今回、ピット内にテレビを持っていきました。というのも、このサーキットの設備では、レースの状況が分かるライブタイミングが放送されていて、ピット内のアンテナジャックにテレビをつなぐと各車の順位、ラップタイム、コース内のカメラ映像が流れます。これ、10年前にKカー耐久に出場するときに確認しながらも実行できず、長年暖めていたこと。今回やっとお披露目できます。
これの強みは、瞬時に情報が分かること。全体の状況を見ながらフレキシブルに作戦を立てていけます。

あと、ピットと車の交信は、トランシーバーなどが良いのですが、自分たちは持っていなかったため、今回は携帯電話を利用しました。当然、ハンズフリーです。これで、必要な情報を随時交換することができます。本来、通話料がかかるけど、自分と嫁さんの持っている携帯はau。家族割で通話無料♪なので、走っているときは、つなぎっぱなし♪なので、コースの状況、全体のペース、ピット作業によるロスなども瞬時に見ることができました。
初参加でここまで楽しんじゃっていいんでしょうか。ドライバー全員は、レーシングスーツを着込んでいるし、マシーンもカラーリングもレース車両。形だけは、ほかにチームに負けていません(爆)

 しばらく走っていると、ビッツ軍団のペースがめちゃくちゃ速いことに気がつきました。この車両たちは、ビッツレースの車両みたいです。ということは、ドライバーのレベルも高いのよね。エコ耐&ウエットにもかかわらず、自分たちの想定タイムよりさらに10秒近く速く走ってます。聞いたところによると、去年はビッツ軍団がレースを始めてしまい、4時間走行後にガス欠でリタイヤしたとのこと。なので、このチームに付いていくのはあきらめます。そのため、当初の予定通り2分20~25秒程のペースで6位をキープ。ビッツ軍団がガス欠になったときには、自分たちが周回数でトップになることを目指して、ほかの車に抜かれないよう、後ろのペースを見ながら走ります。そんな中、インサイトとBMWのペースが速い。インサイトは、一説によるとリッター25キロほど走るみたいだし、BMWは、最悪ガス欠か、走りきっても燃費が悪いだろうと予想し、こちらも先に行かせます。ジョナサンは、コンスタントに2分25秒を刻みます。さすがオーナーですね。こちらの指定したタイムとほとんど変わらないペースで周回してきます。そんなこんなのエコドライブに、途中眠くなりながらも(笑)、無事に第2ドライバーに交代。

 今度は自分の出番です。素早くドライバー交代し、コースイン。昨日のことを思い出しながらエコ走行をしますが、路面がウエットで、思ったより滑るし、グリップしません。それでいて、アクセルを踏まないで走行してみると、どうやっても2分32秒台しか出ません。そんな状態でペースがつかめず走っている中、1分以上あった劇団ジェミニとの差がみるみる縮まっていきます。やばいやばい。残り10秒差となったところで、急きょ走行方法を変え、少しアクセルを踏むことにしましたが、車載の空燃費計がガソリンを消費していることをリアルタイムで知らせてくれます。
これ、最後まで保つんだろうか・・・」という不安を感じながら、劇団ジェミニに抜かれないように走ります。もう、これは、ちょっとしたスプリントレース!うまく周回遅れを間に入れながらペースを変則的にして、相手が離れることを願いますが、そう上手くはいきません。それに、自分の走行時間だけなのか、いろいろな車がスピンしてコース内にストップしています。それも後ろや目の前でのスピン。心臓に良くありません。その数は、自分の走行時間だけで10回を越えていたんじゃないですかね。そんなハードな走行を終え、結局1時間40分のほとんどを劇団ジェミニと5秒差のまま走りきり最終ドライバーのRyoさんにチェンジ。みんなで協力してコースに送り出します。少し遅れて劇団ジェミニが、ピットイン。これで逆転されたかな?と覚悟したのですが、意外と一分以上の差を付けて、自分たちが前を走っていました。これも、チームワークの勝利です。
ここまで来ると、ライバルは劇団ジェミニ。燃費も考えながらこのままの差を維持して走らないといけません。劇団ジェミニの最終ドライバーは、オーナーということで、かなりつめてくるかと思いましたが、思ったよりペースが上がりません。後で聞いたところによると、燃費が厳しかったそうです。でも、それはこちらも同じ。なので、お互いの動向をにらみつつ、同じペースで走る我慢の走行。これも、自分が余計にアクセルを踏んじゃったからですね。ごめんなさい、Ryoさん
 このレースの最終的な作戦は、残り30分の時点で決定する予定でした。今の順位のままゴールし、最後は燃費勝負にかけるってところが自分たちに残された手段です。そんなことを考えつつ他車の動向を見ていると、あることに気づきました。
それは、トップの車が自分たちのどの場所でゴールするかによって、周回数が変わるということ。自分たちの車の前か、それとも後ろにいるかで一周まるまる違います。というのも、このまま走行してチェッカーを受けたとしても、最終的なポイント計算の際には、暫定リザルト上の30秒ほどの差はなくなり、同一周回数としてカウントされる。つまり、このままじゃ劇団ジェミニに勝ったことにはならないと。
 理想は、劇団ジェミニと自分たちのジョナサン号との間でトップの車がチェッカーを切ってくれると僕らのチームがさらに一周多く走れます。それに気づいたのが、残り20分。で、トップとの周回ラップの差を計算すると、・・・「ゲゲ!ヤバイ、食われる!!」。すでに4時間半以上走っているので、今更燃費走行したところでコンマ程度しか違わないだろう。なので、急きょRyoさんにペースアップの指示を出します。そして、ストップウォッチでトップとの差を計りながら随時ドライバーに知らせていきます。
残り5分ほどで劇団ジェミニがトップのインサイトに食われました。これはやばい。このペースだと、30秒差のマージンも一気に詰められ、自分たちもトップに食われる!なので、最終ドライバーに>「何が何でもインサイトに抜かれるな!行っちゃえ~」と、エコ耐とは思えないピットからの指示(笑)。これに戸惑いつつも応じてくれるRyoさん。トップの車が5時間を走りきり、チェッカーを切ったとき、自分たちは、さらに5秒程前を走行。そして、ベストラップ更新(爆)。作戦通り、劇団ジェミニに一周差を付けて8位で走行を終えることができました。

最後には、ライトオンしピット前を通過してもらいました。予想通りの結果にガッツポーズの自分たち。当初の目的は達成!!多分優勝チームと同じくらい喜んでいましたね。耐久レース、楽しいです。はまっちゃいますね。
 ゴール後は、そのまま車検場へ向かって、再車検&車重の確認。当然、カタログ重量を切っていません。そして消費ガソリンも、劇団ジェミニより1キロ少ない!つまり、自分たちの車の方が、燃費が良く、総合順位でも劇団ジェミニより上位であることが決定しました。やったね!
 みんなで喜びを分かち合いつつ、リザルトの発表を待ちます。速報で流れた結果は、1位インサイト。燃費25㎞/L・・・。あり得ない燃費。これは今回のレギュレーションでは、勝ち目がありません。もう、別のクラスです。
しかし、まだ望みはある。そのまま、片付けをしながら表彰式が始まるのを待ちますが、開始のアナウンスも聞けず、いつの間にか表彰式が始まっていました・・・、あれ?場所も、コントロールタワーの事務所。え?狭くて、入れないよ・・・?ほかにもあふれている人たちがいるよ?気づけば、一部の方はリザルトも持っている。あれれ?いつのまに・・・。自分たちがリザルトを手にしたのは、表彰式がほぼ終わった後・・・。なんか、がっかり。で、順位を確認すると、燃費が11.47㎞/Lと全体の14位。ポイント計算では、「周回数×1/10+燃費」という計算式に入れるので、総合13位となりました・・・。これには、かなりがっかり。雨が降ったことで、皆さん燃費が良く、ガス欠になる車もいなかったこと、自分たちの作戦が中途半端だったことが敗因です。
今回のリザルトは、ハイブリッド系や小排気量の燃費の良い車が圧倒的に有利。自分たちの車の勝機は、朝のポイント計算式の発表で、見事になくなってました。これが、エコ耐久の醍醐味とはいえ、結果としてトップの燃費を見てしまうと、はなから勝ち目のないレースでした。予想外の惨敗結果に結構がっかりです。

 帰りには、近くのレストハウスで食事。昼食はおにぎりとミニカップ麺だけだったので、ある意味久々の食事。もう気持ちは、来年の大会に向いてます。
これからも、レギュレーションが当日発表されるのなら、燃費重視の車と走行距離重視の車と二台持ち込んで、2チームエントリーだね、なんて話をしたりしてました。
この日は、一桁の気温で天候はウエットで、9時過ぎから19時近くまで外にいたこともあり、嫁さんは体調を崩してダウン・・・。Ryoさんも風邪気味らしく、元気がありません。なので、とっとと解散しますが、問題は、家までの距離。それぞれ200㎞~250㎞離れた地までたどり着いたときには、もう日付は変わってました。自分たちが家に着いたのは、25時過ぎ・・・。楽しくも辛いレースでした。ある意味、帰路が一番の耐久レースで、一番エコ走行ができました。と、お約束の締めでブログを閉じたいと思います。
参加された皆さん、お疲れ様でした。また、来年会いましょうね~~。

追記:
 スタートからゴールまでのライブタイミングの画像は、こちら
Posted at 2008/06/04 23:44:48 | コメント(8) | トラックバック(1) | MotorSports | 日記
2008年06月04日 イイね!

十勝 ECOエコ・ワンタンGP② 出走前

十勝 ECOエコ・ワンタンGP② 出走前 さて、決勝当日。サーキット横の宿泊という地の利を生かして、のんびりと7時半起床。外は小雨が降り、路面はウエット・・・。雨男の本領発揮です(爆)。天気のことはあきらめて、朝食を取りますが思ったより準備に時間がかかって、サーキットに着いたときには、ブリーフィングまで残り20分という重役出勤。前日用意しておいて良かった~。
とっとと準備を済ませて、ドライバー全員がレーシングスーツに着替えてブリーフィングに参加します。すでに会場には、たくさんの参加者が集まっています。

この写真の左側の女の子は、十勝サーキットのレースクイーン。18歳だそうです。真ん中が、主催者の方。そして右側が、雑誌レブスピードの取材で来られたレーシングドライバー「大井貴之」さん。スーパー耐久では、過去に3回シリーズチャンピオンを獲ってますし、スパ24時間でもクラス優勝もしているプロドライバーです。この方、元雑誌の編集を行っていて、この方が参加していたベストカー、ベストモータリング、レブスピードは、自分の愛読書。ビデオマガジンのベストモータリングは、創刊当初からかれこれ20年近く買い続けています。このビデオ名物のサーキットバトルは、この大井さんの企画です。また、ドライビングレッスンを積極的に行っていたり、過去に何本ものドライビングDVDを出しています。自分も数本持っており、その教えを高校生の時から頭に刻み込んでます。会ったのは今回が初めてですが、自分にとってはドライビングの師匠です。後で気づいたんですが、ブリーフィングの時、自分の真ん前に座っていたんですよ!気づかなかった~。ブリーフィング終了後、一緒に写真を撮ってもらっちゃいました♪>ミーハー


 話は戻って、ブリーフィングの話。ここでは、今回のレースの流れ、マナー等が説明されました。自分たちのチームは、ジョナサンを除いて、サーキット走行の経験が少なく、Ryoさんは十勝サーキットを走ったことがありません。自分もJr.コースの走行経験はありますが、それもジムカーナ選手権で2戦、計4本走っただけで、ちゃんと一周したこともなく、なおかつ本コースの走行は今回が初めてです。いろいろ話を聞いていると、その中で、>「今回のレース結果の算定方法についてお話しします」とアナウンス。聞いていると、事前に規定書に書かれていた「周回数+燃費=POINT」ではなく、「周回数×1/10+燃費=ポイント」となると発表されました。自分たちチームは、こんな形でレギュレーションが変わることを予想してなく驚いたのですが、ほかの参加者が驚かなかった所を見ると、どうやら慣例のルールみたいです。それならそうと規定書に書いてほしいところです。結局このことに関しては、自分たちも規定書を現場に持っていったわけではなく、記載されていたかどうかの自信もなかったため、主催者に確認することはありませんでしたが、このレギュレーション発表は、自分たちには突然の、それも大幅な「変更」にしか聞こえませんでした。このルールで行くと、ぶっちゃけ5時間で100周きっかりをのんびりペースで走るのが一番有利。そして、もともと燃費の良い車が圧倒的に有利になるレギュレーション。これなら、違う車を持ってきたんだけど・・・。
 続いて、スターティンググリッドがくじ引きで決まるとの発表。あ、ウチの監督を連れてくるのを忘れた・・・。なので、監督代理としてジョナサンにくじを引いてもらいます。結果、自分たちは、5番手グリッドを獲得。劇団ジェミニは、4番手。招待選手の大井選手が2番手。よしよし、良いグリッドです。

 いろいろ作戦を練ろうとしますが、時間が迫ってきますので、まずは車両の最終チェック。前日準備をしておいたおかげで、落ち着いて行えました。

車検証記載の車重ではなく、カタログ重量を満たすように、また、走行後にも車重が足りなくならないように、タイヤ&ホイルを4セット積み、ガソリンを満タンにして計測。みごと予想した車重となりました。これで例え、ゴール後にガス欠になっても、「カタログ重量を下回り失格」ということはまのがれますので、安心してレースに挑めます。このことが不安だったので、大会前に主催者に確認しましたので、大丈夫かと。

 車検後、再び作戦を練ろうと思いますが、スタートまで時間もそれほどなく、自分たちの車は燃費走行しても、いいとこリッター13~14キロ走るのが精一杯。コンディションがウエットとはいえ、みんなそこそこのペースで走るだろうと思い、走行目標ラップを20秒落として2分20秒に設定しつつ、去年優勝チームの劇団ジェミニをマークして走ることにしました。出走の順番は、スタートがジョナサン。セカンドドライバーが自分。そして最終ドライバーをRyoさんが努めます。オーナーがスタートで燃費を稼ぎながら走行し、いろいろなデータを持ち帰り、セカンド&サードに流していく。こんな作戦です。

 さてさて、そろそろ出走です。つづくぅ~。
Posted at 2008/06/04 19:44:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | MotorSports | 日記

プロフィール

「結婚式記念日をお気に入りのお店で。
どの料理もおいしくて、幸せになっちゃう。乾杯♪

#トラットリアオッティモ
札幌市手稲区星置」
何シテル?   07/05 21:04
 カプチーノで時々ジムカーナをしている、イエティです。 北海道地区地方選手権ジムカーナシリーズのSA-1クラスをカプチーノで戦ってました。 20...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

フットライト取付 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/31 16:44:41
[スバル インプレッサ スポーツハイブリッド] インプレッサスポーツHV ホーン交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/10 19:23:41
[スバル WRX S4]台湾製 ボルテックスジェネレーター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/09 21:28:29

愛車一覧

スズキ カプチーノ イエチーノ (スズキ カプチーノ)
 始めて購入した車です。平成4年車。 2年落ちで購入し、かれこれ30年ほど乗り続けている ...
スズキ カプチーノ りんだ号 (スズキ カプチーノ)
 嫁さんと一緒に嫁いできた、奥さん号です。 本人は、「かぷちーちゃん」と呼んでますが、仲 ...
スバル WRX STI スバル WRX STI
 我が家にやってきた「WRX STI TypeS」です。 今時珍しい?6速マニュアルで、 ...
スバル インプレッサ スポーツハイブリッド スバル インプレッサ スポーツハイブリッド
 我が家にやってきた新しい相棒「インプレッサスポーツ ハイブリッド」です。  通勤車と ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation