NICHICON V2Hトライブリッドパワコン  

【再レビュー】(2025/05/03)
使っていて気になった点が追加解消されていた。見返せるように以下、記録保存。
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V2H システムを併設しているお客様へ

追加機能に関するお知らせ

このたびは、トライブリッド蓄電システムをお買い上げいただきまして、まことにありがとうございます。 本製品のV2H システムに関わる追加機能、車両電力消費抑制・車両余剰充電上限値についてご案内いたします。

V2H システム取扱説明書内のV2H スタンド設定に関する記述を読み替えていただきますようお願いいたします。

以下のような場合でお困りの方におすすめの追加機能です

車両と接続して翌朝になると車両の蓄電池残量が想定以上に減っている

車両の放電下限設定値を下回ることがある

翌朝、車両へ太陽光発電電力による余剰充電が始まらない

車両への余剰充電でも100%まで充電したくない

V2H スタンド設定の追加機能について

V2H システムに関わる機能に車両電力消費抑制・車両余剰充電上限値を追加しました。

追加 100% 105

Vスタンド本体操作

追加項目

内容および設定値

車両の蓄電池の電力消費を抑える機能です。

「する」:

スタンド

出荷時設定

車両電力 消費抑制 設定值

車両余剰 充電上限值

車両充放電電力が少ない場合に暫定的にV2H スタンドの充放電を停止します。

放電時:優先設定を車両にしても家庭の電力消費状態によっては蓄電池からの放電、 または買電に切り替わります。

余剰充電時:太陽光発電による余剰電力が発生した場合でも、一定時間(おおよそ30秒程 度)は蓄電池への充電、または売電を継続します。その後、余剰電力が多い 場合に車両への充電に切り替わります。

本機能の対象動作

対象

× 対象外 「EVモード」、「車両充電」、「拡張充電」、「エレムーブ充電」、停電時運転

「グリーンモード」、「売電モード」

本機能で「する」を選択すると、停電時に蓄電池ユニットを併設してない場合、車両は自動で放電開 始をしません。車両から放電させるには、操作が必要になります。取扱説明書の「停電時に車両の電 源ソケットを利用した起動方法」を参照してください。

車両の蓄電池の電力消費を抑えるため、家庭の電力消費が少ない場合は買電します。

「しない」:

自動運転モードの充放電時間帯に、少ない車両充放電電力での充放電が可能です。

また、太陽光発電がない時に停電が発生した際、自動で車両からの放電に切り替わります。 ただし、車両とV2H システム間の通信を維持するため車両の蓄電池が電力を消費します。

(V2H システム取扱説明書「通常の使い方」参照)

太陽光発電電力による車両への余剰充電の際に、指定した上限値で充電を停止する設定です。

車両の蓄電池残量が設定値に到達した時に余剰充電を停止します。

車両電力消費抑制を「する」(有効)にした場合にのみ設定ができます。(初期値95%)

車両蓄電池残量が設定値を下回ることがあります。

「車両放電下限値」が「車両余剰充電上限値」を上回る、もしくは同じ値に設定すると、車両は充放電を行わ なくなります。

室内リモコンで設定する「車両余剰充電上限値」と、車両ごとに定められた「充電可能上限値」のうち、低い 方が優先となります。

(例:「車両余剰充電上限値」が90%、「充電可能上限値」が94%の場合、90%まで充電を行います。)

「設定值 20%~80%は10%刻み 81%~100%は1%刻み

車両充電 設定值 上限値

20%~100%の10%刻み (80%、90%の設定を追加しました)

※1: 蓄電池を優先にした場合、太陽光発電電力と蓄電池の放電電力で不足している分は、車両からも放電する場合があります。

また優先設定に関わらず、ご使用環境によっては買電する場合があります。

・他 設定手順については、V2H システム取扱説明書 「V2H システムの詳細設定を選ぶ」を参照してください。

の項目については、V2Hシステム取扱説明書 「V2H システムの詳細設定について」を参照してください。