【これは使える！】簡単キャンバー測定

本日は車高調整に伴い確実かつ正確なキャンバー測定を検証したのでレポートします。iPhoneの角度アプリや安物角度計などいろいろ試しましたがバラツキが大きく数値の信頼性が得られず断念。。今回は高校1年くらいに勉強した逆関数のSIN式を用いた角度計算を実施。準備品は分銅200g、糸、ガムテープ、メジャー、黒ペンです。

とまあ、難しい計算など高卒アラフォーのわたしにはわかりませんので、下の関連ＵＲＬを開きSIN式に入力すると、一瞬で角度を計算してくれます^_^。底辺a値はホイール直径470㎜を入力し、b値はホイールと水平に下ろした糸の距離をホイール上端➖下端の数値を入力して計算ボタンを押してください。

注意点はトー調整と同じく水平面での測定が重要です。キャンバー値の前提はあくまで『対地キャンバー』です。もちろん、タイヤ接地場所はズラしたり2.3回測定してから数値が信頼できることを確認する必要はありますね。実際、左右差が1°あれば目視でもわかります。まあ唯一の難点は風が強い日は分銅が落ち着きにくいことです。分銅は1000円かけても200g以上のものをオススメします。^_^

1枚目の写真のように糸とフェンダーの間にスポンジでクリアランスをとってますが、ホイールに分銅が干渉しなければ何でもいいので間にかませればOK! 上端、下端の数値は変わりますが、差を測るのが目的ですから大丈夫です。これでサーキットでも測れますね！86のリヤキャンバーは調整出来ないからまあ、仕方ないですね。私の86は前後33㎜ダウンで左リヤが1°50分、右リヤが2°30分でした。基準値の左右差ギリですね。1°00分以上の左右差があれば、リヤサスメン自体をズラす事で修正する方法はあります。リジカラ 入っているかたはサスメンの動き代が無いから無理かも？ロワアーム取り付け穴をリーマーで長穴にする。。など手段はありますが現時点では支障ないため妥協しました。

慣れれば五分で測定は出来ますのでオススメします！
ちなみにiPhoneアプリの角度計を470㎜の鉄定規を介しホイール面で測定しましたが、キャンバーが4°と表示してしまいました。目視でも2°から3°くらいに感じたのでiPhone自体と直定規の面精度の問題？どうもiPhoneアプリは信用できず活用しませんでしたが、上手く使ってるかたは是非教えて下さい。^_^