
写真の部品は純正アームレストとセンターコンソールを繋ぐための金属の棒です。
これは(↓)に付いています。
そして純正アームレストの方はこの金属の棒を通す穴が左右で異なった形をしています。
※(↓)写真の手前は真ん丸ではなく円を長方形で切ったような形です。反対側はφ6mmの丸です。
金属の棒の軸の部分は手の力では回すことができないぐらい固いですけどこの部品がアームレストの異形の穴に固定されることでテコの原理でアームレストが回転(取り付けた状態では開閉)するようになっています。そして取り付けた状態でも固いのでアームレストをちょっとだけ開けていても閉まることなくその角度を保っていられるんです。
もしも金属の棒が只のφ6mmの棒でアームレストの穴も只のφ6mmの穴だったら・・・
開閉はできますけど中途半端な高さでの状態維持はできないんです。
走行中にアームレストを半開きにして中の物を取り出すシチュエーションがあるかどうかは不明ですけど・・・それを可能にしているのはこの異形なんです。
最初見たときは“何でこんな異形なんだろう?”って思っていた『円を長方形で切ったような形』にもそんな理由がありました。
そんな些細なことですけど車造りのエンジニアさんの発想に感心しました(^^)
ここまでは何か“いい話”っぽいですけど・・・
こんなことをわざわざ調べたりしたわけではありません。
例のアームレストを固定するための工作中に身をもって体験させて頂いただけ・・・です(^▽^;)
今回の作業ですけど・・・
基本的には木材加工で“形を模造する♪”
形を模造できれば素材が違っても特に問題無いと考えていました。
ここで前回のブログの続きの木材加工作業をちょっと紹介します。
(写真の解説は特にしませんので・・・)
木材で多少の寸法は誤差の範囲だとしても異形を再現してちょっと満足してたんですが・・・
ここではじめて『何でこんな形なのか?』を理解できました(^▽^;)
理解した上で・・・
『回すことができるのかやってみようじゃないの~!』
非常に安易な考えで・・・
次の瞬間・・・
『バキ!』
・・・
『見事に折れました』Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
まぁどう考えても合板の強度で肉厚も無い部材では無理だったですね・・・
最初から金属加工材料を使用していたらこんなことにはならなかったでしょうけど“この異形の意味と役割”も気づかなかったかも・・・です。
遠回りしながら・・・リスタートです( ̄▽ ̄;)!!ガーン
結局“木材では無理だったのか!”って結論は出したくないので・・・
素材は木材に拘ります。
・・・
現在はというと・・・
“形”の意味と役割を考え・・・
この金属の棒は使用するけれど・・・
『中途半端な角度を維持する役割』を捨てて異形箇所の接続部分の形を変えて製作進行中ですv( ̄ー ̄)v
固定部分については仮組立して実際に取り付けて稼動確認もしてみました。
結果、特に問題なくいけそうですO(≧▽≦)O ワーイ♪
全体としての“形”に目処がついたのでいよいよ綺麗に仕上げることに専念できそうです☆ヽ(▽⌒*)♪
完全な仕上がりまではまだ時間がかかります・・・
もう少しの間、冬の夜遊びを楽しめそうです(^▽^)/
Posted at 2015/01/26 20:28:12 | |
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