
今回のツーリングの中でカート対決が1番面白かった♪
※5日前の事でアラ6の私の記憶が前後したり都合の良い方に記憶が書き換わったりしている可能性が十分ありますので、参加者の皆さんは突っ込みを入れないようにお願いしますね。
カートは初体験なのでカート場のスタッフが説明してくれるのを真剣に聞いた。
今回対決で使用するのは普通のカートではなく、それよりも速いスポーツカートというカート。4ストロークの200cc。ペダルはアクセルとブレーキの2つで、ブレーキを踏んでいるとアクセルは踏めない構造になっており、無理やりアクセルを踏むと曲がってしまうそうだ。ブレーキは後輪しか付いておらず、ブレーキを掛けながらステアリングを切るとスピンする。なるほど。面白そうだ。基本に忠実なドライビングを心がければ良いだけだ。
この日のために購入したカート用のドライビンググローブをはめ、汗くさいレンタルヘルメットを被り、BMWのドライビングシューズを履いていざ出発。
アクセルもブレーキも感覚が分からないので、慎重にゆっくりと走り始める。最初に感じたのはステアリングのダイレクトさだ。これは乗用車では味わうことが出来ない。サスペンションがある車では味わうことは不可能だ。ポルシェがスポーツカーと言ってもここまでのダイレクト感は無い。面白い。200ccのエンジンだが、加速も良い。踏み込めばリニアに加速する。ブレーキもしっかりと効く。
これは面白いぞ。取り敢えず1周目はコースを確認しながらゆっくりと周回してみる。2周目は、さっきよりはアクセルを踏んでブレーキも掛けてみる。カーブでブレーキを掛けながらステアリングを切ると、スタッフが説明してくれた通りにスピンした。なるほど。こんなにも簡単にスピンするのか。ドライビングの基本に忠実な操作が求められるんだな。
コース上にはスピンする人、スポンジを飛ばす人、スポンジに突き刺さる人、最初から怖いもの知らずで飛ばす人、慎重にコーナーコーナーでブレーキを掛ける人、皆十人十色で面白い。
3周目はコースも分かったので踏めるところはアクセルベタ踏み。ブレーキもフルブレーキング。しかし、コーナー手前で減速は済ませておく。ステアリングを切るとクイッと曲がる。その際のGも半端じゃない。転倒するのではないかと思うほどの強烈な横G。面白い。
こんな感じで5分間周回して練習走行は終了。終わるころには大分慣れた。結構右腕が疲れる。二の腕辺りが疲れた。これは次の予選で本気になると決勝は疲れて体力が持たなくなるかもしれない。注意しなくちゃ。
休憩時間。
皆でワイワイガヤガヤ。
予選走行開始。
予選は自分で納得できる走行が出来たらそこで切り上げるつもりでコースイン。最初の1周目は軽く流し、2週目からは全力で走る。
全力で走ると見えてくることがある。路面の荒れている所があちこちにあり、特に最終コーナー手前のS時の部分は路面は荒れているし、継ぎ目もあり、砂も浮いていてる。どのラインを走れば一番トラクションが抜けずにパワーを無駄なく路面に伝えられるかを試行錯誤してみる。
最終コーナーからの直線で後ろからぶち抜かれた。あの体格の小ささはharaちゃんだ。彼女、怖いもの知らずなのか速い。追いかけてみようと思ったが、もう手が届かないほど先に行ってしまった。
自分では納得できる走りが出来たので時間は余っていたがそこでコースアウトして皆さんよりも一足先に休憩に入る。
そのうち時間になり、皆が事務所に戻ってくる。
スタッフが予選走行の結果をプリントして見せてくれた。

私は14号車でタイムは31.134秒。順位は3番目。思ったよりも良かった。
2番目は高速道路で頭のネジが3本も飛んでいたちょび旦那さんでタイムは30.760秒。私との差は0.374秒。この位の差ならば僅差だな。
そして1位の25号車は誰と聞いたところ、
haraちゃんが私ですと返事。タイムは29.844秒。一人だけ30秒を切っている。何じゃこりゃ。私とのタイム差はなんと1.29秒!!
そしてそのharaちゃんから衝撃の言葉が発せられる。
「私、去年はカートに嵌まっていて走っていました。」
一同、え~~~~~~~!!
タイムを縮めるためにはコースの攻略法を聞かなくちゃと思い、スタッフに走り方を聞いてみた。コース図はこれ。
左側の赤の矢印からスタートし、第1コーナーへ入るところは、必ず減速してください。この前の連休中はここに突っ込む人が何人も出て、大変でした。カートも2台も壊された。だから、ここは必ず減速してくださいと念押しされてしまった。次のクランクもブレーキを掛けて、ここのコーナーもブレーキをかけて下さい。ブレーキングポイントは3カ所です。
なるほど。そうか。これでブレーキングポイントは分かった。
予選走行でコーナーでの横Gが凄くて転倒するのではと思ったので、カート経験者のharaちゃんに転倒するのか訊いてみたら、転倒はしなくてスピンすると教えてもらった。転倒しないならばもっと思い切ってコーナーのスピードを上げても 大丈夫だな。
決勝はharaちゃんの後ろにくっついてドライビングテクニックを盗んでやる。そして抜いてやるぞと虎視眈々と狙っていた。
決勝戦
タイム順に並ぶと最初から勝負が決まってしまう気がして、タイムの逆順に並ぶことをharaちゃんに言ったらそれが良いということでにゃきおちゃんに提言してくれたが、にゃきおちゃんには作戦があったようで却下。従って、私は3番手に並べた。
日の丸が振られて決勝レースがスタート。目的はharaちゃんに付いていくこと。(別にやましい気持ちがあってついていくのではない。)スタート直後はちゃんとついて行けたが、スタッフから第1コーナーは減速してくださいと念押しされたので十分に減速したら、そこでharaちゃんとちょび旦那さんはそれ程減速せずに抜けてしまい差がついてしまった。
それでもharaちゃんを目で追いかけながら追いつこうとしたが差が中々縮まらない。2周目に入ったときは先行する二人に追いつけそうな距離だったが、3周目では無理という位に差が開いてしまった。
そのうち1コーナー入口で後ろから来たカートにぶつけられスピン。そこをにゃきおちゃんが気持ち良さそうに抜いていく。
もう、先頭の二人を追う事は無理なので自分の走りを楽しむ事にした。走っているうちに気付いたが、私はS字の処理が上手い。S字の前のコーナーは軽くドリフトしながら抜けて、S字はちょっと減速してシュシュッと抜ける。ここから直線までの間に2台抜いた。にゃきおちゃんの事も抜き返してやった。気持ち良い。
そうだ。少しペースを落としてharaちゃんを待つことにしよう。そして、彼女の後ろにつきドライビングテクニックを盗むことにしよう。すると後ろからharaちゃんが来て抜く。やっぱり1コーナーはあまり減速せずにコース幅一杯使ってコーナーリングしている。逆に私は減速するので小回りが利いているがタイム的にはロス。次のブレーキングポイントはあまり変わらない。次のカーブからS字はやっぱり私の方が速い。やばい、haraちゃんにぶつかると思ってブレーキを掛けたらまたしてもスピン。これでharaちゃんとは走れなくなってしまった。
そのうちチェッカーフラッグが振られてレース終了。
結果が発表された。
1位 haraちゃん。 ベストタイムは29.200秒。予選よりも0.644秒短縮。流石です♪脱帽です。
2位 office.k-sさん。ベストタイムは30.525秒
3位 にゃきおちゃん ベストタイムは30.453秒
4位 私 ベストタイムは30.262秒 予選よりも0.681秒短縮。4位だけどベストタイムは2位と3位の二人よりも早い。
5位 ちょび旦那さん ベストタイムは29.532秒 予選よりも1.228秒短縮。5位だけどベストタイムは2位。流石、頭のネジが3本も飛んでいるのは伊達じゃない。
6位 y1800seさん 彼はゆっくり走るのが好きな人なのでタイムは気にしないでしょう。
7位 なおさん。 各コーナーできちんとブレーキを掛けて走行していました。安全運転です。しかし、奥多摩周遊道はドリフトしながら走っているというのが怖い。彼がカートに目覚めたときはharaちゃんも危ないかも。
この後、にゃきおちゃんが表彰式を開いてくれた。

私は4位なのだが、にゃきおちゃんが繰り上げで3位にしてくれたので、表彰台に立つ事が出来てとても嬉しい。一度やってみたかったメダルをかむ事をやっちゃった。
4位以下の皆さんにもにゃきおちゃんから賞品が渡されて、皆さんとても嬉しそう♪
その後は、写真撮影会。
最初に撮影したのは、赤、黄、青のボクスターを信号機の順に並べての撮影。

ボクスターの信号機って超レアだよね。
オープンカーだけの写真。E85まで入って最高♪皆左手を愛車に添えて、自分の車感を出しています。
全員の車の写真
前だけではなくて後ろからも。格好良い♪
皆さん、思い思いに記念撮影をしていた。これで今回のにゃきおちゃんプロデュースのツーリングはお開き。
私とy1800seさんは近くの売店でお土産を物色し購入。彼とは帰る方向が反対なのでそこでお別れ。
私は帰りに秩父のかんぽの湯に入るつもりだったが、カートでエネルギーを使い果たしたので、寄り道せずに真っ直ぐ帰宅。
後日談だが、haraちゃんのカートの話をZ団の和ちゃんに話したところ、「haraさんは去年のZ団のカート大会でもブッチギリで優勝した。」と言われた。どうりで速いはずだ。
頂いた賞品は流星号の中で活躍の場を待っている。
この後、栃木県内のカート場をネットで調べたら、近所にある事がわかったので後で行ってみるつもり。
今回のツーリングは久し振りに楽しめた♪それもこれもにゃきおちゃんがブロデュースしてくれたから。そして、レオ君もサポートしてくれたから。お二人には感謝です。ありがとう。
今回縁あって知り合ったみん友の皆さん、これから宜しくお願いします。