昨年、La Festa Mille Miglia 2015を観戦して生で観るクラシックカーの魅力にやられて、今年もラリーを観戦しに行ってきた。
今年は夫婦で気合を入れて朝3時半起床。私は子供の運動会ですらこんなに早くは起きた例がない。妻は子供の運動会はもっと早起きだったみたいだけど。あのオオルリツーリングの時は気持ちが高ぶって眠れなかったけどあれは別格。
日中は暖かいのだが最近は朝晩は冷え込むので幌を閉めたまま高速をひたすら走り、軽井沢町の浅間プリンスホテルには6時10分に到着。既にホテルの駐車場にはクラシックカーが並んでおり、一部ではアイドリングやレーシングをしていて既にレース開始前の緊張した雰囲気が漂っていた。
そんな中、お腹を空かせた私たちは途中のコンビニで買ったおにぎりとサンドイッチを頬張りながら全く緊張感なく遠くから眺めた。
腹ごしらえをした妻は早速クラシックカーの近くに寄って写真撮影。私はビデオを撮影するロケハン。スタート地点が見える左カーブの場所が中々良さそうなのでそこにビデオカメラを設置した。
私のお気に入りはこのゼッケン37番 1947年型フィアット STANGUELLINI 1100 SPORT
昨年見て気に入った。
7時丁度にゼッケン1番の1927年型ブガッティ T35Cがスタート。
20秒の間隔を開けてゼッケン2番の1926年型ブガッティ T35B。20秒間隔でクラシックカーが駆けぬけていく。
ゼッケン70番の堺正章選手
92番の近藤真彦選手の時はおばさんが歓声をあげていた。
最後はゲスト出場のカウンタックLP?00。格好良い!
昨年はCP(チェックポイント)で待っていたので先頭から最後迄は1時間以上待っていたけど、今回は35分で全部の車を観ることが出来た。スタート地点で待っていて大正解だった。
今回はレースの観戦もだが、レースと同じコースを駆けぬけて楽しむつもりで来た。直ぐに走り出すとクラシックカーに追いついて邪魔になってしまうと思い、暫しホテルで休憩してからコースを駆けぬけ開始。ラリーのコースを自分の白鷺号で駆けぬけているのがとても嬉しくて、自分もラリーに参戦している気分になった。コースを制限速度程度で駆けぬけて行くと、最初のCPに到着。CPで渋滞していて道路にクラシックカーが沢山止まっている。うちらはその脇を駆けぬけ。
すると、沿道に立っている人たちが白鷺号に手を振ってくれているではないか。おじちゃん、おばちゃん、子供達。え~っ?うちらはラリーカーではないんですが。あっ、写真を撮っている。妻が屋根が無くて二人で乗っているからクラシックカーだと思っているんだよと言っている。なるほど。しかし、手を振ってくれている人たちに対して罪悪感が出てきて困ってしまった。しかし、間違いでも手を振ってくれているのだから、うちらも手を振り返してあげるのが礼儀かなと思い、控えめに手を振った。
中にはもう身体全体で手を振ってくれるおばちゃんもいてとても恐縮でした。逆に、大人の男性はクラシックカーではないことは分かるようで、手は振らない人が多かった。そういう意味では、手を振り返して良かったんだなと改めて思った次第。
そんな訳で図らずもクラシックカーの列の中に紛れてしまった白鷺号。ところで、クラシックカーと言うとスピードが出ない気がするのだが、それは全くの誤解。ラリーをしているので皆さん速い。制限速度って何キロ?と言う様なスピードが出ている。とろとろ走って皆さんに迷惑をかけてはいけないので、白鷺号も飛ばしてしまった。あ~、こんなスピードで駆けぬけていると、本当にラリーじゃん。俺ラリーをしているのかな。楽しい♪
妻がまだ写真を撮り足りないというのでコースをショートカットして先回りし、空き地を見つけてそこでクラシックカーが通るのを待ち伏せ。すると、スタート時点では手を振らないドライバーが多かったのだが、ここでは殆どのドライバーが手を振り返してくれる。ここで丁度タイミングよく妻の大好きなマッチが手を振ってくれた。妻は大喜び。
中にはドライバーが両手を振ってくれて慌ててステアリングを握り直すハプニングも。
こんな所を駆けぬけ。
この後は、高速道路を走行するクラシックカーを撮影。でも、こちらは難しかった。走行車線を制限速度で駆けぬけていても追い抜いていくのは一般車。でも、2台だけ追い抜いてくれた。
この後は、ラリーコースから分かれて一般道をのんびりと駆けぬけて帰ってきた。
今年は出場した全部のクラシックカーを見られたし、また、沿道のファンの人たちから誤解とはいえ手を振って応援してもらって、観戦と参戦と両方を楽しむことが出来てとても満足な1日だった。
来年もまた観戦と参戦しちゃおうっと!!
Posted at 2016/10/18 22:50:16 | |
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