ボクスターあるある、幌のプッシュロッドエンドを交換(左右) その2

今度は右側
左側と同様に見事に破損していた。

プッシュロッドエンドはこの赤線で囲ってある部品に付いている。

写真ではメインボープッシュバーと正式名称を書いているが、通称はプッシュロッド。こんな場所にあるので、リヤウインドウを持ち上げられる状態にしておくと良いと思う。

T40のトルクスでプッシュロッドを固定しているボルトを外す。

※補足
987.1型は排水用の穴に部品を落とさないように注意が必要。987.2型は金網が付いているので大丈夫。

破損したプッシュロッドエンドを外す前に現在のプッシュロッドエンドの端の位置にテープを巻いて分かるようにしておく。
A5M2bさんによるとこの位置が重要だそうだ。写真はプッシュロッドエンドを外してしまってから気付いて撮影したので、古いプッシュロッドエンドが付いていない。
プッシュロッドエンドはネジなので簡単に外れる。

外したプッシュロッドを元に戻す。

戻した後にプッシュロッドの動きが渋かったのでラバープロテクタントでゴムの洗浄と保護をした。

破損したプッシュロッドエンドを外す。

畳んである幌を持ち上げ、位置を調整しながら、新しいプッシュロッドエンドを何か長い棒の様な物を使用してテコこの原理で押し込む。

※補足
棒でボディを傷つけない様に養生を忘れずに。

今度は左側。
右側と同様に、外したプッシュロッドを元に戻す。

戻した後にプッシュロッドの動きが渋かったのでラバープロテクタントでゴムの洗浄と保護をした。

破損したプッシュロッドエンドを外す。

幌自体は右側のプッシュロッドで固定されているので、幌の位置を微調整しながら、新しいプッシュロッドエンドを何か長い棒の様な物を使用しててこの原理で押し込む。

※補足
棒でボディを傷つけない様に養生を忘れずに。

片方のプッシュロッドエンドが破損していると幌を閉めたときに完全に閉まらず、この様に隙間が出来てしまう。この時点で気付いて修理をすればもっと簡単に修理が出来る。

それにしても、片側だけでもちゃんと開閉が出来るのだからポルシェの品質は素晴らしい。