
本日、愛機であるアドレスV100号にひとつの区切りができました。
距離計ドラムが1周し、「00000.0」に戻りました。
10万km達成です。
4輪や大型バイクにとっては大した距離ではないと思いますが、たかだか2サイクル100cc単気筒スクーターにとってはよく走ってくれたと思います。
雨の日も雪の日も通勤で走らせ、近所のチョイ乗りはもちろん、夫婦で2ケツしてのお出掛け、買い物、200km程度のプチツーまで、事故なく転倒なく、安定して走ることができました。
もちろん、定期的なメンテや部品交換はキッチリ実施してきました。
タイヤは6回ほど、前ブレーキパッド3回、駆動ベルト4回、プーリー3回、ピストン1回、クランクシャフト1回、クランクベアリング2回、燃料・オイルホース類1回、スロットルケーブル1回、メーターケーブル1回、リアブレーキケーブル1回、リアボックス1回、マフラー1回、キーシリンダー1回、前後車軸ベアリング1回・・・そして2007年に実施した全部品分解手入れ。
覚えているだけでも、これだけ作業しました。
シリンダー、後ブレーキシュー、クラッチライニングを1回も換えてないとは、スズキの耐久性は恐るべし。
故障もそれなりにありました。
逃げ道のないバイパス道路、しかも橋の上りで駆動力ロス!!ベルト切れで自走不能。
雨の通勤途中、雨水を吸気してストール。どこから浸水したのかは不明でしたが。
エンジン始動不良の頻発。点火プラグキャップの抵抗不良及びイグニッションコイルの劣化による点火不良でした。
息子を乗せて買い物に出発直後、突然のストール。クランクシャフトシール抜けでした。故障探求と修理に一番手間取りました。このとき、2ストエンジンにおける1次圧縮の重要性を学びました。
それぞれに対し、頭を悩ませながら模索を繰り返し、原因を特定して修理できたときの喜びはおおきなものでした。
このバイクから機械いじりの楽しさを教えられ、私にとって大きな糧になっています。
V100号は現在も性能を維持しており、燃費も35km/L前後、フレーム剛性も健在で加速もよく、キビキビと走ってくれます。(ピストンスラップ音が多少出ているかな ^^;)
メーターもう1周・・・とはいかないでしょうが、もうしばらく走ってもらいます!!


Posted at 2014/11/11 18:19:31 | |
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