
既に一週間が経過していますが、12月15日から17日まで約一年ぶりに京都へ行ってきました。
実際には14日の夜に東京を出発して、15日早朝に京都入り。時間も経っているので備忘的にアップします。
今回は嵐山で行われている花灯路というライトアップを見るのが目的。
紅葉が終わった後でも観光客を呼び寄せるためのイベントと言ってしまえばそれまでですが…
そしてもうひとつの目的が来年から大規模改修工事が始まってしまう清水寺を早朝にお詣りすること。

ということで到着早々、清水寺へ

日中は観光客や修学旅行生で埋め尽くされる門前の清水坂もご覧の通り、だーれもいません。
車もこの時間だと清水坂を登ってこられるんですね。
撮影をした後、一度アバルトを駐車場へ入れに行き、再度清水坂を登っても…

だーれもいません。

産寧坂も誰もいない…

境内に入っても誰もいない…

既に改修工事の準備が始まっており、そこかしこに工事の囲いがされていました。清水の舞台も改修工事中は囲いに覆われてしまうそうで、その方法を検討中だとか…
お詣りをして、7時半過ぎに清水坂へ戻ってくると、ようやく修学旅行生の団体が到着し、坂を登って来る処。やはり開門の6時から7時半ころまでがベストですね。

清水を後にして、祇園の花見小路へ。ここも日中だと人通りが多く、とても撮影なんてしていられないので…

この日は定休日だった、大丸が2017年7月末までの期間限定でオープンしているエルメス祇園店。

花見小路の後は京都と言えばの甘味処、鍵善へ。

以前にも書いたことがありますが、幼少時から京都にはいろいろと縁があり、鍵善の甘味は個人的に京都といえば思い浮かべる味のひとつ。夏場のみに売られる甘露竹という竹の中に水羊羹を入れたものや通年で販売されている「おひもさん」というサツマイモを使った焼菓子等、もうほんとサイコ―です。ほんと美味しい。
ホテルにチェックインできるまで時間もあるので、ろくに見た覚えがない平安神宮をお参り。

お昼は平安神宮そばの岡北で天とじ丼

カレーうどん
お昼を食べてるうちに、夜通し走ってきた疲れと睡魔が襲ってきて、ヘロヘロになりながら、予約していた
リーガロイヤルにチェックイン。リニューアルしたばかりということもあって、京都駅に近いし、駐車場は屋内で無料だし、初めてお世話になりましたが、良いホテルでした。
夕飯は木屋町の
おせんへ伺うのがここ数年のお決まり。

ここやげんぼりが運営していて、東京にも支店があるのですが(東京では行ったことないけど)、とにかくお店の戸を開けた瞬間から香る、3種の鰹節から取るという出汁の香りにヤミツキで、ここを訪れて戸を開けて、出汁の香りを嗅ぐと「あー京都に来たな」って思います。それを感じたくて、ここ数年、京都に来た時の初日の夕飯はこちらにお邪魔することにしています。

清水行くなら早朝と教えてくれたのもここの端料理長。

食後は先斗町をうろうろ。ちょうど歌舞練場で五代目中村雀右衛門の襲名披露が行われていて、その興行が終わった処だったので、すごい人出でした。

翌日はゆっくり起きて、ツレのリクエストで昨日定休日だった祇園のエルメスへ。

ここは基本的にスカーフとアクセサリーしか置いていないんですね。

でもとてもステキ。

お昼は数年ぶりに丸太町の竹邑庵太郎敦盛を往訪。ここの蕎麦の特徴は茹でるのではなく、蒸して供するところ。相変わらずの美味しさ。
この日の予定は夕方から嵐山の花灯路へ行くだけなので、錦市場へ。

錦は地元の人に言わせれば、「観光客向け」なんでしょうが、観光客たる自分達からしてみると、京都の美味しいモノがズラーっと並んでいるお店を見て回るだけでもかなり楽しいw
嵐山の花灯路は前述のとおり、紅葉シーズンが終わった後でも観光客を呼ぶために企画されたイベントで、今回初めて観光。

渡月橋もご覧の通り。

竹林も…

ひと、ヒト、人…
竹林も
誰もいない早朝に限りますねー

常寂光寺

二尊院
花灯路、ライトアップはキレイだけど、紅葉の時期のライトアップのような感動はないかなw

この日の夕飯は京都市役所そばの押小路悠貴。ここは「京料理 藤本」のセカンド店で、藤本がコースのみなのに対して、こちらはアラカルト。

花灯路を見た後、夜の9時に予約を入れてあったので、僕らが入店すると、カウンターにいた2組は帰ってしまい、店内は僕らと隣の関西弁?京都弁?のおばさん3人のみ。

こっちのおばさんが3人そろったおしゃべりなんて初めて聞いたけど、もうすごいねw

聞き耳立てていた訳じゃないけど、話の内容からそのうちの著名な作家さんと判明。
品のなさにほんと笑ったわ。

〆はすっぽんラーメン。美味しかったです。
最終日はチェックアウト後に、毎回、これまた帰る日の恒例となっている京都駅のJR伊勢丹へ寄って、帰路で食すお弁当やお土産を購入。
そして祖母の永代供養をお願いしている妙心寺さんへ。
お線香を上げた後、門前の精進料理の料亭、
阿じろでランチ。

少し前に発売されたミシュランガイドでまた一つ星取ったんですよね。

相変わらずの美味しさ。
帰りは土曜日ということもあってか、東京までまったく渋滞知らず。快適にとばして帰ってこられました。

はつ田の焼肉弁当。焼肉の下に敷いてあるキャベツにタレが染みているので冷えてていても美味しいんですよね。

ツレは前回買って気に入っている、京大和というお店のお弁当。
いつも書きますが、帰り道にSAの不味いご飯を食べるより美味しいお弁当買って食べる方がよっぽど楽しいw
京都はどの季節に行ってもほんと楽しい。
旅行中に乗ったタクシーの運転手さんが住んでる私らから見たら何が楽しいかわからんと言っていましたが、まーそうなんでしょうねw