偉そうなタイトルをつけてすみませんm(__)m
センチュリーに乗って、長所も短所もわかるようになってきた今日この頃です。
工業製品、特に車はその車種特有の故障しやすいウイークポイントが必ずあるように思います。
完全自己流の主観ですが、まとめてみました。
これから、中古車でセンチュリーを検討している方の参考になれば幸いですm(__)m
■ウィークポイント1:ヘッドカバーガスケットオイル漏れ(滲み)
特に、エンジオイル注入口の根元部分付近から漏れている個体を非常に多く見かけます。
概ね8万キロ以上の個体は、今まで見た車はかなりの確率で滲んでいました。
(私のも購入時に滲みがありました)
中には、エンジンルーム洗浄を行い、漏れ痕を故意に消している場合もあるので注意です。
恐らく、V12の熱量と、長時間のアイドリング待機が多いというこの車の特有の使用環境にあるように思います。
ディーラーで修理すると10万円弱の高額修理になるので要注意です。
■ウィークポイント2:室内スイッチ類の夜間照明イルミ切れ
10万キロ以上の過走行車が多い、この車特有な環境のためか、とにかくスイッチ類のイルミ切れfが多いです。
私は、購入時にスイッチ類の球切れはすべて交換してもらいました。
(ディーラーにまとも修理に出すと、球は数百円ですが工賃が大変な金額になります…)
要注意なのが、フロントマルチとエアコン、オーディオパネルのイルミです。
これは、簡単には交換できないので、電装屋さん送りで、こちらも、まともに行うと高額修理となります(^^;
■ウイークポイント3:ヒータバルブからの冷却水漏れ
バルクヘッドとエンジンの間に、ヒーター用冷却しバルブがあるのですが、ここから冷却水が漏れているのもチラホラ見かけます。
漏れている場合、スーパーLLCのピンク色の粉を吹いているので、気が付きやすい部分かと思います。
■過走行による要チェックポイント1:シートのヤレ
センチュリーのウールファブリックシートは驚くほどの耐久性があります。
普通の車の布シートだと、10万キロを超えると、擦れや皺、座面のへたりが顕著に現れますが、この車は、10万キロを超えたぐらいでは、多少白っぽくなるだけで、ほとんどへたりがありません。
品質が高いのはもちろんだと思いますが、頻繁な乗降が少ない使用用途と、スーツで乗ることが多い(笑)という、この車特有の使用環境のよるのも理由に思います。
■過走行による要チェックポイント2:エアコンガス量の減り
エアコンガスは正常な状態でも少しづつ漏れます。
コンデンサーの前にガスの状態を見れるサイトグラスがあるのですが、MAXクールにして泡が出ていたら、冷媒量不足です。これも、10万キロ辺りの個体は、ほぼすべて泡が見えるほど減っています。
意外に、センチュリーのエアコンガス漏れトラブルはあまり耳にしません。
■過走行による要チェックポイント3:(中期~モデルの電動式)クーリングファンモーターのへたり
この車、V12の熱量と、アイドリング待機の多用される環境から、普通の車よりクーリングファンモーターがへたりやすいです。
※前期型は油圧駆動式クーリングファンなので、こちらは油圧モーターのオイル漏れに注意です。
■過走行による要チェックポイント4:パワステポンプオイル漏れ・異音
これは、油圧式パワステのお決まりポイントですね。
センチュリーの場合、パワステポンプの直下にオルタネーターがあるので、オイルが滴るとオルタも壊れますので早期修理が吉です。
■????な仕様のセンチュリー
これも多いのですが、???な仕様のセンチュリーを見かけます。
①ドアミラー仕様なのにフェンダーマーカーがない!
ドアミラーフェンダーマーカーとセットでメーカーオプションです。
中古車市場ではドアミラーの方が人気があるようで、フェンダーミラー → ドアミラーに交換している場合が多々あります。
②本当に神威?
センチュリー、神威が人気色なので、実はオールペン車でした・・・という場合があるので、コーションプレートの色番号の確認をお勧めします。
③距離計改ざん・メーター交換歴未申告
センチュリーは、用途上、過走行となる個体が大半ですので、年式の割にODOメーターが極端に少ないのは要注意です。
時々、10万キロに届いていないのに、シートは擦れて皺だらけ、おまけにステアリングがテカテカな非常に怪しい個体を時々見かけます。(記録簿なしが多いですね)
距離計改ざんやメーター交換歴未申告の可能性大なので、手を出さないほうが良いと思います。
いろいろ書きましたが、総じて致命的な故障は少ない車だと思います。
しかし、壊れた場合、吃驚するぐらいの高額部品であったり、複雑な構造故、工賃が嵩むなど、過走行車をベストコンディションで乗るのには、それなりに手間がかかりますね。
しかし、それ以上に最初で最後のV12エンジンなど満足感がありますので、新型センチュリーがデビュー間近となった今、相場も下がり、個体も増えているので、とても買いだと思います(^^)
長々と失礼しましたm(__)m
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2017/06/27 21:04:06