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昭和の親父のブログ一覧

2015年10月19日 イイね!

細やかな気配り

だいぶ肌寒い陽気となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
センチュリーならではの、細やかな気配りを感じた装備を紹介しようと思います。


サンバイザーですが、ピラーとの隙間から光が入らないように“耳”がついてます。


バックミラーと天井の隙間を埋めるように“ミニサンバイザー”がついています。
これは13系クラウンにもついていましたね。
この隙間から光が入る場面は無く、一度も使用していません。
コストを抑える概念がなかった時代の、良き名残ともいえる装備だと思います。



グロッブボックス。開くと1枚目の画像の位置で止まります。上部に持ち上げてロックを解除すると2枚目の画像の位置まで開きます。
“秘書の方の膝に当たらないように(解説書より)”との配慮だとか…
秘書はおりませんので、宝の持ち腐れと化しています(笑)
普段は見えないグローブボックス内までも本木目パネルという拘りです。(20系セルシオもそうでしたね)


運転席以外のドアトリムには本革巻きのグリップが付きます。
これも肘掛けに腕を乗せるとちょうど良い位置にあります。
“秘書の方が(後席との会話で)振り向いた際に、体を支えるように(解説書)”とのことです。
ちなみに、秘書席のシートバックは振り向き姿勢を取りやすいように、左右のサイドサポートの深さが違います(右が浅い)。
ショーファーカーならではの設計というか、ここまで徹底するのか…という感じですね。


靴べら置き。これは以前にも紹介しましたが、個性的な装備ですね。傘立てとしてもよさそうです。


非常用給油口オープナーです。トランク内にあります。
電気式オープナー故障時にこれを引っ張ると手動で給油口が開きます。
腹が減っては戦ができぬ、ガソリンなくては運行できぬ、ですね。ここまでするかという感じです。


左右バンク独立制御。フェールセーフ。
システム異常時は、独立制御で片側6気筒で走行できるように、理論上はなっています。
特記事項は燃料ポンプも2つあり、エンジン始動毎に交互運用をしています。
燃料ポンプが1つ壊れても交換せずに大丈夫そうです(笑)

こう見ると、念には念をという設計概念を感じることができますね。
奥が深い車です。。。
Posted at 2015/10/20 00:19:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2015年09月29日 イイね!

次期型センチュリーについて思うこと

次期型センチュリーについて思うこと次期センチュリー、報道発表で2年後の2017年にデビューすることで決定しています。

現行型のGZG50型センチュリーは平成9年にデビューしていますので、今年で18年目(!)なんですね。
平成9年といえば、ダイアナ元イギリス皇太子妃の不慮の死、山一證券が経営破綻した年でした。そう考えると、大分昔ですよね…

ちなみに、VG系は30年の長寿モデルでした。
モデルライフが驚異的に長いのはセンチュリーの伝統です。

さて、具体的なモデルチェンジの内容が非常に気になりますよね。
以前にも記事にしましたが、V型12気筒エンジンが廃止されるのは非常に残念であります。
これは報道発表されたことのようなので、ほぼ確定のようです。
V12の代わりにLS600hに搭載されている、V8ガソリンエンジン+電気モーターが搭載され、ハイブリッドモデル一本のようです。

ダウンサイジング化、ハイブリッド化、さらにはディーゼルエンジンが時代の流れですので、致し方ないのでしょうか…
V12の虜になってしまった身としては、V12を残してほしい、これが切なる思いです。


以下は個人的な次期センチュリー(G60系)の勝手な予想です(笑)


■次期G60型センチュリーの予想■

○パワートレーン:5L V型8気筒直噴ガソリンエンジン(2UR-FSE)+電気モーター

○ミッション:モーター一体CVT(コラムシフト仕様は廃止)

○ボディーサイズ:全長5,270mm(±0)、全幅1,890mm(±0)、全高1,550mm(+75mm)
 前後オーバーハングを短縮し、ホイールベースを拡大。
 現代の日本人の体格向上を考慮し、全高をアップ
 また、後席の乗降性の向上を図るため、“後席ドアを観音開き仕様”とする

○フェンダーミラーは廃止。ドアミラー(ドアパネル付)仕様のみ。

○亜鉛メッキスチールバンパー&サイドモールを廃止

○ボディーカラーにホワイトパール“富士”を新規設定。

○内装色に“ブラック”を新規設定。

○ウールファブリックを廃止し、ジャガード織物に。

○塗装工程や本木目パネル、内装素材の過剰品質を見直し、コストダウン

○運転席メモリーシート、プリクラッシュセーフティー、アダプティブハイビーム、ナイトビュー、オートワイパー等の先進装備を標準化。

○リヤ&サイドカーテンのオプションを廃止し、電動式リヤ&サイドサンシェードを標準装備。


V12以外にも、最近のトヨタの動向を考えると、内外装のコストダウン(クオリティーダウン)がされそうなのが懸案ですね。
それと、足回りもLSの延長線上のような、固いものとなってしまう、そんな予感もします。

装備など進化するべきところは進化させ、ソフトライドな乗り心地や、センチュリー独自の過剰ともいえる内装の品質はぜひ継承してほしいところです。

新車では到底買えませんが(笑)、考えるとワクワクしますね。
Posted at 2015/09/29 21:43:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2015年09月14日 イイね!

求ム!ソフトライドな乗り心地の車

求ム!ソフトライドな乗り心地の車タイトルの通りですが、フワフワとした乗り心地の車、現在では壊滅状態かと思います。

今は、軽自動車~コンパクトカー~ミニバン~SUV~セダンまで、何かと“スポーティー”が持て囃されていますよね。
扁平率の高いタイヤに、減衰力の高いダンパー&スプリング…そして遊びのないクイックなステアリング。
“飛ばす”には安定性もよく感じられます。
アウトバーンを見据えて設計された、ベンツやBMWなどの欧州車に倣え、そのようなメーカーの意図を感じます。

そのような風潮で、ふわふわした車は時代遅れなような風潮にいささか残念な気がしています。
段差はふわっといなし、ハンドルはダル、安定感がないと言われればそうかもしれません。
しかし、乗り心地は良いか悪いかは別として、乗っていてリラックスできるんですよね…
速く走ることなんかより、ゆったり構えてのんびり走る。
そんなのがいい塩梅な車です。
こういう車、少数派でも残してもいいと思います。
センチュリーを購入したのもこれが一番の理由です。

冒頭の画像は私が憧れていた、80年代のリンカーン・コンチネンタルMark VIです。
フルサイズのボディーに、6,000cc越えのV8・OHV。
ドロドロと豪快な音を奏でて、足はフニャフニャでまさに船のような車です。
大らかでルーズな古き良きアメリカ車、そんな印象でした。
当時のアメリカ映画を見るとよく登場します。
止まるときにフワンフワンと現代車にはない、挙動がするのがいいです(マニアックですね・笑)
センチュリーも強めにブレーキを踏んで止まった際のこの挙動が好きだったりします。

少々時代遅れな、昭和の親父の戯言でした(笑)
Posted at 2015/09/14 19:59:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2015年09月06日 イイね!

クラウンについて

お台場にあるトヨタのショールーム“MEGAWEB”において開催されている「クラウン60周年記念展」を見学行ってきました。

センチュリーに乗り換えるまでは、長らくクラウンに乗っていました。
好きな車ですし、日本を代表する高級セダンとして、わが道をゆく車ではないでしょうか。


こちらのフォトギャラリー① 、に写真をアップしました。

私が好きなモデルをピックアップしたいと思います。


7代目クラウン MS12#系
有名な「いつかはクラウン」のキャッチコピーは12系で使用されました。
角ばったデザインに張り出したバンパーが押し出しが強く、クラウンらしくていいですね。


8代目クラウン MS13#系
個人的に歴代で一番好きなモデルです。
フレームボデーのソフトでかつ重厚な乗り味、威厳のあるデザイン。




内装の質感も、バブルに設計されただけあって、今考えると良い素材を使っていました。
トヨタ自動車がおそらく資料用として保管しているのでしょうか、新車のような素晴らしい保存状態です。


9代目 S14#系クラウン(マジェスタ)
最後のフレーム構造のクラウンです。(画像のマジェスタはクラウン史上初のモノコックボデー)
この時代のトヨタ車にみられる、メッキやモール、角をとった、ハイデッキスタイルのデザインは今見ても古さを感じません。しかし、クラウンらしくないとの声が多く、不評なモデルでした。私も同感でした。
ロイヤル系はマイナーチェンジでリア周りを13系風の角ばったスタイルに直す“大改修”が行われました。


10代目 S15#系クラウン
これも私が好きなモデルです。
角ばったデザインに回帰して、クラウンらしくなりました。
このモデルからフレーム構造をやめ、モノコックとなったことが非常にショックだったことを覚えています。
しかし、乗り心地はクラウン。最後のハードトップです。




11代目 S17#系クラウン
私の中では、このモデルが“最後のクラウン”です。
また、最後の直6エンジン搭載でした。
フワフワした優しい乗り心地に、角ばったボディー。

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クラウン、静かで乗り心地よく、そして乗りやすい、いい車です。
名前もいいですね。60年の歴史もあり、モデルチェンジした際に“~代”と武将のように表現されるのはこの車ぐらいではないでしょうか(笑)

代々モデルが新しくなっても、「スイングルーバー」「トランクオープナーキャンセルスイッチ」「定位置のトランクオープナー」「レバー解除式のサイドブレーキ」等々、変わらない所があるのが、乗り継ぐ度にホッとする部分でした。

18系から昔のクラウンの良さが消えてしまった部分があるのがやや残念ですが、
これからも独自の道を堂々と歩んでほしいですね。

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Posted at 2015/09/06 23:39:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2015年08月30日 イイね!

絶滅危惧種?フェンダーマーカーについて

フロントフェンダー前端に装着される“フェンダーマーカー”。
最近装備される車がめっきり少なくなりました。


<17系クラウン>

トヨタのセダンでは、かつてお決まりの装備でありました。
年代で考えると、2000年以降に開発された車には装備されず、軒並み廃止となっています。

現行モデルで装備されるのは、クラウンセダンとセンチュリー(ドアミラー仕様)のみです。
カローラでは90系、マークⅡ兄弟では100系、クラウンでは17系までですね。

このマーカー、運転すると視界に入り、車幅間隔の把握に便利であり、運転していて安心感のあるものでした。
とくに夜間は淡くグリーンに光り、高級感がありました。
廃止されたのは、スラントノーズで装備しても運転席から見えなくて意味がないことと、デザイン上の理由なのでしょうか?
シンプルながら実用性のある装備でした。

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さて、このフェンダーマーカー、GZG50型センチュリーではドアミラー仕様とセットオプションになっています。(標準のフェンダーミラー仕様だと、マーカーレスです。)



フェンダーミラー車にも装備してほしかったな~と思いました。

ちなみにVG40系は装備されていました。



GZGになり、フェンダーミラー+マーカーの組み合わせを廃止したのは、どんな思惑なのでしょうか?
マーカーがついていたほうがデザイン上も似合いそうな気がします。
同時期に開発された17系クラウンには装備されています。

コスト削減とも思えないですし、デザイン上の理由なのかわかりませんが謎です…

Posted at 2015/08/30 18:57:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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幼少のころから車が好きで現在に至ります。 車も人間と同じく“十人十色”、それぞれ良いところがあり、個性があります。 嫌いと思っている車はありません。 ...
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