新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年よりも若干短い年末年始休暇。
あっという間に終わりました(^^)
さて、久しぶりにSクラスに乗る機会がありましたので、ご紹介します。

W221型のS550です。
スラントノーズですが、グリルが大きく、威風堂々としています。フードマスコットが好みです。

流れるようなサイドビュー。全長はほぼセンチュリーと一緒ですがオーバーハングが短いため、小ぶりな印象を受けます。

熱反射ガラスの青みがかった色がきれいです。

一見オプティトロンメーターに見えますが、速度計は液晶表示です。非常に大きく、視認性が良好です。
可変スピードリミッターをセットすると、上限速度より上の数値の外周が消えるという、面白いギミックです。

ナビ画面は非常に見やすいです。
コマンドコントローラーは慣れるまで難解です(笑)
トヨタのEMV(タッチパネル)のほうが操作性もよく、階層表示もわかりやすいと思います(^^)
下から2番目のスイッチを押すと画面の角度を左右に変えられます。

エアコン関係のスイッチ。アナログ時計がいい味を出しています。
吹き出し口の風量調整ダイヤルにも透過照明がついているのがGOODです。

難解のコマンドコントローラーです(笑)ラジオのチャンネルを変えたり、目的地を検索&セットとなると、面倒です・・・
ヘッドレストのスイッチを押すと、後席のヘッドレストが電動で倒れますが、起こすのは手動です(笑)
こういうザックリとした設計が、ドイツ車らしいところでしょうか。
“S→C→M”のスイッチは走行モードのスイッチ。
S=スポーツモード(1速発進、乗り心地ハード)、
C=コンフォートモード(2速発進、乗り心地ソフト)、
M=マニュアルモード(パドルシフト)
2速発進はベンツらしい部分ですね。そろ~と穏やかに発進加速できるのが好みでした。
センチュリーも馬力があるので、セカンド発進モードがあるといいかもしれません。

パワーシートはドアトリムのスイッチで操作します。これが外車らしい部分ですね。
シートヒーターはトヨタ車に比べてかなり強力で、強にすると低温やけどするのでは?と感じるほど熱くなります。弱でも熱いくらい効きます。

ライトスイッチはインパネ側につきます。これも外車らしいです。
“P三”にすると、尾灯のみが点灯します。(=駐車灯)
昔はありましたが、日本車には装備されなくなりましたね。
ノブを1段引くとフォグランプが点灯、さらにもう一段引くとリアフォグランプが点灯します。
ちなみに、スモールランプのポジションだとノブが引けず、フォグランプを点けられません。
海外では、フォグランプ=ヘッドライト点灯時のみ使用する(悪天候の時だけ)というルールのようです。

パワーウインドウスイッチ。この辺りは同じですね。

スイッチ類の透過照明はオレンジで、グリーンのトヨタ車とは違った雰囲気ですね。

アンビエントライトと言われる間接照明がきれいです。
デビュー当時は目新しい装備だったと思います。
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センチュリーとはまた違った世界で、Sクラスも素晴らしい車ですね。
ドイツ車と聞くと、乗り心地が固いと思っていましたが、意外にも乗り心地が良いのです。
ふわっとした挙動がないので安定しているのですが、橋や高速のジョイントやマンホールの段差を乗り越す際は、不快なショックがないのです・・・
固くもやわらかくもないのに乗り心地が良いという、不思議な車です。
エンジンはS550(W221)の場合は、V8NAの5,500ccエンジンです。
センチュリーよりは音が聞こえますし、アイドリング振動も若干あります。
高回転まで回してもエンジン音はほとんど聞こえず、以前に乗ったLS460より静かだったのは
これまた意外でした。
V12に慣れてしまうというのは、いろいろな意味で怖いですね(^^ゞ
てっきり静粛性と乗り心地が良いのはLSだと思っていましたが、Sクラスの方が良いのは、個人的に吃驚でした(あくまで個人の主観です)。
LS460とS550をどちらか?と言われたらSクラスかもしれません。
でも、センチュリーのふわっとした乗り心地&無振動・低騒音のエンジンは本当に独自の世界なんだと、改めて実感したのも事実です。
いつかはRRファントムに乗ってみたいです(笑)
Posted at 2016/01/04 21:56:42 | |
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