
今日は岐阜県知事選挙で、天気も良いので投票所まで家内と歩いて行く事にしました。
往復4kmほどなので、散歩には丁度良い距離。
投票を済まし家に入るとすぐにドアホンの音。
玄関を出るとAmazonの箱を持った配達の方。
いつものクロネコの方だ。
お礼を伝え、荷物をもらい家の中に入った。
ソファーに座ると、またすぐドアホン。
「あれ?また荷物かな」
そう家内に言って玄関ドアを開けると、ロードバイクを乗った見慣れない男性の方がお見えでした。
「今近くでお母さんが車と接触事故をされました。たまたま通りかかったので救急車を呼んだところです。お母さんから息子さんがすぐ近くなので伝えて欲しいと言われました」
と。
この時点で、的確にこの家を説明出来ている事を考えると意識はあるんだなと理解。
骨折とかしてないと良いんだけど、と思いながら事故現場に徒歩で向かう。
家を出てすぐ救急車に追い越され、音が止まったのがかなり先だったので、戻って家内と軽で音が止まった方角へ向かった。
路地を曲がると人だかりと救急車で、すぐにそこが現場だと分かった。
現場に着くとおかんがヘルメットを被ったまま担架で横になっていた。
いつも見る顔色とは違い、血の気が引いた顔色だった。
僕の顔を見るなり、「自転車どうもないか?」を気にしていたが、自転車に目をやるとハンドルが少し曲がっていた。
「大丈夫や。おまんはどうなん?」と言うと胸と腰が痛いと。
胸をハンドルで打ったらしいが、普通に話が出来ているので、肺は大丈夫そう。
救急車に乗せられ、家内に付き添いしてもらい、ご近所の方々にもご迷惑お掛けしましたとお詫びし、現場で警察の到着を待つ。
ここで事故の相手と少し話が出来た。
相手は同じ町内の方で、かなり動揺されていた。
恐らく大した用事で出掛けたのではないのだろう、パジャマのような上下のスウェットだ。
どうやら出会い頭で、お互い交差点をおかんは北から南、相手は西から東に進行、おかんが相手車両の左フロントフェンダーに横から突っ込んだ感じで、そのまま転倒した感じだ。その際にハンドルでボディブローを食い、転倒して腰を強打したのであろうイメージが出来た。
現場検証を程なく済ませて、自転車を自宅まで運んで、徒歩で現場に戻り、そのまま病院に向かう。
途中家内から、CTとかの検査が終わったと報告があり、骨に異常はなかったと。
取り敢えず一安心。
脳もヘルメットをしていたお陰で外傷も無いと。
診察を済ませ、医者からも痛み止めと湿布を出してもらい、様子見で病院を後に。
事故のお相手と警察に怪我の具合を報告。
少し気持ちが落ち着いた。
珍しくショボけたおかんに、「飯食えるか?」と聞いてみたら、「鰻なら食べれる」と甘えてきたので、急遽病院に駆けつけた妹と4人で行きつけのお店に。
ここだけの話、昨日の晩御飯は家内も僕も鰻。
家内も僕もそれは言わず。
鰻をうまそうに頬張るおかんの顔色は、いつも見ているおかんでありました。
家に帰ってから家内からおかんが救急車で搬送中、救急隊の方に「デコボコ道で背中が痛いからゆっくりお願いします」と言っていたそうです😂
Posted at 2025/01/26 17:49:11 | |
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