
中国ブランドの電気自動車、ビルド ユア ドリームス。
近所にディーラーが出来たので初訪問。
とっても良かったぁ♪
カミサンの車としたらケチのつけようがない出来。
おいらの車としたら四駆がないので、候補に入らない。
ただ、ネットに出ているU8は気になってしょうがない、メーカーのポテンシャルを感じる試乗になりました。

試乗の予約をして来店しました。
初めにATTO3の説明ビデオを数十分試聴して、スマホでアンケートに答えてからの試乗。

特徴のある内装だけど、嫌いじゃない。いい塩梅でアクティブさを表現していると思います。
センターディスプレイは、タテ・ヨコ自在。タテでも視界の邪魔にならない位置とサイズ。ナビデータはゼンリン製で安心。
ウィンカーレバーは、右になっていました。乗り換え時の違和感を最小限に抑えるメーカーの意気込みを感じますね。
デジタルインナーミラーでした。カメラが至る所に装着されていますね。
オールラウンドモニターは、車体の直下も見えます。ランクルについている「マルチテレインモニター」です。駐車場の白線を跨いで確認したが、違和感のなく使える完成度。スゴイっ!!

規定の試乗コースを遠回りさせてもらって、長い登り坂も体験。
2.5リッタークラスというが、それ以上の体感トルクとパワー。
トランスミッションがないので、息継ぎせずに滑らかな加速に、ちょいと異次元を感じた。
長い下り坂では、回生ブレーキの2段階を切り替えて、へぇ~。
シートの出来も良く、密閉度がいいボディの遮音性を感じた。

一ケ月1,000km走行して、充電費用は5,000円ほどらしい。
税金も抑えられているし、購入時に補助金も出る。
そしてなにより対抗馬よりも断然元値が安い。
VW ID.4やVOLVO、ソルテラやbZ4Xより200万も安い。
アリアを含めてもっと高額なモデルに金額差ほどの先進性を感じない。
BYD基準で他メーカーを眺めると、他メーカーはコストを現実的な形にできていない。単にコストを積み上げただけで、BYDの土俵に入れていない。
出自が電池メーカーで、古いタイプの電池を実用的な形に落とし込めたBYDの強みが出ていますね。
軽のデリカミニは300万を超える。
ATTO3は、デリカミニにプラス50万円ほど。EV普及には現実的な値付けだと思う。

荷室は440リッター。
後部座席も広いのに、ボディサイズからは納得の容量。

全部盛りの仕様で、オプションはボディカラーとリアのドラレコぐらい。
サンルーフも付いている。
アウディやボルボなども扱っている山梨の地元では信頼のある羽中田自動車のディーラーなので、アフターサービスも安心感がある。気取ったネット販売よりもとっつきやすいのは確かです。
モノもサービスも、スキがないですね。
マンションで自宅に充電設備がないけれど、470kmの航続距離があれば充電を月に1・2回なら行ける。
eKクロスEVの180kmだと自宅に充電設備が必須。

235/50R18でアルファードと同じで、こなれたサイズ。冬タイヤの在庫には困らないと思う。
VW ID.4は、前後でタイヤサイズが異なる仕様。スペシャリティカーじゃないんだから気取って変な仕様で実用度を落としている。冬タイヤのローテーションが視野に入っていない。
BYDは、欠点になりそうなマイナス要素をことごとく排除している。インチダウン用の冬ホイールがディーラーで準備できれば、さらにいい。

最新記事では、テスラを抜いてEV1位ということに納得。
2023年上期(1〜6月)の世界新車販売台数で、BMWやメルセデスを抜いて10位のメーカーに成長しているようです。
BYDは中国ブランドですが、ブラジルでの生産も始めるようです。
テスラもボルボも中国で作っているし、中国ブランドへの偏見が実情に合わなくなってきました。
こなれた仕様で突飛なところがなく、実用的で現実的な品質。
欲しくなりました。
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Posted at
2023/08/27 14:10:01