こんにちは^ ^
今年3月の末に急性虫垂炎で入院してから、およそ3ヵ月。
前回は抗生剤で散らした形で社会復帰出来ましたが、今後再発する可能性もあるので、今度は手術で良好になった段階の虫垂を切除する為に入院する事になりました。
ここから時系列で…
6月19日(金)
22日の手術の為に前乗りの形で入院。
手術日まで3日間病室で過ごす事に。
暇を持て余す3日間の始まり。
6月20日(土)
この日は主治医と面談。
単孔式腹腔鏡下手術にて行うとの事。
※お腹(おヘソ)に空けた一つの孔で、手術を行うので術後のキズがほとんど目立たない上、早く社会復帰出来るようです。
この手術によるメリット、リスク等を聞かされます。
入院する前、術前検査のエコー検査で「胆嚢ポリープ」が見つかり、これは人間ドックでも5年ほど前から経過観察で引っかかってましたが今回の手術でついでに切除可能との事。
担当医師からはどちらを選んでもらっていいと言われました。
胆嚢は無くても人体には影響はあまりないそうですが…
※肝臓から分泌される胆汁を濃縮し一時的に溜める袋なので、無くても肝臓で胆汁は作られる為、次第に体は慣れてしまうようです。
手術前までにどちらにするか決めて欲しいとの事。
一緒にいた妻も僕に任せるしかないようでした。
6月21日(日)
一晩悩んだ結果、胆嚢も切除する決心をする。
朝の回診で主治医に伝える。
こうなれば腹を括るしかない。
明日の手術が無事に終わるように祈る気持ちで1日を過ごす。
6月22日(月)
ついに手術日。
8時半頃、妻が付き添いで来る。
9時
手術室へ。
何らかの音楽がかかっていた。
ベッドに寝て麻酔の処置をされ記憶が無くなる。
起きたら手術が終わっていた。
まだ手術室だった。
看護師、先生の姿が見える。
どうやら無事に終わったと言っていた。
やたら体が寒くて震えていたのを覚えている。
妻がもう13時だよと言っていた。
そんなにかかったのかと驚いた。
この日は別の病室に一晩過ごす。
両足にマッサージ機と口には酸素マスク?を取り付けられていた。
起き上がる事も水を飲むのも制限される。
夜8時頃、おシッコが出ないと尿道に管を入れられると言われる。
全く尿意が無いのでどうしようもなかった。
仕方ないので処置をされる。
尋常じゃない痛さに悶絶…
なんとか出す事が出来たが、また出ないとせざるしかない言われる。
寝返りも辛く、喉が乾いても口に含んだ水をうがいさせてくれるだけ…
それから朝まで必死にトレーニングを開始する。
夜中になんとか自力で出す事が出来てホッとする。
まだまだ気が抜けない。
点滴は1000mlのがついている。
1回出ただけでは安心は出来ないので、以降も必死で出すのに専念していた。
制限だらけで本当に辛かった。
スマホの時計を何度も何度も見て進まない時間に絶望し、ひたすら夜明けを待った夜。
絶対に忘れられない…
6月23日(火)
10時過ぎにようやく離床。
起き上がるととてつもない痛みが両肩を襲う。
切ったはずのお腹よりも痛くて、それでも病室には歩いていけと言われた。
トイレも歩いて行かなければならない。
この日のお昼ご飯は普通に白米100 gとおかずの内容。
※画像はこの日のメニューではありません。写真を撮る余裕すらありませんでした。
半分食べれなければ点滴は外せないという。
点滴したままというか、手術後にこの量を食べるなんて無理。
なんとか半分は食べたので18時で点滴は外してもらった。
腸の動きが弱い為、満腹感というかお腹が張ってしまって、夕飯はほとんど食べれなかった。
6月24日(水)
朝食もほとんど食べれなかった。
回診の時に先生からまた点滴つけますよと言われ、食べれるように必死で歩く。
歩かないと腸が動かないのでとにかく歩いてと看護師に言われた。
「歩けば必ず結果が出ますよ」
の言葉が忘れられない…
病室の窓の外に鳥が!
病院に巣を作っている鳥が励ましに来てくれたようで、少し元気が出る。
両肩の痛みが酷かったけど、1時間おきに20〜30分くらい歩く。
屋上は暑いけど人がいないから歩きやすい。
そのせいか昼食、夕飯はなんとか8割ぐらい食べれた。
6月25日(木)
朝食後、なんとかお通じが出た。
これさえ出れば退院のフラグが達成だ。
回診の時に先生に金曜日に退院出来るか聞いてみた。
翌日の血液検査の結果次第と言われる。
この日もひたすら歩いてお腹を空かせた。
18時頃、先生に翌日の退院のOKをもらう。
土日を再びここで過ごすのは回避したかったので安堵する。
この日は3食全て完食。
6月26日(金)
朝食前に採血。
回診前に先生が来てお腹に貼ってあるシートを剥がして傷口を確認。
経過は良好との事。
ここで退院が確定して安堵する。
退院の手続きをする為、妻に自分を引き取りに来てもらう。
とりあえず家に着いてすぐにロドに乗り込みエンジンかけました。
やれやれとホッとした瞬間でしたね( ´∀`)
その後、小1時間ほど市内を走り回りました。
咳が出そうになるとお腹が痛くて涙がでます。
運転中はヤバイです。
しばらく通勤以外は運転は極力控えようと思いました。
以上
ざっくりとした流れです。
今回は健常な状態で準備してから手術しましたからマシな方なのかもしれません。
まぁ…
手術はもういいです。
2度とやりたくないですね。
最後に主治医の先生、手術して下さった若い先生、看護師の皆さんには感謝です。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
早くサウナ行きた〜い(爆)
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2020/06/27 16:24:50