
以前オイルクーラーからのオイル漏れを治しました。その延長として、オイルパンのパッキン交換をしました。
B型エンジン車では定番のオイル漏れ(というか滲み?)箇所のようです。

交換する部品です。
オイルパンを外すので、オイルストレーナーも交換します。
B型エンジン車はオイルパンを外す場合、エキマニを外す必要があるのでエンジン側ガスケットも注文しました。
あとはエキマニ用にスレッドコンパウンド、オイルパン用に液体ガスケットも用意しました。

画像ではすでにオイルパンが外れていますが、手順としては、ラジエーター電動ファン(正面から右側)、エキマニ、フライホイールカバーを外すとアクセスできるのでボルトナットを外してオイルパンを外します。
エンジンオイルは前日の晩から抜いて放置しておいたので、オイルの雨には晒されませんでした。

外したオイルパンです。
古いパッキンを外しますが、年数が経っていると、パン側にへばりついてしまい、千切れたりする場合があるそうです。残った場合はスクレーパー等で綺麗に取る必要があります。

幸い当方車両は多少のへばり付きはあるものの、全て綺麗に取れました。
この古いパッキンを残さず除去しないと、パッキンを新しくしてもそこから漏れてきます。

新しいパッキンを乗せます。オイルパンの凸部にパッキンの凹を合わせますが、パッキンのヨレや伸びがありなかなかピッタリは合いません。
ですので写真のようにタイラップで仮止めをしました。しないでピッタリ合わせたまま取り付けるのはなかなか難しいと思われます。

オイルパンを戻す前にストレーナー、ガスケットを交換します。
締め付けトルクは11N.mです。

拾い画像ですが、指定の場所に液ガスケットを塗ります。

あとはオイルパンを元に戻します。
整備書では締め付け順の指定があるためそれに従って締め付けます。
指定トルクは12N.mですが、いきなり12N.mで締めるのではなく、7→10→12と締めるつもりでしたが、10N.mくらいで締めると、どうやってもパッキンがオイルパンの外に出てきてしまうため、指定より少し弱めの11N.mで締め付けました。
一応画像のように液ガスケットを塗っておきました。見た目は悪いですが漏れるよりはマシだと思います。
あとはオイルを戻しますが、すぐには戻さずガスケットが硬化するまで待ってから戻します。
オイルを戻したら外した部品を戻して暖気をさせ、軽く走ってきてオイル漏れがないかをチェックして作業終了です。

外した部品です。意外にもパッキンはそこまで悪くなっていませんでした。ストレーナーは割とゴミが付着していたので交換して良かったです。
実を言うとこの暑さで作業するのが面倒で、オイルクーラー、オイルパンパッキン交換を当初ディーラーに頼もうと思い見積もりを出してもらっていました。
見積もりでは約45000円だったのでこれで作業工賃が浮いたので良かったですw
Posted at 2025/08/23 13:55:22 | |
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