タケ@HAPPI_MANのブログ一覧

DAY3の走行がすべて終わって、リザルト確定したようです。

首位ローブ様と30.2秒差で迎えた最終日、ミッコは最初のSSからダッシュを決め、SS13、SS14と２連続ベストタイムをたたき出し、18.2秒差にまで詰め寄りました。どうやら、ローブ様のマシンはトラブルをかかえている気配。残り2ステージで逆転なるか？

しかし、快進撃のミッコにSS15で破綻が…クレストをジャンプした際の衝撃でボンネットが開き、前が見えなくなってしまったのです！ ミッコはステージの途中でマシンを止め、ボンネット除去のため1分のロス。気がつけばローブ様ははるか先、すぐ後ろには0.9秒差でソルドという大ピンチに！

結局、ミッコは最終SS16をベストタイムで駆け抜けてソルド君を退け、総合2位のポジションを確保しました。優勝はもちろんローブ様。同時に今シーズンのドライバーズ・チャンピオンも獲得しました。

＜最終リザルト＞
優勝：ローブ様 2位：ミッコ 3位：ソルド君

ミッコとローブ様、どちらも死力を尽くして闘いぬきました。

ミッコ、想像も出来ないような大きなプレッシャー下での走行、お疲れさま！
ローブ様、GB優勝＆6連続ドライバーズチャンピオン獲得おめでとう！

これで今シーズンのWRCも幕を閉じました。偉大なチャンピオンにあとちょっとのところまで迫ったミッコ、来シーズンこそは、栄光を勝ち取ってくれると信じています。


WRCに関わるすべてのスタッフの皆さんへ--１年間お疲れさま＆ありがとう！

前日よりも雨が激しく、厳しいコンディションになった2日目。

この日のオープニングステージSS7を制したのはミッコ。セカンドベストのローブ様に2.4秒差のベストタイムでフィニッシュして、その差わずか3秒足らずと詰め寄ります。

しかし、続くSS8、SS9とローブ様がミッコを10秒以上も引き離すスーパーベストを連続奪取。お昼のサービスに戻ってきた時点で2位ミッコとの差を25秒に拡げました。ミッコは、ミスやトラブルにあったわけでもないのに、いきなりタイム差が拡がったことに戸惑ってしまいます。

これは他車のタイムを見てみると、ミッコが遅かったのではなくて、ステージのコンディションがシトロエン勢のマシンセッティングとマッチしていたと考えるべきでしょう。サービスでの入念なマシンチェックでもミッコ車にトラブルが見つからなかったことが、それを物語っているかと思います。

そして午前中のリピートとなる午後のステージでも、SS10でミッコがベストタイムを出して詰め寄ったかと思えば、続く２ステージで再びローブ様がリードを広げるという、まったく同じ展開で、DAY2の走行終了時点で彼我の差は30.2秒にまで拡大してしまいました。

ソルド君とペターの3位争いはSS7でペター車のワイパーにトラブルが出て出遅れ、その差を縮められないまま、ペターはソルド君と24秒差の4位でDAY2の走行を終えました。

残すは最終日の4SS、80km足らずですが、サービスが設定されていないので、ワンミス、ワントラブルで順位がひっくり返ることも考えられます。最後の最後まで目が離せない展開になりそうです。ミッコもローブ様もベストの走りを見せてほしいと思います！

ラリーモノを探しに東京モーターショー2009へ行ってきました！

これまでに較べると参加企業も開催スペースも半分以下と寂しい状況ですが、いったいいくつ見つかりますやら？ (^_^;)






まずはタイヤメーカーのPIRELLIブースで発見！

昨シーズンのWRCでダブルタイトルに輝いたシトロエンTOTALチームのセバスチャン・ローブ車の写真です。ブースの外壁にディスプレイされていました。


PIRELLIブースでは、WRCで使用される競技用タイヤが展示されていました。グラベル用の205/65-15モデル(写真右／コンパウンドの硬さは不明)とターマック用の235/40ZR18XL 95Wモデル（写真左）です。

説明ラベルにアライモータースのロゴマークが入っていたので、PWRCに参戦中の新井選手が協力しているようですね。


その新井選手のパーソナルスポンサーである、工具メーカーKTCさんのブースで発見。

メモラビアの展示コーナーに新井選手のサイン入りKTCキャップがマシンの写真やミニカーと一緒に飾られていました。


SCEのPS3用ゲーム「GRAN TURISMO」の特設ブースで発見。

「GRAN TURISMO 5」のコンセプトムービーにWRC参戦マシンが登場します。もちろん、ゲームではWRカーを操ることもできます。（ちょうど画面中央のモニタにSUZUKI SX4WRCの映像が写ってますね）

体験プレイの待機列はずーっと混雑したままでした。


ラリー競技用のヘルメット「GP-J2」をラインナップするヘルメットメーカー「Arai」のブース。メインは2輪用ヘルメットの展示でしたね。(^_^;)


たはーーっ!? こんだけ？？？
ある程度は覚悟していましたが、ラリー参戦車が一台もエントリーされていないのが悲しい。

まあ、2008年をもってSUBARU、SUZUKIの２社がWRC撤退を発表したわけですから、しようがないとは思います。それにしたって2年前の開催時とまったく様相が変わっているのはさびしい限りですね。


あんまりさびしいので、ラリー「周辺」モノも写真で紹介してゆく予定です。(T△T)


>>東京モーターショー2009！ ラリー「周辺」モノ(マシン編)はこちら
>>東京モーターショー2009！ ラリー「周辺」モノ(ミニカー編その１)はこちら
>>東京モーターショー2009！ ラリー「周辺」モノ(ミニカー編その2)はこちら

主要ドライバーのDAY1走行が終わりました。

オープニングからミッコとローブ様の二人が他のドライバーたちを置いてけぼりにしてガチンコバトルしていて目が離せません！ 午前のループはローブ様が3連続ベストでラリーリーダーの座に着きましたが、午後はミッコも巻き返して２つのベストを奪い、総合5.3秒差でDAY1の走行終了となりました。


そして、SS1でいきなりマシンを壊したバラバラ君はほっぽっておいて、熱い3位争いを繰り広げているのがペターとソルド君。互いにくるくるとポジションを入れ替えながらの僅差バトル！ DAY1の走行終了時点で3位ペターと4位ソルド君の差は1.1秒。優勝争いからは40秒以上も差をつけられてしまいましたが、こちらも目が離せない状態です。

明日のDAY2は、今ラリー最長のSSを含む6つのステージで争われます。午後のループが大きな節目になりそうなので、こちらも頑張って追いかけていきたいと思います。

ひさびさの紹介になりますが、大判のラリーグラフ誌「rally GRAFFITI」の最新号です。本日、ポストに届いていました。
（編集部の皆さん、いつもありがとうございます！）

表紙はフィンランドで優勝したミッコのインタビューの様子。取材マイクに「Dave」の文字があるから、インタビュアーは、きっとニール・コールだ！(笑)

今号の見どころは、IRC参戦車たちの大判写真！ ファビアS2000が！ サトゥリア・ネオS2000が！ 大きな写真で見られるのは嬉しいですね。「rally GRAFFITI」誌は、今年からIRCについても大きく取り上げてくれるようになったので、とてもありがたいです。(^_^)


贅沢を言うならば、マシンだけでなくドライバーの写真も充実してくれるといいのになあ。