2008年03月02日
ここのところ、仕事のペースがつかめないせいで、趣味の時間が激減。blog書く気力も残ってないってのはマズいよなあ。なんとか調整せねば…(^_^;)
グダグダな前置きはともかく、ラリー・メキシコ DAY2です!
DAY 1の結果を受けて、トップ走者となるのはラトバラ。そして、この日最初のSS9でイキナリ洗礼を受けます。路面に深く積もったルーズ・グラベルの掃除役となって6番手タイム。きっちりベストを刻んできたセブに0.1秒差と詰め寄られてしまいます。続くSS10でもセブが連続ベストを出して、あっさり逆転。午前中最後のSS11もソルド、セブのCITROEN勢が1-2を決めて、セブとラトバラの差は4.6秒と、ジリジリ引き離され始めます。
そして午後のリピートステージ、SS12でミッコのマシンがパンク! 一気に5位へと転落、SS13で、今度はラトバラのマシンにターボトラブル発生! 1分を失い、ラトバラは3位に後退。入れ替わりにSUBARUのアトキンソンが2位に浮上。
一日が終わってみれば、ライバルたちの自滅にも助けられ、セブは2位に1分差の大量リードを築いての首位。そして2位には、攻守のバランスがとれた堅実な走りが実を結び、SUBARUのアトキンソン。3位はターボトラブルに泣きながらも、手堅くまとめたラトバラ。以下、ヘニング兄ちゃん、ミッコ、マシュー坊、ヴィラグラとFORD勢が固めてきました。
セブは、さすが一昨年・昨年とこのラリーを連覇しているだけありますね。ラトバラも突然のマシントラブルに冷静に対処して、よく踏ん張りました。ミッコはこの日だけで3回もパンクするなど、ハードラックが続いて残念。そしてなんといっても、ベストとはいえないマシンを巧みに操って2位のポジションを得たアトキンソンが凄かった!
これで、あとは最終日DAY 3の60kmを残すのみ。上位陣はタイム差の開きからいってもクルージング確定でしょうが、最後まで何が起こるかわかりませんから、とにかく全車無事に走りきることが目標になりそうです。
Posted at 2008/03/03 23:50:24 | |
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column | 日記
2008年03月01日
第3戦はラリー」・メキシコ。今シーズン初の本格的なグラベルラリーとなります。
木曜日に行われたシェイクダウンでは、例によってSUBARUが好調な走りを見せ、なんとペターとクリスの二人が仲良く同タイムでベストを刻みました。と、ここで珍事が起こります。CITROENのセブがシェイクダウンのコースに向かう途中でマシンにトラブル発生! サービスに戻ってエンジンを交換、事なきを得たかに思われましたが、スチュワードはこれをエンジン・ペアリング規定違反と裁定して、5分間のペナルティを発表しました。
これに驚いたCITROENは、セブのマシンにトラブルが起きて降ろしたエンジン(結局、エンジン本体ではなくインジェクターの不良だったようです)を再び積み込んでペナルティを回避しました。
事実として2度もエンジンの交換作業をしたことになりますが、これでノンペナルティになるというのも変なハナシです。そもそもエンジンのペアリング規定はなんなのよ? って感じですね(苦笑)。もっとも、このゴタゴタで、セブはほとんどマシンのセッティングを煮詰めることができないままDAY 1の本番を迎えることになりました。
そんなこんなで迎えたDAY 1オープニングステージのSS1、トップタイムを刻んだのは、前戦で初優勝を果たしたBP FORDアブダビのラトバラ。セカンドベストはSUBARUのアトキンソン、サードベストはストバートVK FORDのガリ。ルーズグラベル路面で走行スタート順が速かったミッコとセブは中位に沈みました。また、CITROENのソルドはマシンの足回りにトラブルが発生して早々にレグリタイヤ、SUBARUのペターもブレーキトラブルで大幅にタイムを落とすなど、波乱の幕開け。
続くSS2、SS3ではセブが意地を見せて連続ベスト。お昼のサービス時点で首位のラトバラに4.4秒差と迫る2位のポジションを得ました。3位にはSUBARUのアトキンソン。SS3では、ガリがコースアウトを喫し大幅に順位を落としました。
さて、午前中のSSのリピートステージとなる午後のループ、1本目のSS4でまたも波乱が! まず、SSに向かう途中のロードセクションでSUZUKIのアンダーソンがエンジントラブルによりストップ。チームメイトのガルデマイスターもSS4の途中でエンジントラブルでストップ、ストバートVK FORDのガリもSS3で負ったマシンのダメージがひどくストップと3台のマシンが消えてしまいました。そんな中でベストタイムを刻んだのはSUBARUのペター。とはいえ大勢に変化は無く5位のまま。
SS5ではミッコがパンクで大幅にタイムロス。ペターと順位が入れ替わります。ベストタイムはラトバラ、セブが続くも二人の差は微妙に開くことに。SS6でもラトバラが連続ベストをたたき出し、その後の2本のスーパーSSでも大きな波乱は無く、結局、ラトバラが首位を守りました。2位には9.6秒差でセブ、さらにその後ろ3位には、12.7秒差でアトキンソンが続いて、首位グループを形成しています。
毎年、多くのマシンが餌食になる厳しいラリーではありますが、今年も早々に姿を消してしまったマシンが多々ありました。二日目以降、生き残りをかけて戦いはさらに激化しそうですね。
Posted at 2008/03/02 23:40:58 | |
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column | 日記
2008年02月27日
オラ! アミーゴス。先週末あたりから花粉症で目がショボショボ。なんとも調子が出ないこの頃ですが、皆さんは如何お過ごしですか?(汗)。
さて、今週末はラリー・メヒコです。2004年にWRCに昇格して5回目のイベントですが、人気は上々! スペクテイターだけでなく、ドライバーやチーム関係者からも高い支持を受けているようです。同じ年に始まった某国のラリーと比較すると…(苦笑)
ヨタ話はこれくらいにして…メヒコの特徴は、なんといっても標高の高さ。つまり空気中にガソリンを燃やすための酸素が少ないわけで、各マシンともエンジンパワーのダウンは避けられません。第2には、サーフェスの難しさ。全体的には高速ラリーでありながら、決してタイヤに優しいとはいえないラフグラベル。今シーズンからさまざまな意味でワンメイクになったタイヤの使い方が勝敗の鍵になりそうです。
となれば、ここ2年、連勝しているCITROENのセブが優勝の最有力候補。今年から投入されたオール・アルミ製の新エンジンの耐久性が気になるところですが、セブはタイヤだけでなくエンジン&ミッションも上手くコントロールしてくるので問題なしかと。ソルド君は、そのあたりでトラブル発生の卦が出てます。
BP FORD・アブダビは、ミッコがポイントリーダーとして1番スタート、路面の掃除役となることから、DAY1での大きな遅れが心配。さらに、DAY2での走行順の駆け引きをはじめるて、策士策に溺れ…という予感。そして前戦スウェーデンで初優勝を決めて一躍、時の人になったラトバラは、ウィークポイントのパンク癖があるので、ここメヒコでは厳しい戦いになりそうです。
SUBARUチームは、もともとこのメヒコとは相性がいいのですが、ペターは今ラリーもマシンなりに安全運転で完走を目指すそうなので中位以下確定。その分、アトキンソンが気を吐いてくれそうです。前戦は運がなかったけれど、今ラリーでは期待大。
ストバートVK FORD、ミュンヒスFORD、SUZUKIに関しては全車どんぐりの背比べ状態。プライベーターたちは、マシンを走らせるだけで精一杯か。
というわけで、予想としては…優勝:セブ、2位:アトキンソン、3位:ミッコ です。
今ラリーの懸念事項としては、昨年もあったスペクテイターによる投石などの走行妨害行為があるとヤだなー(来年は開催しないということに対しての気分)ということと、路面掃除役を嫌っての順位操作合戦が起きそうなこと。どちらが起きてもドッチラケになりそうなので、そうならないことを祈るばかりです。さて、どうなりますやら?
Posted at 2008/02/28 00:12:27 | |
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column | 日記
2008年02月23日

予約注文の時期がまったくバラバラだった3台のミニカーがまとめて一気に発売されちゃってさあ大変!(苦笑)
まあ、ともかくFORD FOCUS WRC 2007年モンテカルロのマーカス車がGETできたのは幸いでした。このモデル、ショップでは品薄のところも多いとか?
やはり、マーカスの引退で注目されているということでしょうかね~
>>購入モデルの詳細はこちら
Posted at 2008/02/25 00:24:40 | |
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マーカス秘宝館 | 日記
2008年02月19日
皆さん、ご無沙汰しております。仕事の環境が変わったせいでめっきりblogを書く余裕がなくなってしまったのですが、ひさびさに「書いておきたい」出来事にめぐり合えたので、記しておきます。
お友達のびおびおさんの記事にもありますが、昨年の騒動から見事復活を遂げた「RALLY Xモバイル」が、マーカス関連の記事をたくさん扱ってくれています。
とりあえず現役は引退したものの、まだ、さまざまなラリーシーンに顔を出しているマーカスの近況を追ってくれているのも嬉しいのですが、ファンとして一番ありがたいのは、本来「RALLY X」のオフシーズン&カレンダー号に掲載される予定で取材完了済みの状態でお蔵入りになっていたマーカス&ティモ最後のインタビュー特集がシリーズ連載されていること。
すでに話数も進んで、かなり核心に近づいた内容になってきました(笑)。そんな中で最新の「ティモかくも語る」第4回でとても興味深い、自分としてはずっと気になっていた内容がさらりと書いてありました。それは、歴代のフライングフィンたちに関わってきた某コネクションとのこと。その記事を読んだとき、現役を引退したマーカス&ティモが、これからなにをしようとしているのか見えてきた気がしました。
マーカスの引退後、彼に関連するニュースは概ね次の通りです。
●アンバサダーとしてFORDチームと関係を続ける
●完全に引退して色々な可能性を消してしまいたくはない(限定的な復活もありえる?)
●ノルウェー人の若手ドライバー、ミケルセンの指導を行っている
●つい最近、ノルウェーに200万ユーロ(!)で別荘を購入した。(建物の総面積は600㎡で客室は15部屋もある豪華仕様だとか)
これに、ペター&ヘニングのソルベルグ兄弟とマーカスが仲が良いということと、ノルウェー政府が、ラリーに対して非常に理解があるということも加味して、自分の灰色の脳みそが導き出した可能性は……
マーカスが、ノルウェーに購入した別荘を拠点にラリースクール的なものを運営する。そこで見出された有望な新人はノルウェー政府がスカラシップで援助。(ミケルセンがそうだ!)それは、多数のチームを運営するFORDチームへの強力なパイプとなる! 将来的には、そこにソルベルグ兄弟も絡んできたり…なんて壮大な妄想だ。でも、あながち間違いではないんじゃないかなあと思います(苦笑)。
現在のBPフォード・アブダビチームで活躍する若手のミッコやラトバラは、フィンランドでは有名な某コネクションの援助を受けているわけですが、フィンランド人でありながらスウェーデンとの国境に近い地方で生まれ育ったマーカスは、マイノリティとして、コネクションの援助も受けることなく、さらにはさまざまな軋轢まで生じた結果、苦しい下積み時代を他国のさまざまな人の援助を受けながら、30代になってようやくトップドライバーとして開花しました。
今度はマーカス本人が、才能はあるのに、援助を得られない若いドライバーたちの力になる側に回るつもりなのではないでしょうか? あえて母国フィンランドは、某コネクションにまかせておいて、ノルウェーが新たなラリーの聖地になる。そういった流れから近い将来、WRCで活躍するノルウェー人ドライバーがたくさん登場するかも……それってなんだかワクワクするような状況だと思いませんか?
もちろん公式発表など無い、極東の島国に住む、いちファンの妄想レベルですが、コレが実現したら、きっと面白いだろうなあと思うのです(^_^)。
……でも、その前に破綻してしまったラリー・ノルウェーのオーガナイザーをなんとかするほうが先???(爆)
Posted at 2008/02/19 00:59:51 | |
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