
ラパン用に某フリマサイトで買ったフジツボレガリスKのサビ落としを天気が良いので日中やっておりました。サビ落としはだいたい終わりましたが磨き作業が残っております。そのご報告はまた次回。
今日は先日買った金沢限定タンブラーのフタの締めるところを紛失したので、スターバックス蔵月店にまた行きました。土曜日なので結構混んでました。
まるで知らないフリして「フタだけ買えますか?」とスタッフに尋ねたのですが、「お調べします」と待たされてる間にデミタスサイズのコーヒーが出ました。
以前、ハワード・シュルツの「スターバックス成功物語」を読んでたので「もしタンブラーのフタだけなんて買えません」とかだったら「スターバックスも大したこと無いな」と言いたかったのですが、ネットで調べるとオフィシャルサイトに
タンブラーのフタをなくしてしまいました。どうしたらいいですか?なんてのが掲載されています。
本当はフタの閉めるところのパーツだけ取り寄せが出来れば100点ですが。フタはアッセンブリー?で270円とのこと。古いタンブラーのフタは取り寄せが出来ないかもしれません。
スターバックス蔵月店の後ろにはアースミュージックなんちゃらという、ナウなヤングに大人気のショップがあります。駐車場はスタバと兼用です。
タンブラーのフタを取り寄せられることを知らないふりしてスターバックス蔵月店に行ったわけですが(スタッフがちゃんと会社の方針を理解してるかテスト?)270円のフタを取り寄せられる意味はとても重要です。何かの記念に買ったタンブラーだったり、カップルや夫婦でお揃いにしてたりするかも知れません。そのタンブラーの愛用者には「たかがタンブラー」ではないかもしれないのです。
「フタだけなんて無理だろうなあ、お気に入りのタンブラーだったのに」と思ってた人ならお店で「取り寄せられますよ」と言われたら、大感激して一生スターバックス以外でコーヒーを飲まなくなるかも知れません(笑。これが、マーケティング業界的に言う
真実の瞬間という場面。接客業やサービス業に従事してる人や経営者(既に読んでるでしょ)の方々は古い書籍ですが、ブックオフ等で安く買えたら読んでみると良いでしょう。
私は企業のマーケティングを仕事柄研究しておりますので、単純にサービスに対して喜ぶことはあまりありませんが、スターバックスの「サービスのデザイン」は非常に洗練されていて、理にかなっていると思っております。
タンブラーのフタの注文方法も注文書にサインをして、先払いとかでは無いんです。スタッフは無地のメモを持ってきて名前と電話番号を書かせるだけです。こういう対応だと、カスタマーは「特別な計らい」を受けたかの様に感じることでしょう。まるで、イレギュラーなサービスだったかの様に....。しかし、こんな解説するなんて、我ながら嫌な客だと思いますよ(笑。
出来るカーディーラーの営業マンは個人的にお客さんの誕生日にバースデーカードを送ったりしてると言われましたが、今はどうでしょうか。カーディーラーも中古車店もですが、何を売っているのでしょうか。「そんなもん自動車に決まってる」と思う人は考え直して欲しいものです。
スターバックスはコーヒーを売っているのではありません。「コーヒーを飲む時間と空間とお客様に対するホスピタリティ」が商品なのです。ちょっと嫌らしい言い方だけどね。旨いコーヒーを安く飲むならコンビニでも自宅でも良いはずなんです。
自動車が売れなくなったと言われる今日此の頃ですが、喫茶店だって数年前は終わった商売でした。しかしながら、今のカーディーラーは相変わらず。十年前と何か進化を果たしたでしょうか?レクサスや輸入車のお店はそれなりに付加価値を考えている様ですが、大衆向けは今の売り方で良いとでも思っているのでしょうか?私は大衆向けのカーディーラーにも変革、革新が必要だと思います。
良い車を作れば売れる時代ではありませんし、必ずしも新しく出来た車が売れるかどうかなんてわからない時代。それでも売る、売れる様にビジネスを展開しなければなりませんが、単に売るだけのビジネスから脱却しない限り、古いビジネスになってダメになっていくのは自動車業界だけのお話ではありません。一方、終わったと思われたビジネスをリフレーミングして成功している企業も数多く存在します。
しかしながら、郊外のスターバックスに隣接してシナジーがあるのは未成年に人気のアースミュージック&エコロジーでは無いと思うのですけど....。私ならオートバックスかジェームスを隣接させて、コーヒーを飲んでる時間に洗車、タイヤ、オイル交換をしてもらいます。美容室やエステサロン、ネイルサロン等も良いでしょう。郊外のスターバックスは「待ちの時間が発生するビジネス」や「車で来る人」との相性が良いはずです。オートバックスとスターバックスの夢のコラボはいかがでしょうか(笑。
オイル臭い店と並びたくないみたいなことなんでしょうけど、そのオイル臭いはずの自動車がお店の前にたくさん並んでるのですが(笑。イマドキの車はオイル臭くも無いし、オートバックスもジェームスもオイル臭くはありません。
かといってオートバックスやジェームスに洗車機や洗車サービス、洗車スペースが無いのはなぜか、未だに理解できないのですが。ヘッドライト磨きも儲かりそうですが、サービスにありません。自動車業界は特にどこもかしこも儲けたくない様にしようとしてるとしか私には感じないのです(笑。
追記:先程デスクの下にCDを落としてひらおうとしたら、なぜかタンブラーの部品が見つかりました(笑。まあこんなもんですね。届いたタンブラーのフタは予備で買っておきます。
Posted at 2016/11/26 18:29:50 | |
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