
画像はトヨタのカローラ・フィールダーです。この車のCMにトヨタは木村拓哉を何年も起用してきました。木村拓哉のスピード違反で小栗旬にCMが交代したという噂もありますが、実際にはそんなことは無いでしょう。単に木村拓哉ではカローラ・フィールダーが売れない。それだけで、スピード違反は降板させる理由になっただけだと思われます。
木村拓哉の愛車と言えばシボレーアストロ、サリーン・S7、フォードGT 、ハマー、ゲレンデ・ヴァーゲン、ダッジ・デュランゴ、ボルボ V70などアメ車中心に複数台を所有し、乗り継いでいるそうです。そんなことはネットでは誰でもわかることで、CM出演中なんだからカローラ・フィールダーにもシャレで乗ってくれるくらいのプロ根性でもあれば良いのですが大スターである彼はそんなことはしません。日産マーチのCMに出ていた近藤真彦はCM出演中にはマーチに乗っていたというのに。木村拓哉のカローラ・フィールダーのCMを何年も垂れ流しているトヨタに若者が冷ややかな目で見ているのは確かです。
タケシをピンクのクラウンのCMに担ぎだしても、タケシが乗るはずはありません。挙句にタケシと木村を一緒に出演させて気持ち悪いCMを作ったりとまさにトヨタはやり放題。
カッコイイ上司役として、佐藤浩市を出演させたマークXはある程度ヒットしたそうですが、バブル世代のオヤジ達の気持ちには響いても若者はこのCMにドン引きだったでしょう。
真木よう子が出演したSAIのCMは見てる方が恥ずかしくなるくらいバブル時代を彷彿とする90年代感覚溢れるCM。与謝野晶子の「柔肌の熱き血潮に触れもみで」は昔サバンナRX-7のCMでも使われたキャッチフレーズ。電通が頭おかしいのかトヨタが悪いのかはわかりませんが。
この様にトヨタとはCMに大金を使いながら、若者に嫌われるのが大好きな一風変わった企業です。豊田章男社長は本当にしっかりして欲しい。私からすればオジサン達が会社の金を勝手に使って、自分達の車に対する変な愛情表現をやってるとしか思えないんですよ。
トヨタはオジサンや地方都市の人々に対して、居直ってマーケティングしてるんだろうと思ってたら時々「若者の車離れがどうの」とか言い出すからオカシイんだよなあ...。CMなんかヤメて、良い車を安く作るべきなんだろうけどそれじゃ売れないか。
Posted at 2014/10/21 15:25:01 | |
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