
スカイウェイブで一泊キャンプに行ってきました。
季節もだんだんとあったかくなってきたし、新しいことを始めたい気持ちになったので、いろいろと道具をそろえてソロツーリングキャンプに出かけてきました。
思えばバイクツーリングでキャンプなんて、学生時代以来20年ぶりです。
一人キャンプ用のテント、テーブル、チェア、グリル、マットなどを購入し、スカイウェイブの収納力をあげるためのリアボックスも用意しました。
前日の仕事をしっかりこなして、ワクワクしながら当日を迎えましたが、あいにくの寒気、雨降り模様となってしまいました。
このところ、週末に雨が降っていて、今週も厳しい予報だったので、正直ムラーノで行こうか、場合によってはキャンセルしようか、などと考えていましたが、どうしてもスカイウェイブで行きたくて決行しました。
今回はクリエイト菅谷という岡山県真庭市のキャンプ場を利用しました。
到着までの道中の写真はありませんが、途中で買い物にも寄りながら、約3時間ほどかかりました。
ただ、今回のキャンプ場は山奥にありまして、道中でなんと雪が。
道路にある気温計には1℃という表記も。。。
積もりはしませんでしたが、シールドに付着する雪をグローブで拭いながらのライディングとなり、幸い防寒対策、雨対策はしっかりしてきたので、手の指以外はそれほど冷たくはなりませんでしたが、正直到着出来るのか不安になりました。
なんとか到着したクリエイト菅谷は確かに山奥にありましたが、とてもきれいな施設で、設備も対応も行き届いたキャンプ場でした。到着は午後2時過ぎ。なのにすでに1℃近くまで気温が下がっているようです。
受付では「寒かったでしょう?」と声をかけていただき、今日のキャンプは私だけなので、一番条件の良いキャンプファイヤー場に案内をしてくださいました。とっても親切で、寒さ対策になにかお借り出来るものは無いか?という問いかけに悩んでくださり、毛布と焚き木に加えて、他の来場者が忘れていった火起こし器を無償で貸してくださいました。夜は氷点下になるのが確実なようで、ビビった私の無茶なお願いに快くお応えいただいたクリエイト菅谷の従業員の皆さんには本当に感謝しています。
毛布はもちろん、この火おこし器と焚き木に本当に助けられることになりました。
案内されたキャンプファイヤー場は通常テントサイトではないのですが、今日は私が贅沢に使わせていただくことが出来ます。
早速、テントの設営にかかったのですが、なんとまたまた雪。ボタン雪がブワーっと降ってきて、雨よりはマシですが、この後が思いやられる感じになりました。
お借りした火おこし器と焚き木です。
火おこし器の存在は知っていましたが、使うのは初めてです。とても火付きが良いと聞いたことがあるので興味津々でしたが、あっという間に太い焚き木に火が付きました。
たき火セットを持っていないので、薪を割ることも出来なかったのですが、火おこし器のおかげであっさり火が付きました。
お借りしたものは大きなものでしたが、これはツーリング用の火おこし器兼焚き火台が欲しい!とすごく思いました。おかげで暖が取れました。
あたりはすっかりと暗くなって、さらに冷え込んできました。しばらくは持ち込んだ新聞を読んで(読み残しがたくさんあって・・)過ごし、午後7時すぎくらいから夕食にしました。夕食は一人用のグリルで一人焼肉。こういう過ごし方もあるなあと、ひとり悦に入りながら過ごしました。
と、気持ちよく過ごしていましたが、それにしても寒い!
満天の星空だったので放射冷却ですね。。テントのアウターの裏側はこの通り凍りついていました。スカイウェイブの温度計ではマイナス2℃。。。
さすがにこれには笑いました。キャンプ人生においての断トツ最低気温です(笑)
服はスカイウェイブに乗っていた時の格好のままでいたので、それほど寒いと思わないのですが、手とか顔はとっても冷たかった。。
のんびりとお酒を飲みながらたき火の世話をし、寝床に入ったのが夜10時頃。
3シーズンシュラフでクリアできる夜ではなく、インナーシュラフに借りた毛布、4枚の貼るカイロでなんとかギリギリな感じでした。寒くてガタガタ体が震え、なかなか寝付けませんでしたが、数時間は寝ることが出来ました。
で、朝6時ごろに明るさを感じて起きてびっくり!
雪が積もっています!
積雪量は3cmくらいで大したことは無いですが、スカイウェイブでは溶けるまで走ることも出来ません。驚きましたが、あの寒さで雨も降ればこうなるわな、日が昇れば溶けるでしょ、ということでもう2時間ほど寝てから、朝食にインスタントラーメンと昨日の残りのご飯、ソーセージを食べて片づけをするころには雪もすっかり溶けました。(写真はありません)
うだうだしていたら、出発が11時過ぎになってしまいました。今回はキャンプがメインなので、あとは家に帰るだけ。
昨日の天候がウソのようにおだやかな天候で走りやすい日曜日でした。
帰り道にロケーションの良いキャンプに適した公園を見つけました。
問い合わせ先として「苫田ダム管理事務所」という表記がありましたが、それ以上分からず、帰ってから調べてみて、キャンプOKなところだったら候補地にしてみたいなと思いました。
学生時代以来のソロキャンプは思った以上に過酷な小旅行になってしまいました。でも、とっても楽しくて心が軽やかになりました。旅行もパートナーと一緒に行くのがもちろん最高だけれど、こうして一人で過ごす時間も必要だったのだな、とつくづく思いました。バイクにも乗れるし、新しい趣味が加わったようですごく収穫のあったソロツーリングキャンプでした。寒さの基準も変わりましたしね(笑)
それから、あらためてスカイウェイブの収納力の高さを感じます。学生時代には振り分けバックとタンクバック、リアシートにはテント、マット寝袋を括り付けて走っていたのに、スカイウェイブの場合はシート下トランクとリアボックスで全て収まってしまいました。ちょっと準備しすぎでパンパンではありましたが、いかにもツーリングという様子で走らなくてよいですし、雨降りにも強い。気楽にキャンプに行けちゃいます。
それ以外にも、iphoneは充電しながらでナビと音楽端末になっているし、音声はBluetooth。20年経つと時代も変わります。楽しくて良い時代になったものです(^-^)
3年半前に格安(90,000円)で購入したスカイウェイブですが、大変調子もいいですし、私のツーリングキャンプの最高の相棒になりそうです。
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2019/03/28 00:15:04