
パリ滞在4日目は家族サービスデーということで
子どもが喜びそうなところに行ってみることにしました。
19区にある
シテ科学産業博物館(Cité des Sciences et de l'Industrie)へ。
ヨーロッパ最大級という、体験型の科学博物館です。
ネットで見て
「これは理科好きなうちの子どもたちに絶対ウケる!!」と確信したものの、
この所在地の19区というのが
『治安が悪く、観光客の単独行動は危険』 だの
『不良集団や暴走族が蔓延る無法地帯』 だの
『リアル北斗の拳の世界』 だの
検索すればするほどよからぬ情報が色々と出てきて、
不安になりました…。
ただ、19区の全部が全部危険というわけではない…デスヨネ
地図で見ると、

広大なラ・ヴィレット公園とやらの中にあるし、
メトロの駅を出てすぐのようだし、
怪しそうなヒト・場所には絶対に近寄るなと子どもたちにも言い聞かせて、がんばって行ってみることにしました。
で、緊張しながら行ってみたら全然平気で、拍子抜けしました(;・∀・)
駅を出たら本当にすぐありました。
公園ではニワトリとか飼われてたりしてすこぶる平和
何事もなくすぐ着いちゃった ε-(´∀`*)ホッ
ちょうど、絵本の世界をテーマにした企画展をやってました。
赤ずきんや3匹のこぶた、不思議の国のアリスなど
物語の登場人物・動物をモチーフに、凝ったオブジェで
遊びながら科学に触れるきっかけが提供されている感じです。
が、これが展示期間の終わり頃だったせいか
全然メンテナンスされてなくて、壊れてたり部品が足りなかったりと放置状態でした^^;
おフランス・・・
CITÉ DES ENFANTS
次は子ども向けの遊べるコーナーへ。
人気があるらしく、時間入れ替え制です。
2~7歳向けのエリアと、5~12歳向けのエリアに分かれており
うちは5~12歳の方へ入りました。
やばい、ココは楽しい 笑
どの装置・アクティビティも、とりあえず動かしてみる→こうなるんだ!と
ゲームのように反応が分かりやすく作ってあって
フランス語が全く分からなくても、大人がそばで教えなくても、全然だいじょうぶ。
難しい説明抜きに、科学であそぶって感じです。
我が子達も地元の子ども達に混じって、大いに楽しんでいました。
入れ替え時間までめいっぱい遊んで、他の常設展をまわります。
宇宙、数学、化学、音、光などなど
カテゴリ別にエリアが分かれてますが、
1日では全く足りないほどの広さ、充実度。
さすが欧州最大級。
例によって、子どもが興味を示した展示だけ
つまみ食いする感じで見て回りました。
巨大なソーラー・インパルス、カッコいい。
館内で組み上げたときのメイキングビデオも上映してました。
自分の体を使うフライトシミュレーター。
ペットボトルロケットみたいなやつを飛ばす装置。
圧力と水の量(だったか)を好きなように設定して、発射!
ボールを転がすと、どう頑張ってもブラックホールに吸い込まれる。
ゴルトンボード。落ちてくるボールがガウス分布を描く・・・はずのやつ
クローン技術の是非を問う、的な展示だったか…
ちょっとシュールなものも
見せ方が洗練されていて、さすがフランスっと素直に感心しました。
配色のセンスなんかも、日本の博物館とは全然違いますよね。
展示がどれもアートしてて素敵です。
最後は交通産業に関する展示。
「現代の自動車」として選ばれた模型が

先代のC3でしたよ(´∀`*)
このミニカー持ってるよ!
乗り物ミキサー。
乗り物を2つ選んでミックスすると、何ができるかな?

風船+ヨットで、ホバークラフトが。
子どもが馬+ロケットとか無茶なミックスを指示して、
アプリを困らせてました 笑
実物大のクルマのパーツを分解してプラモデル風に並べたもの。

フロントグリルは分かりやすい。全部プジョー車のパーツでしょうか?
ここは本当に面白くて、子どもたちも私も大満足でした。
この後自然史博物館にも行く予定でしたが、
科学産業博物館が楽しすぎて、結局朝から夕方までまるっと1日過ごしてしまいました。
Posted at 2018/10/21 00:53:11 | |
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フランス旅行記 | 日記