2016年04月05日
矮小な帝国、プジョー帝国。帝王はもちろんアノ男
土曜日いつもの通り部品商とガストミーティング。
ヤツも208が来て、”クルマ欲しい”が一段落したかの様に見えましたが、
「俺、オークション見てるんだけど欲しい車があるのよ。」
「オマエこの前208来ろう?まだクルマ欲しいの?」
「二輪車買おうと思ってたけど思うようなものがないんだもの・・・車しかないよ。」
コイツは一体何を考えているんだ。
体はひとつだぞ!
と私は内心考えていました。
そこで私が切り出したのです。
「オマエもうマンションの車庫証明も出せねぇだろ?何処に置くんだ?何処に!」
と言うと
「まだ俺の実家に駐車スペースがある!そこに置く!」
部品商の実家は、部品商の自宅から30km程あるのです。
地方の方には申し訳ないのですが、交通激戦の地東京近郊で30kmもあるというのは、どうやっても行くのに一時間以上かかるのですから、なんと無駄なことでしょう。
「オマエ一体何を買おうというのだ?」
と私
でも大体察しはついているのです。
コイツも私も割と似たところがあって、車の趣味は近く、何が欲しいか大体の察しはつくのです。
私も部品商もそうなのですが、メルセデス、BMは、外しているのです。
アンチといってもいいのですが、アンチの理由が、今この辺、特にメルセデスに乗ったら、ほかの車に戻れなくなるという恐れからなのです。
彼の同僚に長年ボルボに乗っている人がいて、私も若い頃その人に
「メルセデス いいですよ。メルセデスにしましょうよ。」
と誘っていたのですが、
「いや、俺ボルボが好きだから」
と言って頑としてボルボに乗っていたのですが、
ちょっと前からメルセデスに趣旨替えして、既に三代連続して自分グルマはメルセデスになってしまったのです。
またそのほかの彼の同僚もアンチドイツ派が次々撃沈されてしまっているのを見ているのです。
私自身もメルセデスが欲しいのですが、今は、オフクロの嘆願もあってメルセデスには乗れないのです。
また、オーナーには申し訳ないのですが、二人はプジョーのSW系が大嫌いで、特にあのラップラウンドのテールを見ると嫌気がさしているのです。
「察しは付いているけど、オマエ、アレだろ。ア・レ、407のセダンだろう?」
「判る?そうなのよ!あのトランクがたまらないのよ!」
「なんかめぼしい車あるのかよ?」
「うん!あるよ!しかも黒、29000キロだ」
「そうだよな。407といってもそろそろ古いからな。俺もオマエも405や406が好きだけどもう古す ぎるもんなぁ。そのへんが妥当だよな。」
「そうだろ、あの室内はたまらんよ!」
「しかし、オマエ2シリーズ3シリーズと買って、今度は407か?プジョー帝国じゃないか!」
「208以外は中古だもん大したことないよ。しかし矮小な帝国だな。」
最後は自虐で締められました。
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Posted at
2016/04/05 23:38:43
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