2017年03月05日
どうしても乗ってみたかったので、ディーラーへV90を乗りに行きました。
やはりボルボ、V70のオーナーですから、ボルボのフラッグシップは気になるものです。
今日は、早めに仕事を終わらせ、一番近所のディーラーに出向いてみました。
タイミング悪く、ディーラー到着と同時に市場者が出ていくのを見かけたので、しばらくショールームの展示車のV70クロスカントリーを見ていました。
元々小さくない車体ですが、さらに巨大化して5メーター近い全長に1900ミリに近い全幅です。
この寸法だけで購入意欲が失せてしまうのです。
というのも、今の車でもよく行くデパートの駐車場で、不慣れな誘導員が、
「このクルマ、外に置きますか?」
と聞かれます。
つまりゴンドラ型の駐車場に入らないかもしれないと思われていて、ベテラン誘導員は言わないのですが、屋外駐車スペースは台数が少ないので、へたすると待たされてしまうのです。
ですから先日もBMWの寸法を聞いて、乗る気持ちが薄れてしまったのです。
しかし、ボルボとなれば、話は別です。
うちには熱心なボルボファンがいるので、確かめずにはいられません。
ショールームに置いてある車を見ているとほんとに大きいなというのが実感されます。
クロスカントリーは、パノラミックルーフが標準で前席の頭の上まで、ガラスになっています。
営業マンにVクロスカントリーとXCはどこが違うのと聞いたら、乗車定員の違いデスとのこと。
ドアーを開けるとドアハンドルのタッチから高級感が上がっています。
着座位置は、V70クラッシックより低く座る感じで、結構ゆったりと感じるのですが、幅が1890ミリもあるのですから当然と思います。
センターコンソールが高めになっているので、285では低めに感じるアームレストがちょうど良い感じです。
ダッシュボードは、クラッシックの延長上にあるので違和感は少ないです。
最近のはやりのタッチパネルの上で携帯などの接続ができるようになってます。
そうこうしているうちに試乗車が帰ってきたので、市場に出ます。
例により色仕掛けなので、同乗者は、T女史です。
「さあ行きましょう。」
と彼女の言うとおりにしました。
キーレスなのは当たり前ですが、プッシュボタン式のエンジンスイッチではなく、コンソール上にある突起状のスイッチを右にひねってエンジン始動です。
「さっきの試乗のお客さん、16号を行ったらしいんですが、混雑酷くて時間かかったらしいので、Gモール方向に行きましょう。」
と言われたので
「あれったしかGモールなくなったでしょうに」
と言うと
「だから都合いいんじゃないですかぁ」
と答えられたので、そっち方向に車を向けました。
第一印象は、操作系の軽さでした。
パワステのタッチが非常に軽く感じるのですが、トヨタのクラウンのような、安っぽい軽さではないので、好感が持てます。
ただ、エンジンの振動が4気筒の振動が感じられ、車体の格からするとちょっと安っぽい感じがします。
特に直線部分に差し掛かるときになりました。
「ここから飛ばせるので、サスペンションをアクティブモードに切り替えましょう。」
と言ってアクティブモードに切り替えると、急に車の動きが固くなりました。
挙動がまるでドイツの車のような固くてフラットになりました。
「オレ、ゆるい感じのボルボが好きだから、コンフォートモードでいいや。」
確かに変化が、明瞭なのですが、私のボルボのイメージとかけ離れていて、まるでBMみたいになってしまうので、気に入りませんでした。
それから、V90のパノラミックウインドーは、どういうわけかリアシートの上だけにしかなく、サンルーフの恩恵に与れるのは、後ろの席の人だけなのがシャクです。
私の乗ったモデルは、momentumというモデルですが、664万という正札が付いています。
V70とほぼ同じと考えると結構値段が上がったような気がします。
室内の快適性は上がっているのは確かですが、寸法の巨大化は、やはり日本のインフラに適さないような気がして残念でした。
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Posted at
2017/03/06 00:50:28
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