2018年01月13日
さようなら・・・・ボルボV70 突然のお別れとなりました。
その日は、天気もよく、おまけにいつもの休みの火曜日。
「そういえばしばらく遠くへ出かけてないな。」
そう思い立つといてもたってもいられなくなり、V70に乗り、長野へ一走り。
いつもの妙義山を見ながら、快調に走っています。
そしていつものごとく、上田で上信越道を降り、飯島商店へ行きました。
ご存知の方も多いと思いますが、上田の名物「みすず飴」の製造元なのですが、お目当ては、季節により変わるジャムなのです。
例によって、飯島商店の工場に車を入れたとき、なんだかわからないけど変な気配を感じたのです。
だからいつも以上に慎重になって安全確認をしたためか、何事もなく、駐車場にクルマを停めることができました。
「取り越し苦労だったかぁ」
と胸をなでおろし、店へと入りました。
残念なことにいつものジャムは、ちょっと時期が早く、店の人から、
「あと二週間後くらいから、店頭に並びますよ。」
と言われてしまい、さっき感じた変な気配は、このことかと解釈してしまったのです。
しかし、これは大きな間違いでした。
再び、上信越道に乗り、帰路へとつきました。
行きと違い、高速の自動車の量は、かなり増えており、富岡あたりから流れが悪くなってきました。
関越道のジャンクションに近づくと完全に渋滞状態。
「こりゃぁ花園まで一時間は見なくちゃ。」
予想的中で、秋の日は釣瓶落としの言葉通り、あっという間に日が沈んでしまいました。
あたりも暗くなり、渋滞もますますひどくなり、圏央道にたどり着くまで、混み混みが続いたのです。
圏央道に乗って走っていると、渋滞は、中央道に近づくに連れ、またひどくなってきました。
だんだんイライラしてきて、中央道までの我慢だと自分自身に言い聞かせながら、渋滞をひたすら待ちました。
そして、ようやく愛川・相模原の出口を出たらすぐに渋滞が始まっていたのです。
「こりゃぁひどいな。裏道へ行くか。」
知らない道ではありませんが、なるべくなら通りたくない道に向かっていったのです。
予想通り、地元の人間しか通らない道なので、まずクルマどおりが少なく快適です。
しばらく行くと道が二手に分かれるのですが、裏をかくつもりで、山道風の道を選んだのが間違いでした。
相模原は、関東平野にありながら、相模原台地という名称が付いているところで、標高は高くないのですが、上段、中段、下段と三段階の地形になっているので各段の境は崖になっているのです。
ですから、各段の境は急でキツイ、つづら折れになってる古い狭い道があり、結構とんでもないところに出るため、地元以外の人は通らないので交通量が少ないのです。
そして、ふっとそのつづら折れの一つに入ったのです。
私は、中段から上段に向かっていたので上り坂。
ゆっくり走っていたのですが、対抗から、妙に眩しいヘッドライトを光らせた車が降りてきました。
次の瞬間、目がくらみ、カーブの位置を勘違いしてしまい、石垣にダイレクトに入ってしまったのです。
前々から光軸のあってない車、もしくは鮮烈な光の車が多いことをブログに書いていた私ですが、まさか、まさか実害に合うとは思ってもみなかったことで、V70を破壊してしまうとは・・・・・
何しろショックで、去年はアウディに突っ込まれ、今年は自分で目がくらんで石垣につ混んでいくなんて・・・・
はっと我に返って、同乗者の無事を確認すると、
「鎖骨の辺りが痛い。」
と言っているので、警察と救急車を呼び、現場検証となりました。
警察の判断により、家族同士の争いとなってしまうため、物損事故扱いにして、保険会社の都合で必要になったら、人身事故扱いへ切り替えるということで社会的責任は果たしました。
幸い、同乗者のオフクロは、丈夫なこともあり、ベルトのテンションによる打撲程度で済み、事故の人身への変更はありませんでした。
しかし、自分自身の心のダメージは大きく、みんカラを見るのも嫌なくらい自己嫌悪になっていました。
謹慎の意味も含めて、車に乗るのを2ヶ月ほどやめていたのです。
さようならV70、いろいろありがたかったけど、こんな別れになるとは、思いもよらなかったのです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/01/13 02:44:29
今、あなたにおすすめ