2019年06月28日
ウチのオフクロもドライバーなので、あまり強いことは言いたくないのですが、高齢ドライバーの運転で嫌な目に遭っている最中です。
ウチのオフクロは、齢80を超えて、安全講習に通い、免許維持をしています。
しかし、できる限り運転させないよう弟と交代で、ドライバーをしています。
オフクロ曰く、
「せっかく取得できた資格なんだから、可能な限り維持しようと思うの。」
その考え方には賛成で、私のような市街地に住んでいる者にとっては、毎日乗る必要もないので、当然事故を起こす確率もかなり低いと思います。
しかし、日本国中でそんな所に住んでいる高齢者は何人いるのか?
結局行政や、私企業が運営する公共交通機関と呼ばれる乗り物は、利益が出ていなければ、廃止される運命ですし、かと言って赤字垂れ流しで運営し続けるのも受益者以外からは、疎まがられる存在になっています。
過疎のひどい地域が多い山陰や九州の宮崎、鹿児島などでは、運転しなければ、通院もままならない方々が沢山いると思われます。
よくテレビからは、「また高齢者の事故が・・・」などというレッテル張りの常套句が聞こえてきますが、免許保有者の中の割合で行けば、60代以上は、ヒトカラげにされていて、実態が甚だつかみにくいなぁと思っています。
本音を言えば、道路上で遭遇する高齢者ドライバーの運転は迷惑極まりない人も結構いますが、それぞれに事情を抱えて運転していると考えれば、暖かい目で見なくてはいけないと考えてしまう。
しかし、この度この考え方を改めざるを得ない事件が発生したのです。
一昨日の公休日の日のこと、近所の幹線道路を走っていました。
比較的交通量は多めで、あまり流れていなかったので、ゆっくり走っていると左方に車が止まっています。
本線に合流しようとしていて、私は合流せずに通過しました。
ミラーで見ているとすぐ後ろのクルマが道を譲り、合流してきました。
後ろにつかれた私は、内心こういううらぶれたクルマって、任意保険入ってないような奴が多いんだよなぶつけられなければいいけどなと考えていました。
100mほど走って、細めの幹線道路の右折レーンをその車が私を追い抜いて右折の一番最初に行きました。
私は、直進信号が赤になり直進の一番前で停車。
停止線は、直進車の方が前にあり、右折レーンは2mほど後ろ。
しばらく信号待ちしていると右にウインカーを出さずに左のウインカーを出している。
「おかしいな?なんでだろう」
と思った次の瞬間、
バリバリとウチのクルマに突っ込んできたのです。
「????!」
とりあえず、窓を開け
「なにやってんの、俺が動いたら傷がひどくなっちゃうよ。そちらが下がって!」
といったのでした。
見ると70すぎくらいの女が、運転席にいました。
とりあえずクルマをコインパーキングに入れ、怪我のないことを確認し、
「運転者の義務だから、警察に知らせるから!」
と告げ、110番通報、すると神奈川県警は、携帯から掛けると無条件で位置確認が出てくるらしくこちらが言う前にそこにいてくださいと指示されました。
しかし、ここからの女の発言は、
「急いでいるから右折レーンを走った。」
とか、
「左のウインカーを出せばいけると思った。」
などと支離滅裂。
挙句の果てが、
「お金を払うから行かせてくれないか?」
と言う始末。
これには、本当に予想したとおりかもと背筋が凍る思いがした。
早速困ったので、通販型自動車保険の緊急連絡先に電話。
「契約の確認ではその場合の対応もできます。現場検証が済んでから、もう一度連絡してください。」
と言われ一安心。
こういう手のヤツは、前言をいとも容易く覆すので、現場検証が終わるとすぐいつものディーラーへ車を入れて、傷の確認をしてもらった。
もちろん、相手にも入れる先のディーラーを告げたのは言うまでもありません。
それから2日、何の連絡もないので、ウチ側の保険屋に連絡して、相手方の保険屋から連絡が来てないか確認、相手に連絡をしてみると
「連絡していない。」
さらに、
「保険を使いたくない。」
と言い出す始末。
これにはほとほと呆れたので、
「こんなことは言いたくないけれど、あのあとすぐディーラーで見てもらったら、修理代20万超えてますよ。それでもご自分でお払いになるなら、別に保険屋さんに連絡しなくてもいいですよ。」
といったら、
「すぐに電話します。」
と言って電話を相手は切った。
しかし相変わらず支離滅裂で、相手方の保険会社への説明が全く、嘘で、相手方の保険会社も困り気味。
損害を証明するディーラーも今日は休みで、結論は明日以降。
最後に保険屋に、
「一応保険の弁護士付帯をしているので、最悪弁護士経由ですね。」
と伝えた。
保険屋も埒があかなければ、それがいいでしょうという見解だったので、とりあえず今日のところは、これで収めた。
こんなことがあると、流石に普段高齢ドライバーを擁護している自分が、
「果たしてこれでいいのだろうか?」
と疑問に感じてしまう。
それは、運転を擁護することもそうだが、自分の保険屋に依頼する行為も果たして、いいことなのだろうか?
そして、相手方がこちらの言うことを全然聞いてくれないことを考えると、本当に嫌な気持ちになります。
本当に謙虚な態度なら、別に修理のことはいいとは思うけど、あまりのふてぶてしさに報復を考えてしまう自分が、なんとも嫌な出来事でした。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2019/06/28 01:19:09
今、あなたにおすすめ