2014年10月22日
いすゞの自動車といえば、当然トラックが連想されますよね?
もうそろそろ若い世代には、いすゞが、自社設計で乗用車を作っていたなんて知らな世代も出てくるんじゃないかなぁなんて思ってます。
50年前の東京オリンピックの時、聖火運搬の伴走かなにかで、ベレットが使われたそうです。
また日本初のディーゼルエンジンの乗用車は、ベレル。イメージキャラクターは、あの長嶋茂雄氏だったそうです。いすゞも当時の通産省の自動車業界再編の動きで、GMと資本提携させられたようですが、GMに飲み込まれなかったのは、良かったと思います。
なぜいすゞの自動車の話をするかというと、私といすゞは、かなり縁が深くて、ブログをご覧頂いてる方の中にも愛用されている方がいて、嬉しく思っています。
うちでは、父が大のいすゞアレルギーで、父が初めて買った新車だというのに、何かあったらしく、会話の中で「ボロ車」ってでると、必ず「いすゞか?」って聞くくらいです。
しかし、私には、そういう先入観はなく、友人がいすゞに勤めているのです。
で、この人が自動車を捨てられない性格で、同僚が買い換えるときに下取りが安くて解体されるというような車を片っ端からもらってきては、自分のところに置くところがない、もしくは、飽きると私にくれていたのです。
だからお金のない時分に随分いすゞ車を堪能しました。よく、おぼえているのは、Tカーと呼ばれていたジェミニで、1800LSクーペ、2000NAディーゼル、2000ターボディーゼルの三台を乗りました。
オペルが源流と言われるだけあって、ヨーロッパ車の雰囲気があって、足回りがよくて、峠では、ともかく、首都高あたりでは、かなりがんばれてよかったなという印象でした。
最後のディーゼルターボは、GMデザインの影響が強く出ていて、そそり立ったグローブボックスを見て彼女が、「軽自動車?」て聞かれてがっかりしました。
ビッグホーンも三台、ど初期の丸目のロングバン、最終のショートのイルムシャー4ナンバー、最後のビッグホーンV6プレジール。
初期のビッグホーンは、なんじゃこりゃーってくらい遅く、これはいすゞが、ダム工事の現場周り用に作ったんじゃないか?ってくらい、舗装路で乗ると乗り心地が悪かったです。
二代目のイルムシャーは、これが同じ名前の車か?ってくらい良かったです。ショートホイルで、砂浜に良し、山岳路により良し、適度なチープ感と高級シートの組み合わせは、最高でした。2,8のインタークーラ付きのエンジンも適当なパワー感があって、面白かったです。
今でもまた乗ってみたい車の一台です。
三代目のビッグホーンは、いろいろな意味で洗練されていて、SUVカテゴリーの中でもサイズが手頃で、いい車です。着実なマニアができる車です。
でも良くなるということと、好き嫌いは違うと思うので、乗用車としてのビッグホーンより、ちょっとワイルドなイルムシャーに惹かれるのは、優等生の女の子より、ちょっとワルな匂いのする女の子が好きというところでしょうか?
なかな愛好者を見かけませんが、ファーゴは、デザイン的に大好きです。乗用車タイプとバンタイプに乗りましたが、足はバンタイプのほうがよく、ハイエースよりスポーティーだった記憶があります。
アスカも社用車のガソリンと、ディーゼルターボのオートマチックに乗りました。
いすゞが、NAVI5を前面に押し出しているのに、社員の間では評判が悪かったようです。
現在でもNAVI系のミッションは、トラック系に残っているのでしょうか?
アスカは、正直何の印象も残っていません、ただディーゼルの方に、117のウッドステアリングがついていただけは、覚えています。
日本では、地味だけど着実に使い勝手の良い実用車が生き残らないのは、残念です。
まぁそれが実用車使命なんでしょうが・・・・
Posted at 2014/10/22 13:17:58 | |
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