2014年10月31日
前回二代目の中にミッションのことを触れてませんでしたので、ミッションのことを加えておくと、ZFの三段の普通のオートマです。
さてシトロエンの魅力に取りつかれてしまった私は、もう一台普段の下駄のシトロエンが欲しくなり、BXの1,4(だったと思います)TRSの右ハンドルを購入しました。
これも知り合いの中古屋に下取りに入ってきた車でしたが、”難有り”の典型的な車でした。
しかも一番恐れていたサスの故障というもので、ここでマニアの本領発揮してみようと思い、格別なお知り合い値段で譲り受けました。
初めてハイドロの壊れた車というのに乗りましたが、ヒップアップのリジットサスです。
ハイドロというのは、アキュムレーター(カーグラでは、スフィアなんて言いますが、油圧用語で行けば、アキュムレーター、日本語では、蓄圧器)のなかに窒素ガスが封入されていてこの窒素ガスがスプリングの役割をしていて、流れてくる油圧(ハイドロリック)がダンパーの役割を担っているのですが、古くなってくると窒素が、アキュムレーターの仕切りを通り抜け油圧経路に入って油圧サブタンクから大気中に漏れていくのです。
漏れていけば、当然気体分の体積が減るので、その分LHM(シトロエンの油圧に使われている液体で、鉱物系のオイル、実は、本来の用途は、航空機用なので、ロッキードなどの社外品が安く手に入ってましたので私は使ってました。)がアキュムレーターの中の体積が多くなり、ついには、窒素スプリングの体積がなくなり、ノーサス状態となっしまうのです。
段差でも乗り越えようものならもうもう・・・・・・ダメです。
この傾向は、荷重の軽い後輪から始まるのが常です。
そこで、西武自動車に後輪ニコ分のアキュムレーターとロッキードのLHMを持ち込んで、とりあえずこれから直してみようと思ったら、大正解でした。
シトロエンの本来の乗り心地を取り戻したのですが、やはりCXにはかなわないですから、社用車としてガンガン乗ってました。
しかし、面白さに欠けるので、知人に譲ってしまって、次の車にプジョー405MI16バイ4を買いました。
はてどうしてプジョーが出てくるのか不思議かと思われるのかもしれませんが、バイ4は、実は秘密があるのです。
それは、バイ4だけは、リアがハイドロニューマチックサスペンションなのです。
あまり知られていないことですが、プジョー、シトロエンは、同じ会社で、405とBX(かエグザンティアか自信がありません)は、共通部品が多いのです。
でも合いの子の車ですので、BXに勝てるはずもなく、すぐやめました。
豆知識ですが、プジョーとシトロエンで、部品を区別しているのは、カンマの位置の違いで区別してるそうで、プジョーのEPCでシトロエン番号を入れても反応しないそうです。
現物で比較するとおんなじということだそうです。
さて何故シトロエンを卒業したかというと西武自動車が、ディーラーではなくなったことが、第一の理由です。
私は、西武の人たちが好きだったので、その人たちがいなくなるのが嫌だったから、シトロエンをやめました。
ですからXM以降の車は、全く興味がなくなってますから、全然わかりません。
Posted at 2014/10/31 13:30:48 | |
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