2015年01月14日
先日スキャンツールを購入した事を書きましたが、仕事の都合で真剣にとりくむことができずにました。
しかし漸く昨日、じっくり見ることができたのでお知らせしたいと思います。
今まで乗っていた車たちは、いざとなればディーラーに入れて確認すればいいやと思っていたので、それほどスキャンツールの必要性を感じていませんでした。
しかし、V70は、妙なところに電源の回路が入り込んでいて、軽い作業でもインジケーターランプがついてしまうのが癪の種でした。
それに世は既にOBDⅡの時代に突入して基本的なシステムの構築が出来上がってきたであろうということは、自動車工学などを読んでいてもわかりました。
私自身OBD構想は、初期の頃rから興味があって文章だけでは、理解してるつもりでしたので、いつか購入してやろうと思っていました。
ただ初期の頃のスキャンツールは、カローラー位の価格がしていて、仕事ではない自分には玩具としての価格ではないと考えていました。
スキャンツールメーカーの友人にデモに使った中古を出してくれと頼んだのですが、工場用のかなり本格的なもので、とても自分の家には置ける代物ではなかったのです。
そのうち故障コードを読むだけのOBDリーダーが出始め、いよいよ廉価版が出るかと考えていたら
十年が立っていました。
今回購入したのもV70DIYメンテナンスを行うのと、勉強のためでした。
実際オークションサイトを見ているとブルーツース経由スマートホンを使うもの、単独機能機などさまざまな機構があるのがわかったので、OBD実践の初心者である私は、単一機能機を探していたところ、1円スタートの機種を見つけ、最終的に落札することができました。
この商品は、イギリス製とありますが、価格からして、本社がイギリスにあるのではないかと推察されます。
またこの商品は、オークションの商品説明にはありませんでしたが、到着して開梱すると英文の取説しか入っておらず、しかもスターティングの言語が、スペイン語の設定になっているのです。
うわー参ったなーと考えていて、もしかすると言語選択があるのではと思い、スターティング画面にしたら、アラビア語などに混じって日本語もありました。
しかし、日本語が”下手”なので英語に切り替えて使用しました。
このスキャンツールは、エラー発生の表示をキャンセルできるのですが、インジケーター消灯はできないというものなので、エラーコードは消えたのですが、インジケーターは点きっぱなしという状況になり、仕方がないのでディーラーでランプの消灯だけやってもらいました。
エラーは、消去したのでインジケーターだけ消して欲しいといったところ、費用もいつもより安くしてくれたのでまぁヨシとするところでしょうか?
その時に念を押されたのは、なぜ点いたかということです。
それはそうですよねエアバッグの展開しない事故や異常展開の事例が多い昨今、本当に壊れていたら危険ですからね。
本当のことを言えば、エアバッグのインジケーターがついた場合は、フェイルセーフティーの観点から、エアバッグの回路に電源を行かせていないということの表示なので、このランプがついていたならエアバッグの回路に電源が行ってないということなのです。
だから韓国で、アイドルが乗っていた車のエアバッグが大事故にかかわらず開かなかったのは、
推測ですが、エアバッグ故障のインジケーターがついていたのではないかと考えることもできると思います。
結構火薬などを使うので、暴発抑止はかなり神経質に各メーカーもやっているはずです。
話はだいぶ横道に逸れますが、推測で今回のタカタのエアバッグのリコール問題は、製造のばらつきで、火薬が多いものが引き起こしてるのではないかと思います。
さてインジケーターでは失敗しましたが、エンジンのミスについての履歴を呼び出してみると三ヶ所のエラーーが検出されました。
何も考えずにエラー消去をしてしまい、エラーの箇所の確認しないことに気がつきました。
しまったと思い、車を走らせ再度エラーが出るか確かめましたが、一時的な不具合だったようで、今はエラーが出ていません。
使い慣れない道具というものは、やっぱりヘマをやらかすもんだと凹んでます。
しかし、エンジンアナライズという意味では、非常に有意義で、ミッションの各部の状態まで表示できるのは、サンデーメカニックにとっては、大変重宝です。
スキャンツール購入は、吉か?凶か?
これはひとえに私の技術力の研鑽にかかっているでしょう。
Posted at 2015/01/14 01:52:50 | |
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