2015年03月01日
皆さんは、クラウンってどんな印象ですか?
今日もまた冷やかしでトヨタの販売店に行ったのですが、そこでCROWN PHILOSOPHY(クラウンの哲学)という小冊子をもらいました。
最初から眺めているとウチでも乗っていた車が乗っていて楽しくなりました。
日産系の仕事をするまでは、我が家のクルマは、クラウンが多く、私が赤ん坊の頃は、RS俗に言う観音開きのクラウンがあったのです。
その次が、MS40、MS50、MS70があって、自分が買うようになってGS121スーパーチャージャーを購入しました。
スーパーチャージャーは、国産初めての車ということで購入したのですが、当時のスポーツパッケージを組んでいたこともあり、外観とは裏腹なスポーティーな乗り心地でした。
しかし、190系の通称ゼロクラウンになってから、車の安物感が増して興味がなくなり、しばらく見ることもなくなっていました。
昨日久しぶりにトヨタ系のディーラーの前を通りかかったら、TRDのエアロパーツを組んだアスリートが展示してあったのでカッコイイなぁと思いフラフラと入ってみました。
「試乗してみますか?」
と営業マンが言ってくれたので、走らせてみることにしました。
走らせてびっくり車内騒音がひどいのです。
営業マンに言うと、
「18インチ履いてるからですよ」
と、しれっと言うのです。
これは、明らかに下からの吸音材を省いている音です。
「車重は?」 と私
「1570kgです。」
と営業マン
4890mmも全長があるのにこの重量は軽すぎる。
昔からクラウンといえば、抜群の遮音性を誇っていたのにうるさいクラウンは初めてでした。
ゼロクラウンが出たあたりから思っていたのですが、クラウンは、日本風の高級車で、欧州系の車とは違うアプローチでいいんじゃないかと思います。
バシバシに硬いクラウンなんて誰が購入するのかなって感じます。
欧州には、今はクラウンは輸出してないはずなので、こんな足の車、量販できるのかなと疑問です。
クラウンは、市場の購買層は、40代以降だと思うのですが、乗り心地の感じは、若年層向けに企画されていると思われます。
しかし、若年層に諸費用を入れて500万近くする車が買えるでしょうか?
ある地方では、外車が受け入れられないという理由で外車を買えないという事情のところもあるようですが、クラウンがボルボよりはるかに硬くてうるさく、しかも高いというのは驚きです。
自分では、買うことはないと思いますがデザイン的には、170系のクラウンが最後のクラウンじゃないかと考えてしまいます。
キャデラックなどは、ユーザーの高齢化に伴いラインナップを若返らせていますが、セビルなどを乗ると、かなり欧州からの影響を受けてますが、アメリカンテイストを絶妙に残していて、アメリカで乗ってるには、大変快適です。
クラウンも日本人の感性に忠実な高級車を目指していただきたいと思います。
クラウンが廃れては、日本の自動車業界の誇りがなくなるような気がしているのです。
なんだか出来の悪い欧州車みたいな車になっちまったなぁ・・・・・・
Posted at 2015/03/01 01:52:02 | |
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