2015年07月01日
最近は、地上波テレビを見ず、ケーブルテレビの海外の作品を見ていますが、これらの番組でベタ褒めなのが、BMW、ポルシェ、メルセデスですが、自分の経験で行くとどうも”ハイそうですか”と言い難いでのです。
必ずこれらの車をサーキットでは知らせていますが、限界まで使いこなせる人は、実際のオーナーのうち何人くらいいるのかなぁと訝しく思っています。
BMWは、比較的これらの中で手の届きやすいレンジの車だと思いますが、どうも自分にはしっくりきません。
最初のBMWは、E30の325Mテクバージョンでした。このクルマは、操縦性が売りものであえて2ドアセダンにしました。
当時のカーグラは、操縦性については、ベタ褒めだったので疑いはありませんでした。
その当時大型の633などは、カーグラによれば、フロントがヤワいという評価なのですが、633の下に潜った時に”なるほどカーグラは正しい”と理解できました。
だから疑いなく乗ったのですが、あまりに固くて驚きました。
どんな路面でもざらついた乗り心地でひとつも快適ではないのです。
カーグラには、硬い中にも柔軟な乗り心地で快適と書かれていたのですが、イスの硬さも相まって散々でした。
その次にE36318を買いましたが、一体どこがスポーティなのか?という乗り心地、ただ硬いだけで、ロールも多いし、何より狭い。
この二台のせいで以後は、試乗のベンチマークとしてしか見られませんでした。
ポルシェは、昔はリーズナブルなスポーツカーのはずでしたが、今のポルシェは、高すぎると思います。
911あたりのティプトロを購入すると、AMGのメルセデスが買えますし、量産モデルですから価値が出るまでには、30年は持ってないといけませんし、実用性や操縦性をとってもサーキット走行以外では、普通の車以下です。
実用度で言えば、メルセデスのCクラスで十分ですし、ポルシェ911が買えるなら、もう少し足してフェラーリの方が、見た目も価値も高いような気がします。
ケイマンだったら、自動車として見るならSクラスの方が洗練されている気がします。
一方、期待を裏切られたのは、AMGでした。
最初の印象は、
「なんだぁ、メルセデスの成金バージョンじゃないか!」
と考えていたのですが、実際に乗るとびっくり!!!
そのとき124に乗っていて、210が出てきたのですが、持ってきた営業に
「こんなの安っぽくて、いや!」
といって買わないと意思表示をしたのです。
数年して210のAMGE50を持ってきたのです。
加速がいいのは、当たり前なのですが、何より驚いたのは、ボディー剛性の高さです。
ノーマルの210では、なんかやわな印象でしたが、そのイメージがないのです。
当時の日本では、320にAMGエアロをつけて売り出した車もあったのですが、本物は全然別物だと思い知らされました。
それから乗り心地、全般が洗練されていることが分かるとますます惚れてしまいました。
ですから、必ず最新型のAMGには乗ることにしてますが(流石にもう買えません!!)いつも納得しています。
レクサスも”所詮トヨタの延長”だと結構馬鹿にしていたのですが、今年に入ってISに乗ってブッタマゲました。
確かに前の型のISは、トヨタそのものだったのですが、今の型のISは、ヨーロッパテイスト満々なのです。
うちの周りの欧州車の営業マンたちは、戦戦恐恐だそうです。
確かにクォリティーは、トヨタ、乗り味は、欧州車ですが、下手をすると価格も欧州車と肩が並ぶほどです。
もう少し待って同級のトヨタが出るのを待ったほうが、得策かもしれません。
最近は、自動車の雑誌も見なくなったので、単純に店頭で見るようになりましたので、期待してないのでこんなこともなくなったのではないかなと思っています。
Posted at 2015/07/01 22:51:12 | |
トラックバック(0) | 日記