2015年08月29日
今日も中年男同士のデートです。
先日のブログに書きましたが、R2は販売店に戻したので、今日取りに行き、奴の言いなりの修理屋への持ち込みです。
持ち込んでいる間、私は、向かいの喫茶店にいました。
話が終わると喫茶店に来て
「飯でも食おうぜ。ここ結構スパゲティが旨いのよ。」
と言って注文しました。
やつの左手には、いつも使っている営業用のカバンがありました。
「お前にも言ってあったけど、お姉ちゃんイタリアから帰ってきたのよ。」
おねえちゃんというのは、部品商の長女で去年から、大手商社のエネルギー部に勤務している女の子です。
「こっちは去年のおみやげで、チェコで買ってきたのよ。結構高いのよ。」
日本では考えられませんが、新品の雑誌の表紙にボールペンで価格が書いてあるのです。
「これユーロじゃないだろう。たしかズロチだっけかクローネだったけかな?通貨単位。俺も昔チェコに行ったけど、自国の通貨に信用がないから、俺が言ったとき、マルクかドルでくれないって言われたなぁ。」
チェコは、チェコ語があるのですが、公用語は英語の国なので、自分が言っても困ることはありませんでした。
しかし、この本は、ドイツ語。流石に付け焼刃で覚えたドイツ語では、意味を把握するのは大変でメルセデスとワーゲンの激突くらいはわかるのですが、細かい分析までは、わかりません。
次のコラムは、ジャガーのワゴンが出ています。
この文章で興味深いのは、ドイツの販売台数で、メーカー別のデーターが出ているのですが、このデータは、2014年の7月までのデータで、まぁVW、MB、アウディー、BMW、オペル、フォードとここまでは、まぁまぁわかるのですが、その次がシュコダ、ルノー、セアトと信頼性の欠片もないメーカーが続き、なんと、10位は、ヒュンダイです。
日本車は、12位にトヨタ、17位日産です。ちなみにボルボは20位でした。
ヨーロッパの人は、自動車に関してうるさいと思われがちですが、自動車の性能など気にしないそうも結構多いのが見て取れます。
ヨーロッパでは、スペインは、ヨーロッパの工場と言われるくらいのところですので、セアトが入っているのは納得できますが、韓国勢がいるというのは、明らかに価格です。
またこの雑誌の後の方には、韓国からやってきたポロなどと書かれた、ヒュンダイi10が出ています。
しばらく外国の雑誌を見ていなかったので、非常に新鮮な気持ちで見ることができました。
「それやるよ」
と部品商が言って、私にくれたのでまた読み直しながら文章を書いています。
日本の雑誌だと広告など見ませんが、端から端まで見入ってしまいます。
Posted at 2015/08/30 00:41:37 | |
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2015年08月29日
しばらく、軽の名変、ましてや車検など受けに行っていなかった私は、長時間軽に乗るのは久しぶりで、ましてやR2などデビューした時以来だったので、記憶が薄れていました。
しかし、今回乗って改めて感想を書いてみたいと思います。
初めて乗ったのは、新横浜にある神奈川スバルの本社で、走ったのもその周り、あのあたりは、JRの横浜線が、街を分断していて、もともとオフィースビル誘致の区画割りのところなのでまっすぐと曲り角ばかりのところ、R2は、そんなところで乗っているとデザイン上の特徴であるリア窓の狭さがとても気になってていました。
今回のR2は、マイナーチェンジ版ですし、一般的な道路を走ってみたのでだいぶ印象が変わりました。
まず、乗り心地ですが、エコタイヤプラス、社外の足回りの組み合わせなのですが、第一印象は、タイヤにエアーの入れ過ぎ感が高いのです。
その昔にうちの友達の自動車設計者が、タイヤメーカーの人に聞いた話です。
彼は、常に空気圧を20%高めにする習慣だったので、その影響について職権を乱用して尋ねたそうです。
すると、
「いや○○課長(当時の役職今は、もう全然上のポジション)それは良くないですよ。タイヤの空気 圧は、あなたたちの決めた純正指定が一番ですよ。
もちについて言えば、偏摩耗の原因になりますし、走行音がタイヤのの踏面の幅を広げ、騒音が 大きくなりますし、乗り心地も悪化するのですよ。
ついでに言えば、よく雪国で、雪のひどい時は 空気圧を下げるというのがありますが、あれ もトレッドが萎縮するので、グリップをまさせる効果はないんですよ。」
課長さんは、北海道出身、自分の会社の実験部を信じていなかったのと、民間療法を信じていた のが、とても恥ずかしく思った出来事だったそうです。
よく欧州の車に空気圧の指定が細かく書いてありますが、日本の走行条件では、一番低い値で十分です。自分の場合は、圧倒的に二人乗車が多いのですが・・・・
R2の話に戻ると、どうも空気圧が高すぎるので調整をしてから、路上に出ました。
外観のイメージからするとソフトな乗り心地を想像していたのですが、意外や意外、とてもスポーティな硬さなのです。
この手の経というのは、ワゴンRを筆頭にソフト目の乗り心地が印象的なのですが、意外と芯のある乗り心地なのです。
恐らく、スーチャー付きはもっと硬いので飛ばすには最適だと思われます。
そして、エンジンは相変わらずのスバル自慢の4気筒エンジン。
これだけでも気持ちがいいのです。
私の感覚では、3気筒は、トルク感が薄いので、好みではないのです。
だから、私は、古いマーチやビッツの大きいのを好みます。
パッソやミラージュ、それに新しいマーチ、小さいビッツは、嫌いです。
中々快適なのですが、ひとつだけ難点は、騒音です。
明らかにエコタイヤ独特のトレッドの硬さが、出ています。
タイヤを交換すれば、かなり改善すると思われます。
R2の外観は、まじまじと見ていなかったのですが、意外と各ホイルのアーチのフレアが、中々彫りが深く、平板になりがちな軽のデザインにアクセントが与えられていて好ましいです。
そして初期型で気になっていた後方視界も改良されていて、とても気持ちよく移動ができました。
シートについては、正直びっくりさせられました。
9年と8万キロを後にしたシートですが、非常に快適でした。
最近リーフというひどいシートの車に乗っていたので、スバルの、しかも軽のシートが良いのには、
驚きです。
まぁV70と比較対照するものではないのですが、非常に良かったのです。
当たり前ですが、初期型とは明らかに違いかなり改良されているので、R2は、お気に入りの一台となりました。
なるほど部品商が欲しがってたわけだ!
私見ですが、R2は、大ヒットというまではいかなかったのは、ひとえにあの乗り心地だと思います。
最初に乗った時も試乗のコースが悪かったのですが、普通のお客が試乗程度で判断するなら、普通の軽自動車購入の候補リストに入るのは、難しいと思います。
総括するとR2は、短時間で乗ったり降りたりする人には、向きませんが少し長距離を走る人には、使い込んでいくうちによさを実感できると思います。
女の人にウケないのりごこちですがね。
Posted at 2015/08/29 10:00:08 | |
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