2015年11月19日
昔アメリカで、セビルから替わったばかりのCTSに乗り、モダンな感じのアメ車にうまれかわったなぁと感じたことがありました。
この時、同時にリンカーンのタウンカート乗り比べをして、モダンなフルサイズっていうのは、きっちりアメ車の良さを残していて、なおかつ現代的になっているもんだと思ったものです。
私の好みは、リンカーンでフカフカで、適当にサイズのでかいラウンジシートがお気に入りなのです。
CTSは、セパレートシートながら余裕のあるサイズで、かなり固めの印象があったのです。
今回、キャデラックのディーラーが、近所に出来たので、久しぶりに見てみようかと思い、寄ったのでした。
この店は、結構大まかな車種構成で、クライスラーと一緒に販売をしているのですが、300Cも置いてあり、なかなか面白そうなお店です。
ふと見るとモデルチェンジした300Cが置いてあります。
300も初代は、アメリカで乗りましたが、300はベースが、W210のベンツをベースに構成されているので、V6で十分だろうと思い、スリフティーから、300を借りたのでした。しかしただの300を借りたのは、失敗で、ロサンジェルスから、ラスベガスのように山を上っていくようなコースでは、力不足は否めず、v6ではなく、V8のほうがいいなと思ったものです。
なんて思いながら店に入るとコルベットの最新型などが置いてあります。
「すいません。CTSが見たいんですけど・・・」
と言うと、営業のS氏が出てきました。
「試乗車ですね?すぐ用意します。」
乗り込み走らせ始めると、明らかにターボエンジン独特の一瞬力ない感じが出て、急にパワーが上がるという感じがしました。
「これエンジン小さいでしょう?」
というと、
「おっしゃる通りです。」
「燃費は、どれくらい走るの?」
「リッターあたり、だいたい8kmくらいですね。」
今時のアメ車は、ボルボ並みか・・・
しかしフィーリングが、まるで日本のクルマのようになってしまったのです。
何しろ作りが大雑把だったアメ車から見れば、かなり作りが良くなっていてドアートリムなどもきちんとしていますし、センターコンソールなどは、薄っぺらいプラスチックが、かなり高級感を増してきたのです。
残念ながら、私は、ふんわかしているアメ車のファンで、今乗っているV70の方がよっぽど、アメ車っぽいのです。
日頃から、ウチのクルマを
「出来のいいアメ車」
と呼んでいるのでこの変化はがっかりです。
予想ではありますが、キャデラックの現在のライバル車は、レクサスのISあたりをベンチマークにしているのではないかという気がしているのです。
この車の多くは、アメリカで消費されるのでしょうから、当然ライバルとなるクルマがあるでしょうけど、日本人の私からすると、レクサスじゃなくて、欧州系をベンチマークにして欲しいと願うのです。
少なくとも日本のユーザーはレクサスの原産地なのですから、この作りでは、大金払う気にはなれないでしょう。
セールスに
「これさぁ多分レクサスをライバル視してるんでしょ?確かにレクサスのISの旧型をよく研究してる けど、もうレクサスは新型に変わって一年ぐらい経つよ。価格が高いんだから、もうちょっとアメ車ら しさ出しても良かったんじゃない?」
「そうですか、いかがでしょうお買い求めの検討に入りますか?」
「ごめん、いいや」
失望してキャデラックのディーラーをでました。
Posted at 2015/11/20 00:18:51 | |
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2015年11月19日
今日久しぶりに例のピンクのV70Ⅰの止まっているうちの前を通ってみると、またゴールドリーフのクロスカントリーに戻っているではありませんか!
最初に予想していた通り、でかく壊れた模様です。
ピンクのV70Ⅰは、どうやら代車のようです。
しかし、事実を確認するのは気が引けるので、自分の心の中でそう思うことにしました。
Posted at 2015/11/19 23:37:00 | |
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