2015年12月29日
私の持論で、グルメは悪食というのがあります。
意味としては、いろんなものを高級店で食べていくうちに、だんだん食の興味は人の食べたことのないものを食べたいという欲求が増えてくる。普段の食生活が荒れてきて、普通の人と食事をしなくなってくるというの短くまとめたものです。
私の友人、部品商は、若い頃からいろいろな車に乗り続けてきました。
今日のミーティング中、突然、
「最近面白いのがないんだよなぁ」
と言い始めました。
なんださっきまで、ビュイックだ!起亜だ!て言ってたヤツが何を言ってるんだ。
「オマエさぁ。RSって知ってる?」
「オマエさぁ、ただRSって言われてもなぁ。なんのRSだよ。」
「ホンダのRSっていうバイクだよ。フレームの赤い奴だよ知ってるだろ?」
「ああ、ホンダCB250RSね。ノーマルは黒いフレームだよ。赤いやつはRS-Z・Rってゆう奴で、 当時のフレディー・スペンサーが監修したというボルドールシリーズの末端のモデルだよ。」
「これカッコよくない?」
見るとGB250クラブマンです。
私が
「これ意外と見てくれほどスポーティじゃないよ。ハンドルの幅が狭いし、エンジンがDOHCなのよ。 本当にパワーが出てくるのは、5000rpm以上でリターン族には乗りにくいぜ。さっき言ってたRS の方が、いいよ。ただRSとRS-Zだったら、セルが付いてるZのほうがいいけど、RSZはバランスが 悪いら しく、エンジンヘッドのネジがバカになっていくのよ。そうするとこれがタチが悪くて、カム シャフトの 軸受が上下分割なのは当たり前なんだけど、上側のベアリングがヘッドと一体でひ どいオイル漏れを起こすのよ。もし買うなら、買ったらすぐヘッドにヘリサート入れて直さないと ねダメだよ。」
「カッコ見せてよ。」
ネットで探すとRSーZの写真はなかなか見つかりません。
やっと見つけると、
「こんなジジくさいバイクじゃない。」
「じゃあどんなんよ?]
「あっ、本田じゃなくてヤマハかな?ヤマハにない?タンクの細い、フレームの赤い250。」
「RZ?」
「いや2ストじゃない。」
「ああわかった。SRX250だ。お前の言ってるフレームの赤いやつは、YSPモデルだよ。」
「あるかな?」
「いや限定車だからな。ないと思うよ。」
「カフェレーサーがいい。カフェレーサーがいいよぉ。」
まるで子供です。
そのうちi-phoneをいじる手が止まりました。
「ルネッサって何?」
「何、日産?」
「これだよ」
「ああっSRV250だね。ルネッサっていうペットネーム知らなかったよ。」
オークションサイトをタブレットで開き、見ていると
「それ差して」
「なんだよ、俺が差すのかよ。」
「頼むよー」
と言ってきたので、仕方がないので、私の名前で入札しました。
とうとうバイクにまで手を出すようになってしまったか。
Posted at 2015/12/29 23:35:58 | |
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2015年12月29日
今日パソコンに向かっているとi-phoneがメールのきたことを知らせました。
見ると部品商からです。
「1時にガストで。」
時計を見るとあと50分ほどでその時間です。
急いで着替えて出かけました。
行って待っていると部品商が現れました。
私が、
「いよぉ、お前暇だな?会社はどうよ?売上は?」
「会社はやってるけど、俺は休みにした。売上?諦めだよ。あ・き・ら・め!」
「そうか。ところで今日の議題は?」
「あとでクルマ見に行こう!くるま。」
「さてはなんか目星をつけた車があるな?」
「それはあとでのお楽しみ。」
「まぁいいや!それはそれ。お楽しみは、あ・と・で!ということで」
「ところで208見に行ってきたよ。」
と私が切り出しました。
「いいだろう?」
とヤツ
「乗って判ったけど、あれはお前好みの走り味だな。結構固めだけど、シートの良さが光るプジョー らしい車だな。ミッションは、308に比べて重量が軽い分、走り出しが軽快だな。シフトも自然だし
やっぱりアイシンのミッションらしかったな。俺が乗ったのは、新しく出てきた限定仕様のシートだ けどこれは、イマイチだなって思った。むしろレギュラーシートの方が、表面の張りが、弱くて俺の 好みだったな。」
「だろ?」
「でも、オマエに新車は、似合わないから、ボロ買えよボロ!」
「そう考えると508というのがとても魅力的に感じるんだよな!」
「そうだ!そうだ!ボロ買え、買え!」
「絶対、乗り心地は、2や3なんかよりいいはずだ!でもそうするとこういうのもいいんだよな。」
と言って自分のi-phoneを取り出して、画像を見せてきました。
見るとビュイック・リーガル・フィフスアベニューです。
「何だこりゃアメ車じゃん。これ俺アメリカで乗ったよ。旧態依然の車だけど、同期の円盤シリーアウ の中で、唯一FFのやつな。これアメリカでは、年寄りの車よ。」
「こんなのどういう人が買ってるのかな?」
とヤツ
「そりゃ運転手のいるような会社の社用車だろう。この車のリアビューは、トライアンフのドロマイト にそっくりだよな。」
と私。
「ほかのアメ車ノ大きやつは、ハイドロとかに改造されて、まともな車ないのよね。」
と部品商
「それだったら、あればだけど、クラウンヴィクトリアもいいかも。」
「それからこれは?」
見せられたのは、韓国起亜のビガート。
言わずと知れたロータスのノックダウン版、エンジンはいすゞのDOHC。
「オマエ流石だな。俺は気がつかなかったよ。ビガートかぁ。ロータスの直系じゃん。なんか日本に 入れた車は、ヘンテコなオレンジが多かったなぁ」
「でも、実は乗るとロータスとは全然別物らしい。操縦性が恐ろしく悪いらしいし、部品の耐久力も
酷いみたい。」
「これ、修復履歴が出てるなぁ。おいおい8000km足らずでクラッチ交換って・・・・ははん、これ同 時にレリーズシリンダーも交換してるな。これ設計が悪い証拠だよ。だってクラッチって10万キロ 目処で修理するもんだよ。だけどこの距離でレリーズと一緒に交換ていうことは、多分レリーズシ リンダーの取り付け位置が悪くてクラッチ作動用の油が漏れて、ベルハウジングを伝わってクラッ チに滴ってこんな短距離でクラッチがだめになったんじゃないかと推察されるなぁ。
なーにお前なら乗れる。根性が違うからな!ささやかな設計ミスなんて気にしない気にしない。」
「人のことだと思って、そんな設計ミスが疑われる車じゃやだよ。」
と部品商。
「でもほんとに買ったら、カミさんやお兄ちゃんに”お父さん狂ったの?”って言われかねないな」
「だから乗らないって、オマエも無責任だなぁ。」
「いやぁヘンタイなクルマ探させたら、オマエピカイチだな。」
こんな感じで時間はどんどん経って行くのでした。
Posted at 2015/12/29 22:38:41 | |
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2015年12月29日
診断機の結果をメールしたあと、しばらく立つとまたメールが部品商から暇らしく来ました。
「R2のリモートキーが効かなくなった。電池もかえたんだけど・・・・・」
流石にリモートキーというのは、各社によって規格が違うので、基本的な構造は分かるのですが、どういうアプローチで設計されているかまでは、把握してないので
「ごめん。わからない」
と返しました。
今日になり、ヤツも休みのため、暇らしくメールが入ってきて、またミーティングです。
「そういえば、リモートキーどうなった?」
と私から切り出してみました。
「ああ、アレ?あれさぁ治ったよ」
「ええっ、なんで治ったのよ。」
「取説にも書いてないし、もちろんネットにも出ていなかったんだけど、鍵をばらしてみるとビニール をかぶっている小さいスイッチがあってリセットって書いてあるのよ。それでOK。でもなんでリセッ トで治るし、そんなものあるのかな?」
「それは、多分だけどリモートキーが電波式か、赤外線式化によると思うよ。お前んちすぐそばに強 烈な電波施設があるだろう?あれの電波が強すぎて誤動作を防止するためにキー自身でシャッ トダウンするんじゃないかな?だから、リセットで治るんじゃないかな?」
「ふうん、そんなもんかな?」
「まぁいいじゃん治ったんだから。」
コレで一件は落着となりました。
Posted at 2015/12/29 21:29:09 | |
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2015年12月29日
ミーティングが、終了して208についての結論を出さなくてはならないので、近所のディーラーに向かいました。
先日308を案内してくれたセールスが出てきました。
「今日来たのは、友達が208の購入を検討していて、”お前の意見が聞きたい”と言われて見に来 ました。」
「試乗ですか?すぐに用意します。」
彼が用意したのは、出たばかりの限定仕様と言われるタイプのやつで、ハーフレザーのシートです。
今のプジョー208は、全部ターボ付きに変わったので小排気量なのです。
走り始めて、なるほどやつが好きな理由が分かりました。
とても小気味よく走るのです。
乗り味で近い感じだと、ゴルフツーの初期のようでキビキビしていて、それでいてゴルフのような腰高な感じがしないのです。
ただ残念なのは、限定仕様のシートは表面の張りが強くて私の好みではありませんでしたが・・・・
私の好みは、標準の布のシートの方が好みです。
結論としては、208はとてもバランスのいい感じで小家族向きの車だということを実感させられました。
ヤツには、標準仕様の方を進めようと思っています。
Posted at 2015/12/29 20:54:18 | |
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2015年12月29日
ミーティングの帰りしな、部品商が、
「エンジン診断機をかけてエラーコードを調べてよ。」
というので、とりあえず車体の接続してコードを読み取ると「P0136」が表示されました。
「チェッランプ消してよ!」
と付け加えられたので、消してやりました。
もうすぐに点灯するのは、判ってるのにやらせるかなぁ。
と思いつつ、お客様のご要望に従い消灯させて別れました。
そうした矢先、メールが入り
「またすぐ点いた。」
当たり前じゃん、クルマは壊れているんだから、つかないほうがおかしいわい!
この時は、チェックの一覧表を持っていないので、帰宅した時点で、確認すると言ったのでその件にメールにコメントはありませんでした。
家に到着し、一覧で調べると上流側O2センサー複合故障のサインだということが判明しました。
早速メールを打つと
「上流側は、新品が入ってるんだぜ。」
と返信してきました。
そんなこと言ったってなぁと思っていたら、
「国産で複雑に壊れるなんて、欧州車じゃないんだから頭に来る。R2の見た目なんてなんにもつい てないというのになんで複合故障なんだ!」
と少々怒り気味です。
そこで
「外観シンプルに見えるけど、排ガス処理装置は、複雑なんだから、パッと見は、関係ないよ」
と諌めました。
日頃仕事で欧州の車でいじめられているせいか、国産車には非常に厳しい部品商なのでした。
この時気がついたのですが、このO2センサー交換時に診断機の表示は、断線なのか、ショートなのか、記録を取っているかということが気になりました。
もしかしたら、O2センサーのヒーターヒューズが飛んで、不良を表示しているかもしれない。
でもそれじゃないとECU不良だと考えられるので、やつはどうするか見ものです。
Posted at 2015/12/29 20:00:16 | |
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