2016年03月15日
なんだかんだと言いながらヒマを見つけてクルマに乗ってますが、先日ボルボXC90に乗ってきました。
XC90T8の四輪駆動は、今流の構成の4輪駆動車で後ろが、モーターによる駆動制御になっているものです。
時速40km以下では、フロントも装備されたモーターで駆動されパワーが必要な時にはエンジンからの駆動力が駆動輪に伝わるよう切り替えられます。
カタログによれば、フロントのモーターの出力が34Kw、リアが65Kwとのことです。
ですから、カタログにも書いてありますが、街の中では、無音の走りが楽しめると書いてあります。
エレキの四駆といえば、真っ先に思い浮かぶのが、マーチのe4WDですが、残念なことに乗る機会を逸してしまったので、今のところモーターで構成される四駆というのは、乗ったことがありません。
経験がないのに私見というのも図々し話ですが、モーター四駆というのは、オフロードを走るのには明らかに向いてないでしょうが、凍結路や水のたまった路面などで即時反応するのではないかと考えられるので、初心者などにも扱いやすいのではないでしょうか?
しかし、興味津々のT8は試乗車がなく実際に乗ったのは、ハイパーなT6です。
当日は好天下での試乗で、四駆にはなりませんから、普通のFF車なのであまり意味がなかったように思います。
今いろいろなフルタイム四駆が出ているとは思いますが、昔のジープやウニモグではないのですから、泥濘地走行は、不向きではないかなと思うのです。
四駆ですから、どうしてもオフロードの能力がありがちだと考えられているようですが、何より重量の重さが致命的ではないでしょうか、だから泥濘地や荒地を走行するのは向いてないと思います。
白状すれば、スバルサンバーの四駆のフルタイムで砂地を走っていてもLSDがなければ、ハマると動きが取れなくなりますし、カリブ系の四駆など極寒時の軽井沢でデフロックしてもダメな時もありました。
極限状態の時には、パートタイムの機械式四駆が絶大な効果を発揮します。もちろんLSDとデフロックがついてることが大前提になりますが、さらに白状すれば、初代イルムシャービッグホーンで機械式デフロックをフリーにしたままで砂地を走っていて、四駆でスタッグという恥ずかしい経験もあります。
そんなとこから見て、今時の軟弱なフルタイム四駆は、日常生活の走行条件から何歩も出ていないような気がします。
だいぶ横道にそれましたが、そんなことを思い出しながらXC90に乗っていると、おやっと思わせるところがあります。
まず、車重が2トン(!)で2リッターという容積のエンジンですが、スーパーチャージャーのおかげで立ち上がりがスムーズなのです。
こんなに重たいクルマなのに立ち上がりはとてもいいのです。
また、日頃から乗っているV70は、比較的低い位置の着座なので、車の四周が見づらいことがあるのですが、XCはとても見やすく運転しやすいのです。
なかなか感心していましたが、車体の大きさは、両刃の剣のように思います。
室内空間は、リアシートを含め大変快適です。
それはひとえにたっぷりした室内のおかげなのですが、試乗に行ったディーラーの周りは、道が広いのですが、我が家の周りのことを考えると絶望的な気分がします。
この車のライバルってなんでしょう?メルセデスのGLクラス、リンカーン・ナビゲーターあたりなんでしょうかね?ランクルでもでかい方ですかね?乗った感じB社のXシリーズは、全く相手にならないでしょうね。
価格は、T5で774万ですから、ランドローバーを買うより安いくらいですかね?でも興味津々のT8は、1千万超えです。
いまゲレンデワーゲンは幾らなのかわかりませんが、私だったら1000万出せるのなら、ゲレンデが欲しいです。
私には、ちょっと価値のわからない車でした。
Posted at 2016/03/16 00:46:59 | |
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2016年03月15日
V70クラッシックを乗りに行ったとき、おふくろから
「今の車乗って直したって、500万も部品代は出ないでしょ?」
と図星を突かれたので、今の車を直すことに決めました。
今年の五月が車検時期なのでそれに合わせて、今年交換する予定を決めて実行するつもりです。
既にフロントと打ち合わせをして、今年のテーマは、タイベル周りの更新です。
二個のテンションプーリーとタイミングベルト、ウオーターポンプ、ドライブベルトを交換するつもりです。
新車を買わない代わりと言ってはなんですが、フロントの売上への貢献(?)をすることになります。
このクルマは、二回目のタイミングベルトとドライブベルトの交換ですが、距離による交換ではなく時間での交換を目指していて、タイミングベルトは、前回交換が9年前なので、本来の交換期間を大幅に超えているので、交換の予定。
仲の良い解体屋のオヤジからは、
「俺も長く解体屋やってるけど、タイベル切れてエンジンがダメになったボルボって聞いたことない よ。換えなくてもいいんじゃない?」
というのですが、いくら聞いたことがないといっても起こらない確証はないですし、メーカが推奨しているのですから、交換を実施します。
ドライブベルトは、2年前ですが、これはいつもの”自分ルール”に従ったもので、昔からドライブベルトは、劣化は目立りませんが、表面の硬化が、テンション系の部品の劣化を進行させてしまうので
自分ルールを2年と定めているのです。
ブレーキフルードの交換は、昔ケミカル関連の人と話して彼らの推奨する3年より早めに自分ルールを設定しているのですが、これはリアのブレーキ引きずりを防止する意味合いもありかなり重視している点です。
そして走りの機能には、全く関係ありませんが、同じく自分ルールで交換するものにエアコンフィルターがあります。
これは安いこともあり、1年に一回交換しています。
以上が車検にあたって交換を検討している部品類ですが、気がついた事があるのです。
それは、以前からのブログを読んでくださっている方ならお気づきかと思いますが、私の場合友人である部品商に頼んでいるのですが、ジリジリと部品代が上がってきました。
今回の交換品は、ほとんど社外純正品なのですが、エアコンフィルターなど30パーセントも去年と比較して上がっているのです。
部品商に
「部品上がりすぎじゃないの?」
と言って文句を言うと
「オマエよくデーター持ってるな。確認してみるよ。」
と言って、仕入先に確認を取ったそうです。
その結果、どうも現地通貨のリアルタイムの換算を行っているので、為替変動がもろ反映されるというのですから、驚いてしまいます。
今回は、ヤツには申し訳ないのですが、ネットで検索して部品を調達する予定です。
Posted at 2016/03/15 23:08:53 | |
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2016年03月15日
忙しいいシーズンのため、日頃のんびりマイペースで仕事をしているのですが、この時期は、それがままならず、火曜日以外の休みは、必ず1日あるのですが、それも取れずにいたので悶々としていたのです。
気が付くと3月も半ば、
「そういえばしばらくおしぼりそばを食べていないなぁ」
ということに気がついたのです。
最初に出会ったのは、今から20年ほど前のこと顧客に訪問したとき、お昼を食べることとなったときのこと。
場所は、長野県坂城町というところなのですが、それこそ首都圏とは違い、人口が減少している地域ですから、めしやの類は、既に廃業しているところが多く、ファミレスなど隣町の上田か、長野に出ないとならないという状況でした。
ちなみに今日いってみると、ラーメン系のチェーン店がいくつか出来てましたが、未だにファミレスの店舗は見かけません。
そんなとき食堂を探して、篠ノ井線の戸倉温泉方向に車を走らせるてると、18号沿いに造り酒屋の看板を発見し、車を止めて看板を見ると
「おしぼりそば有り升」
はて?なんだ”おしぼりそば”って?
この造り酒屋は、酒蔵の見学なども受け付けているのですが、食堂もやっていて、おそらく郷土の名物料理なのだなということがわかります。
車を酒蔵見学車用の駐車場に置き、見学観光客の後について構内に入りました。
すると一番奥に食堂があり、そこで”おしぼりそば”なるものが、出されていることがわかりました。
食堂に入るやいなや、
「おしぼりそば下さい」
と言いました。
出てきたものを見ると、白く濁った液体に、味噌が付いていてあとは普通の蕎麦だけです。
”なんでこれがおしぼりそばなんだ?”
そこで給仕のお姉さんに
「これがおしぼりそば?どうやって食べるの?」
「この白い液は、大根の絞り汁でたいへん辛いので、麹の味噌を混ぜて、食べやすい辛さまで調節 してください。」
腹の中では、
”そんな辛い大根なんてあるかよ!”
と思ったのですが、白濁した液をちょっと箸につけたら、
”からい!"
どうも都会育ちのせいか、野菜の種類に疎く、大根は、あおくび大根、練馬大根くらいしか知らないのでこのみずみずしい大根の辛さにびっくりしました。
ところが、これに麹系の甘めの味噌を混ぜると非常にまろやかになるのです。
一発でファンになりました。
ただし、後から聞いたのですが、この辛さの源である大根は、ねずみ大根という種類で、11月以降から、2月くらいまでしか収穫できない品種らしいのです。
ですから季節限定品のため、冬季にしか食べられません。
取引先があるうちは、食べる機会があったのですが、仕事が変わってしまった今となっては、戸倉に行く機会すらありません。
今日、そういえばもう3月だけど、おしぼりそばがまだ食べられるかもと思いたち、いてもたってもいられず、出かけてみました。
十数年ぶりに訪れた戸倉は、相変わらず寂れていますが、あの造り酒屋は、相変わらずの威容を呈していました。
注文すると懐かしいおしぼりそばが出てきました。
昔と比べると、蕎麦が細くなったし、何よりとっつきにくい顧客のために”おしぼり”と普通のそばダレがつくようになっていました。
「蕎麦湯は、タレにお使いください。」
と教えてもらいました。
早速食べると、昔食べてた頃よりさらに大根辛さがつよくなったようで、ついてきた味噌では足らない位の辛さです。
とは言うもののあの瑞々しい辛さは健在で、一気に食べてしまいました。
帰りしなにレジのお姉さんから、
「今年の大根いかがでしたか?」
と聞かれたので、正直に
「以前のものに比べて、辛くなったと思いました。」
と答えると、お姉さんが意外なことを言い出しました。
「やっぱりね!実は、今年は、ねずみ大根を収穫した畑が例年と違うのです。私も今年の大根は、
いつもの大根より辛いと思っているんですよ。」
なるほどやっぱりか・・・感覚は間違っていなかった。
坂城町から更埴あたりまでは、長野の中でも千曲川のおかげで水が豊富な地域なのでで、昔からこのあたりでは、小麦が収穫できたそうです。
ですから、この地域は、長野では珍しく、昔から小麦粉が食べられていて、おしぼりうどんというのが本来の姿だそうですが、味覚の感覚の違いで、私は蕎麦の方が好きなのです。
みなさんには勧められませんが、お蕎麦が好きな方には、新しい食べ方(少なくともこの地域外の人には)ですので、今年の年末まで待って食べに行ってみてください。
Posted at 2016/03/15 22:28:35 | |
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