めちゃくちゃな日程の3月が終わり、今日はトロトロ寝転がっていました。
すると携帯電話が鳴りました。
「なんだこんな時間に・・・部品商からか?」
しかし、携帯を見ると見たことのない電話番号からです。
「誰だ?」
出てみると運送会社からです。
「○○さんですね?西濃運輸です。荷物をお届けしたいのですが、住所に番地がないのです。」
身に覚えがないので、
「どこからですか?」
と尋ねると
「FEDEXでアメリカからです。」
その時耳を疑いました。
というのも先月忙しい中、ネットを眺めていたのですが、そのサイトはかなり前から気がついていてお気に入りにも登録しているサイト、その名もボルボパーツウエブショップ自分が欲しい部品の下調べや価格の確認するのに参考にしているサイトなのですが、部品検索をしているとショッピングカートの絵が書いてあることに気がつきました。
いつも部品を調べることに熱中していてそのマークに全く気が付いていなかったのです。
「そりゃそうだよな、ウエブショップって自身で言ってるんだから買えないわけがないよな」
そこで駄目で元々だと思い、先日来全く音沙汰のないシートクッションを検索してみたのです。
するとこのウエブのパーツリストには、部品の在庫状況が表示され、(といってもNAとか簡単なもの)るのですが、パーツナンバーも生きていて出荷可能となっているのです。
価格を見ると米ドル233ドルで、日本のディーラーの価格よりはるかに安い価格が提示されています。
どうしようか?騙されたつもりで発注してみるか?
もちろん注文することにして手続きをしました。
これが先月22日のことでした。
手続きをすると早速アメリカから、回答が届きました。
それによると、
「営業日2日から5日を要します。これは納期に、含みません。」
こりゃ騙されたのか?
やっぱりなそんなに甘くないのか・・・やっぱり海外はダメだな・・・・
内心諦めかけてたのです。
事実、最初の一通のメール以来連絡が来ません。
そんな感じだったので期待していなかったのです。
しかし最初に言ったとおり今日西濃運輸から電話が来たのです。
改めて、一通だけ来たメールを見直すと情報が更新されており、自分で出荷情報を確認しなくてはいけないことに気がつきました。
それによると3月30日にFEDEXで出荷したことが記載されているではありませんか!
しかし、まだ現物は手元に有るわけではないので、まだ正しいものかどうかわかりません。
箱だけ見てもわからないので、開梱して現物確認しました。
部品番号を照会すると確かに間違いないものが届きました。
ディーラーに頼むより安く手に入れられたのですが、ある種の落胆を感じています。
ディーラーのS氏は大変親切で親身になってくれる人ですから、嘘をついているとは思えませんから、本国から回答がないことは確かだとは思うのですが、どうも日本のボルボディーラーは、日本のカンバン方式を手本にしていると考えられます。
アメリカへ輸出する自動車メーカーの大部分は、故障率の標準偏差をもとにして補修部品も一緒に完成車数に見合った量を送ってしまうのだそうです。
よく日本の古いクルマの部品が、アメリカで買えるというのもこういう理由があるのです。
まさかボルボそうだったとは・・・・・・
日本には、結構ボルボが多いとは言われてますが、アメリカと比べるとはるかに少ないのではないでしょうか?
しかもカンバン方式を採用しているがために、必要な時に必要なだけというスタンスで部品ビジネスを展開しているから、本国としても小回りをきかせられないのではないかと思うのです。
なんだか落胆してしまいます。
Posted at 2016/04/03 00:52:12 | |
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