自動車好きヲヂさんのブログ一覧

　今月は、通常月なので休みが取れる状況となっています。
　
　今日も先日故障したブロワーモーターのケースを外そうと解体屋に向かいました。





　図に書いたとおりで、このブロワーケースは、既に製造が中止されていて、現在の状況では、ブロワーケースがどちらかでも壊れた場合、共用化された部品を使わなければならず、片側がマトモでも両方交換しなくてはならないのです。

　当然修理代をケチりたい私としては、何が何でもこの解体車からパーツを外さなくてばという使命感を胸に意思を持って出かけたのです。

　仕切り直しで作業を始めると、解体車であるが故の苦悩に直面です。

　V70は、恐ろしくエアコン類の詰め込み、というか、エアコンの容量が大きので、エバポレーターなどが大きく、本当に全部外さなければならないので、このクルマの上には大型車が積み上げられているので、スカットルに手が入れられないのです。

　また太い構造材がダッシュの裏にズドンと通っていて、これがまた室内側だけの止めならいいのですが、スカットル側からボルトが突き出ているのでスカットル周りについているワイパーユニットも外さなければならず、ブロワーのケース全部を活かすのは無理だと感じました。

　後でディーラーで聞いたら、ディーラーでもエアコンユニットは、作業するのが嫌なもののひとつだそうです。

　見えているし、その上途中に止まってるステーが全くないのに巧みにスカットルにブロワーケースを喰い込ませているから、揺すっただけでは取れないのです。

　しばらくそ〜っと手前の嵌め合いをコジっていると

　「パキっ」

　と破滅の音が・・・・・・

　もう頭にきたので、この車のケースは使わないから、下だけ生かせればいいやと割り切り上のケースをバリバリ壊し始めたのです。

　そして、７割がた壊したところで

　「この裏どうなっているのかな？」

　と思い。ドライバーをかけたら、またもや破滅の音が・・・・・

　今度は、下のケースの端が・・・・

　仕方がないので、ピラニア歯の鋸で切りやすいところでケースを切断し取り出しました。





よくよく考えてみると破壊された破片が、残っているわけですから、それを使って直そうかと考えるようになりました。

　今日は一体何をしに行ったんだ？

　虚しい虚しい一日となりました。