2017年03月26日
先日オフクロのお友達から、クラッシックのコンサートのチケットをいただきました。
なんでも急に用事が確定したために行けなくなってしまい、行っていただけるのなら、差し上げますと言われていただいたものなのです。
この方の娘さんは、音楽系の学校を出ているので、付き合いでもらったものかと思ったら、ちゃんと購入されたチケットだったので、さぞや無念だったのではないかと思われました。
なぜなら、最近売り出し中のイケメンピアニスのアンサンブルなのです。
私は、イケメンには興味はないので、単純に音楽を楽しみに出かけてみました。
私の知り合いに某交響楽団のコンサートマスターがいて、クラッシックは、タダで券をもらっていたので、以前は結構頻繁に見に行っていたのですが、久しくお会いしていないので、クラッシックのコンサートは、本当に久しぶりなのです。
半分緊張しながら、ネクタイを締めて、会場へと向かいました。
自ずとどんな人が集まってくるのかなと興味津々。
だってイケメン目当ての人でクラッシック好きなんて聞いたことがなかったので、ついつい野次馬根性の方が先に立ってしまいます。
開場五分前にホールロビーについた私は、早速自分の興味を満たすためにマンウォッチングを始めました。
まず目についたのは、お年寄り60代から70代くらいの人が5割くらいと多めなのです。
そして、その次が35歳以上の見受けられる人が4割くらい、そして残りが20代くらいだったのです。
私が以前よく行っていた某交響楽団の定期公演は、全く逆で観客のほとんどが、20代から30代なのです。
ただ、交響楽団の場合は、おそらくですが、入団に際してのワタリをつける目的もあるのではないかと思うのです。
何しろ、受付で入場券整理に行くと、関係者受付と一般入場者に分けられていて、関係者側に行くと若い人ばかりが目に付いたものです。
それが今回は、言ってはなんですが、”お年寄り”が多数いるのです。
そして、”黒髪、セミロング”率の高さ。
200名くらいの小ホール、満員。
男性が一割以下で女の人の茶髪ほんの4~5人、あとは白髪かハゲ(もちろん男性陣です)ばかり。
あまりに黒髪だらけで、ちょっと気持ち悪く感じました。
また、化粧っけのない女の人が大多数。
交響楽団は、うら若き乙女が多いので、茶髪はもちろん、バシっとメークが当たり前なので、その落差にも驚きました。
若い子がメークするとやたら化粧の匂いが強くて、そっちに気を取られることが多くて辟易してしまうのですが、今回はそのようなこともありませんでした。
来ている男性は、版で付いたように似たりよったりで、ハイネックにジャケットとといういでたちが多いのには、思わず”牧師の集いか”とつっこみを入れたくなるようでした。
肝心な音楽の方ですが、やはりお金を出すのだから・・・・というわけではないでしょうが、技巧派の音楽のフルスコアという感じなので、かなりマニア向けの演奏会でした。
交響楽団の方は、自分が好きなのもありますが、比較的耳慣れた曲目を演奏するので、今日はノってるかどうかが、判断が付くのですが、私のような門外漢では、マニアックすぎて、演奏はよく分からいませんでした。
昔聞いた話ですが、クラッシック音楽好きというのは、名指揮者のレコードを聞いてその演奏がいつのものであるかということがわかるのが、マニアということですが、門外漢の私は、メロディーを聴くのが精一杯なので、どうもこういうマニアックな演奏は、商に合わないなというのを実感してしまったというのが本音です。
Posted at 2017/03/26 02:43:00 | |
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2017年03月26日
しばらく国産のディーラーには、行ってなかったのですが、バナーを見て、
「おやっ、ビッツがモデルチェンジしたのかな?」
と、思わせるような写真が出ていたので、これは見に行かなくては、と思い、珍しくトヨタのディーラーに行きました。
以前にも書きましたが、私は日本の大衆車が大好きなので、底辺を担うビッツは気になる存在なのです。
彼岸の供養も終わったところで、オフクロを自宅で下ろし、着替えてビッツを見に行きました。
もちろん下心がないわけではなく、我が家のおふくろ専用車に使っているラウムもかなり年数が経過して、長期契約で結んでいる自動車保険で、いよいよ車両保険がはいれないくらいの年数が経ってしまったのです。
最近は、オフクロも
「なんかヤレてきた気がする。」
を連発するので、入れ替えの候補として見に行ったのです。
一番近所のネッツに行き、対応してきた営業に
「ビッツ、モデルチェンジしたんですか?」
と、尋ねたところ、
「いえ。大きなマイナーチェンジです。」
と言われてしまいました。
写真の印象で前後しか写っていなかったので、てっきりモデルチェンジだと思っていたのです。
「現車は、試乗に出ていますから、しばらくお待ちください。」
しばらくすると試乗車が帰ってきました。
確かに側面を見ると、以前のままでリアのドア部分などは、今のモデルになって以来の形です。
内心騙されたと思いながら、車に乗り込みます。
「今回のマイナーチェンジの目玉は、ビッツもハイブリット化されたことです。」
と営業マンは言いました。
「えっ、だってアクアがあるでしょう?なんで同じシャーシの車に作ったのですか?」
と私が言うと、
「実は社内的にも異論が多いのですが、トヨタの社内の車格が、上がってきて、ビッツの下の車格の車が出てきているんです。
パッソやボクス(明らかにタントの普通車版)が出てきていますし、同じシャーシのアクアも実は、格としては、ビッツの下になるのです。
ですから一回前のマイナーチェンジで車格を上げるためにかなりボディー周りの強化をして、車格のイメージを上げるための実質的変更を行っています。」
そういえば見たことも聞いたこともないような車があるなとは思っていたのです。
室内を見回すと、以前の社用車だった現行ビッツの最初期型と比べ、依然プラスチックだとはわかりますが、明らかに質感が上がっています。
ふっと、フロントウインドーを見るとこの試乗車のプライスがついているのですが、ナビ付きで260万以上がついているのです。
こりゃぁ、プレミオ、アリオンの1500の乗り出し価格より、高いプライスだ。とびっくり。
最近の軽は、高価格なので、ターゲットになるユーザーとしては、驚かないのかな?
最低線のビッツはおそらく安いのでしょうから、安いの狙うのなら、1000ccなんだろうなぁと考えていました。
以前、この形になってからの1000ccは試乗したことがあるのですが、3気筒のせいか、力がある感じがなく、空いている国道では、加速がトロくてイライラした経験があるので、嫌いなのです。
さて、走り出して直ぐ感じたのは、ボディー剛性の高さです。
初期型のビッツは、このあたりが結構ヤワに感じられたのですが、試乗のため、営業所から出る瞬間、国道の歩道をまたぐ時、軽量だけどがっちりした剛性感が感じられるのです。
そのことを指摘すると
「ええそうなんです。ボディーのスポット溶接が、初期型に比べて、増やされているのです。」
なるほどね!だからボディーが頑丈に感じるんだね。納得、納得。
このクルマは、ハイブリットなので、極めて静かなのですが、トヨタのハイブリットに関する嫌なところは、突然エンジンがかかったりするところなんです。
特に駐車場なんかで場所を探しながらゆっくり走って周りをキョロキョロ見ている時に、突然ぶるっと振動が来て、エンジンが回りだす様は、いつまで経っても慣れなかったのですが、このクルマは、いつエンジンがかかったのか、全く感じません。
その事を聞くと、
「ウエイトを配置して、セルの反動を抑えているのです。だからエンジンがかかったのを意識しないで済むんです。」
とのこと。
しかし、このボディーの良さは、ちょっと角を曲がっただけでも感じられ、もう下手なヨーロッパ車はかなわないなと思いました。
もっとも、このクルマは、フランスでも生産されているのですから、本場欧州のクルマにヒケを取ったら、マーケッティングで負けてしまうのですから、出来が良いのは当然でしょうね。
この車の最大欠点は、ハイブリッドにすると恐ろしく高額になるということです。
かと言って、小さい方のエンジンだと、全く面白みがないこと。
だから、このクルマは、新車で買うのではなく、極めて新車に近い状態のハイブリットの中古車を探して買うのが、賢明だと思います。
国産ですから、情けない程車両の減価が激しいので、新車はもったいない気がします。
でも、ポロあたりと比較して見れば、日本車の見本みたいな出来なので、それを買うことを考えている人には結構魅力的かも・・・・・・・
でも、圧倒的に下取りは、ポロの方が高いでしょうけど、所有期間の信頼度を考えるとビッツも間違った選択ではないと思いました。
Posted at 2017/03/26 01:58:19 | |
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