2014年10月18日
うちの母は、今年78歳になりますが、娘時代に関東の某県の県庁所在地のバイク屋に勤めていました。
この年代の人には珍しく昭和30年代に最初の免許を取得しましたが、まず二輪車から取ったという人は、珍しいのではないかと思います。
当時のことですから、自分用は所有していませんでした。
今では考えられませんが、二輪車の牽引するのに必要だったそうです。
しかしそんな人ですから、未だに運転は続けており、高齢者講習にも積極的に参加して、手順を踏んでおります。
そんな人ですから、車にうるさく、私が購入する車を一丁前に評価します。
まぁちょっとモダンな年寄りですが、この前、驚くようなことが起こりました。
私は、自動車に劣らず、バイクが好きで病気療養に入るまでは、乗っていました。
私は、ある旧車の同好会に入っていました。(今流行りの旧車會ではありません)
そこに一台メグロのS5があるのですが、この車両の現在のオーナーは、30年くらい前解体屋から購入したのです。もちろんその解体屋も知り合いで購入した時に居合わせていました。
しばらくその人のガレージに行ってなかったのですが、この人のガレージはいい雰囲気で旧車のパーツやカタログが置いてあって面白いのです。
ある日何気なく奥の壁に見たら古いナンバーと軽二輪番号票返納票のコピーが入った額縁があったのです。
自分が「これ何?」ってオーナーに聞いたら、「ウチのメグロの前のオーナー記録だよ」見たら関東某県の農業試験場の名義になっていました。
この某県は、母の出身県ではないですか!もしかして母が何か知っているかもしれないと思い、母にその話をしたら、自分が現役時代に面倒見ていて車両であることがわかりました。
よくイギリスなどでヒストリーが・・・・なんて話を聞きますが、まさかこんな身近にあったなんて大変驚きました。
さらに驚いたのは、解体屋のオヤジにしたら、持ち込んだのは、Mモータースってところだよっていうのです。
これにはさらにびっくり!Mモータースは、母のいたモータース屋だったのです。つまり母がやめてから二十年は経っていたのですが、母に話すと「続いていてんだね」とひとこと。ヒストリーが日本にもあるんだなぁと感じた出来事でした。
Posted at 2014/10/18 19:39:46 | |
トラックバック(0) | 日記
2014年10月17日
なぜ今回車を買うときにV70を選んだかを書きたいと思います。
正直格好は好きではありません。またワゴンというボディ形状も、仕事上工具類を入れっ放しにするので好きではないのです。
のっけから二つも否定していますが、一番の購入動機がボルボだったからです。以前の車は、93年式の850セダンでした。
この車は、ボルボらしい車だと思ってました。
かなり昔に240を所有していましたが、これがまさに走るレンガというあだ名通りの車、ぶこつそのものでした。
重々しく(実際には、そんなに重くないんですけど)、エンジンはその当時でもあまり魅力的ではない上、色がソリッドのモスグリーンだったのでいかにもオジサングルまでした。
しかし、その重厚な乗り心地に心を奪われました。
それからかなりの年月が立ち、850が出たとき、これは、モダンなセダンになったなーと感激し、購入しました。
やはりエンジンは、大きくなったとは言え、ターボのないエンジンは、格段に早くなった国産車の流れに乗るのに丁度位の性能なので、山道では、加速不足を感じることもありました。
しかし、オジサンになった私には、適当で波長に合いました。
ずううっと乗るつもりでいたのですが、健康上の理由で車の運転ができなくなり、手放さざるを得なくなったのでした。
それから6年程の療養生活を余儀なくされ、車からは遠ざかっていました。
ようやく自分が、日常生活が送れるようになったところで、今度は、年老いた母が脳系の疾患で、倒れてのでした。
母は、大変車が好きで、自分では、スマートクーペに乗っていたくらいです。
その母が、自分の送り迎え用にまたボルボに乗りたいといったのです。
うちには、既に自分送迎用のラウムがあったのですが、ボルボに乗りたいというたっての希望で、回復した自分に出来ることをしようと思い、ボルボを探し始めました。
しかし、実際6年程自動車とは、縁のないところにいたので、市場動向がわからず、ネットを検索して驚きました。
ボルボは、殆どがワゴンで、セダンは極端に少ないのです。
世の中は、ここまでセダンを受け入れてないのか!
それでは、適当な価格で購入できないではないですか!
それでV70という実に安易な結果になったのです。
それでは、結果失敗かというと、正反対の大成功でした。
昔から、ボルボは、お家の事情でしょうか、かなりアメリカナイズされていましたが、それがいい方に開花していて、かなりゴージャスな車になっていました。
もちろん850は、今となっては、かなりボルボ臭の強い車になってしまいましたが、それは、趣味性の違いなどだとは思いますが、やはり進化しているのだなと感じさせられました。
うちでは、ボルボを「デキのいいアメ車」と呼んでいるので大歓迎です。
そのうち今度は、印象など書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
Posted at 2014/10/17 11:31:59 | |
トラックバック(0) | クルマ