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自動車好きヲヂさんのブログ一覧

2015年07月30日 イイね!

日産リーフの充電してからの実走行距離

 今回の試乗で具体的な距離について触れていなかったので、具体的に書いてみたいと思います。

 ①旅行の始まり

  東京日産 秋津営業所 ⇒    154km         ⇒埼玉日産 北本庄営業所  


 この区間は、平坦路がほとんどですが、充電時に走れる距離を示す距離は、140kmほどだったのでリーフ自身がシュミレートしている予想走行距離より走っているのは、ブレーキング時の回生ブレーキのおかげだと思われます。

 リーフの予測航続距離よりは、長くなる模様です。

 ②埼玉日産 北本庄営業所 ⇒     220km           ⇒長野日産 小諸営業所

 この区間は、関越⇒上信越道で群馬側から登り始めたところですが、意外と距離が伸びていま   す。

 ③長野日産 小諸営業所⇒      221km           ⇒長野日産 岩槻営業所

 これが最長となリそうです。上りも多かったのですが、妙高高原からずーと長野まで下り坂のため、回生ブレーキがかなり効いていたようです。

 ④長野日産 岩槻営業所⇒   126km        ⇒新潟日産 糸魚川営業所(往路)

 この距離は、ナビで出された経由地をもとに走った結果です。この距離は、リーフのメーターの予想走行残量を元に距離を算出しているようで、岩槻営業所を出発時点でリーフのメーター上での走行可能距離残量は、145kmと出ていたのでこれとリンクしていると思います。

 ⑤新潟日産 糸魚川営業所(往路)⇒  129km   ⇒新潟日産 糸魚川営業所(復路)
 
 早朝に充電し、往路は、北陸道を使って宇奈月温泉まで行き、復路は、一般道を使って糸魚川まで戻ってきました。

 ⑥新潟日産 糸魚川営業所(復路)⇒   149km  ⇒新潟日産 六日町営業所

 本当は、もう少し手前の魚津で充電の予定が、魚津には、日産ディーラーがなく、協力店しかない上、全部時間外は使えないという状況になり、ヒヤヒヤしながら魚津から六日町まで移動しました。

 ⑦新潟日産 六日町営業所⇒   67km    ⇒日産プリンス群馬 沼田営業所

  途中関越道で関越トンネルをくぐるので、きつい登りと高速を考えて早めの充電

 ⑧日産プリンス群馬 沼田営業所⇒  112km  ⇒埼玉日産 川越営業所

 二日間で8回の充電です。

 これだけ充電を繰り返していると、バッテリーの温度計は、レッドゾーンに入るギリギリの位置を示して正直不安になります。

 また、充電器によっては、充電率の設定が可能ですが、これだけ短時間に充電していると93パーセント行けばいい方で、恐らくこれでも航続距離を削がれているような気がします。  

 こうして見るとメーターに示される航続可能距離は、かなり悲観的な数字と判断できますが、ギリギリまで試す勇気は、当方にはありませんでした。

参考になるかどうかわかりませんが、今年の5月にV70で金沢から、相模原まで走らせたのですが
この時は、国道8号線を富山から、能生まで走り、そこから北陸道に乗り、上信越道を通り、交通情報を参考にして、中央道を避けて上信越道を関越に向かって走り、圏央道を通り、相模原まで帰ってきたことがあるのです。
 この時、エアコンを使っていなかったことも幸いして13,77km/lという、今のところウチのV70のベスト燃費をたたき出しているのです。

 V70は、タンクの容量が、70リッターほどなので、カラまで走れば、このコースなら900kmほど走れるわけです。

 ガソリン経費で考えるとリッターあたり、130円だとすれば、70リッター入れて9000円くらいになります。

 月々のリーフの充電インフラの会員は、まちまちなので一概には言えませんが、ある充電インフラの月々の支払いが3000円で、充電し放題というプランがあるそうで、これに加入してリーフを使っているのであれば、燃料代の節約は出来ると思います。

 しかし必ず充電時間が必ず30分かかってしまうのですから、時間的なロスは、大きいと考えられます。
 V70で満タンにするには、時間的には5から10分ほどです。

 自動車の乗り味など趣味を考え合わせるとリーフのイニシャルコストが合理的かどうか考えてしまうのです。

 これでリーフに関する話は、終わりにしようと思ってますので、気になることがあればメッセージ等で聞いてみてください。   

 
Posted at 2015/07/30 20:39:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月30日 イイね!

日産リーフ 使ってみて気がついたことあれこれ。

日産リーフ 使ってみて気がついたことあれこれ。 いままでリーフについて走る面での話をしてきましたが、改めて装備についての話をしたいと思います。

 今回の同行した友人は、本業がコンピューターシステム構築を考えたりする仕事を長らくやっていて、ナビを含めたパソコン、業務機のシステムについて長けた人なのです。

 当方は、一般人レベルでの認識しかないので、日産のW氏の言っていたとおり、

 「(ゼロエミッションのマークを示して)このマークを押せば、充電ポイントが解ります。」

 と言っていたので、

 「そうだろうなぁ」

 位の理解をしていました。

 今までの文章を読んでいただいていた方には、今回の旅行のドタバタを理解いただけているかと思いますが、この旅行の最初に運転していたのは、友人でした。

 友人が助手席に移り、カーナビをいじり始めました。

 最初に気がついたのは、航続可能距離以上に走ると自動的に充電ポイントを経由地として織り込んだ案内を始めることでした。

 この時点で相当落胆していたのですが、次に彼が質問したのは、

 「情報、更新かけた?」

 「かけたよ!」

 と私

 「そう。」

 と友人。

 いよいよ帰り道に入ってから、友人が、

 「ああっ」

 と声を上げました。

 「なに?」

 と私

 「この情報更新、走行地域の情報だけ更新するんだぁ」

 と言うのです。

 「多分、日産も充電ポイント情報のデーターベース更新を何日かに一回かけているのだろうけど、全国だとデーターが多すぎて更新時間がかかるから、更新ボタンを押した時点での自動車の位置でその地域だけの更新データーを流しているみたい。」


 「だから昨夜の長野日産24時間営業が出ていなかったんだよ」

 「つまり今借りてるリーフの製造時に入れられたナビデーターのうち、いつもこの車のいる神奈川県  は、当然アップデートかければ、いる位置で判断しているけどそれ以外は更新されないんだ。
  だから、この車のナビの充電データーは、神奈川以外は、去年の11月時点のものだったんだ」

 こんなところからもリーフが長距離を走ることを前提にされていないことがわかります。

 「しかし、今分かってももう旅は終わりのほうだけどね。」

 と友人

 翌日、部品商の友達にリーフを見せました。

 何はともあれ、ハンドルを握り、ひとしきり走り、助手席に移りました。

 「なんだこれ!」

 「なに?」

 と私

 「このワイパーブレード酷過ぎ!」

 日頃ワイパーブレードでいじめられてる部品商は、ワイパーが気になってしょうがないのです。

 「このボディはなに?カバーの材質は?ひでぇなぁ!Baleoの製品じゃねーか?」

 Baleoは、フランスの部品メーカーで、安物部品も結構多いのです。

 友人たちは、普段は別の職業を持っているのでこういう時ついつい固有の職業病が出るようです。

 


 
Posted at 2015/07/30 07:23:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月28日 イイね!

日産リーフ最終日 いろいろなことがありました。

 いよいよリーフを返却する日がやってきました。

 正直に充電の恐怖のストレスから解放されるのは、嬉しいです。

 今回の試乗は、トータル1376,5kmとなりました。

 これくらい走れば、車の良し悪しを判断してもいいのではと私は考えるのですが、主観でしょうか?

 正直、一回の充電で150km前後しか走れないクルマを1400km近く走らせるということは、大きなストレスになるのです。

 満タンでこのくらいの距離を走るというガソリンで動くモノというと、私の経験からするとRD250の角タンク、原付シャリーのZⅢが互角といったところ。

 つまり航続距離の点で行けば、バイクがライバルです。

 そのバイクと比較すると、雨風はしのげて、5人乗れるところがメリットです。

 今度は、居住性については、これは完全に主観ですが、非常に低い評価です。

 ことにシートの悪さは、私にとっては耐えられないのですが、今回長距離同行してくれた友人は、

 「軽のシートに比べれば、遥かにマシだよ」

 と言っていますし、友人の部品商は、

 「酷いけど、国産車の標準的なヤツ」

 と言っています。

 これは、常日頃乗り慣らされている車によって評価が分かれるところです。

 欧州車の中でもシートサイズ、硬さなどの座り心地の良いV70に慣らされている身には、正直辛かったです。

 三人が一致していたのは、騒音。

 「思ったより静かじゃない」

 「電気自動車の割にうるさい」

 「フィールダーだってこんな音しない」

 特に驚かされるのは、エアコンをつけて車外に出ると、当然といえば当然ですが、インバーターエアコンを搭載しているので、エアコンの室外機を回していると思えば良いのですが、音に対する配慮
がされていないと感じます。
 電気自動車は静かすぎるので、わざと音を室外に対して出しているかもしれませんから、設計で意図しているからかもしれません。

 車内騒音は、ともかく酷い、これは、おそらくタイヤのせいだと思われます。

 エコノミータイプのトレッドを使っているのでものすごくうるさい。

 試乗車なのでライン装着タイヤのままだと思われますが、昔は、ライン装着品は普通に販売されてる同銘柄のタイヤに比べて、グレードがかなり落としてあるということもあり、単純に物事は判断できませんが、日産のW氏も

 「このタイヤは、うるさいです。」

 と言っていました。

 充電インフラについては、今回の長距離ドライブでは、苦労させられましたが、これもオーナーならメーカー推奨の充電のパッケージが用意されていて、それに加入すればかなりリスク回避ができます。
 しかし、絶対的に少ない航続距離と最低30分という充電時間は、大いなるロスです。

 例えば、自分が東京に住んでいて、福島あたりに両親がいるという家族4人がいるとして、両親のどちらかが、深夜に危篤状態であるという滅多にないけどありそうなシチュエーション、電車は既にないので、車で出かけるとした場合、リーフでは無理なことは分かっているので、どうするか?

 まるでギャグのような話なのですが、日産のあるリーフのメンテナンスパッケージでは、レンタカー半額のサービスが受けられるという話です。

 根本はそういう話ではないと思うのですが、現状は、そんな感じなのです。

 未来に向けてゼロエミッションというのは、大変大事で、賛同できますが、現状での電気自動車は、
自腹で購入するには、リスクが大きいと思います。

 充電のインフラもかなりわかったので、決して充電ポイントは少なくはないのですが、オンデマンドという訳にはいかないと思います。

 ことに地方では、人口に比例してないと思われるので、地方での電気自動車普及は難しいでしょう

 相模ナンバーなんて、ガソリンの車なら、難なく新潟辺りまで来ることが出来るでしょうから、ディーラーへ行っても冷やかしくらいにしか思われないのでしょうが、リーフはどこへ行っても歓待されるということは、それくらい長距離が走れないということの裏付けではないでしょうか?

 私は、決して電気自動車否定派ではないのですが、現状では、購入しません。

 では、こういう車は、どういう人に向くのか?

 まず車に無頓着なひと。

 あまり走行距離の伸びない人。

 仕事で汚れやすい商品の配達をしてる人。

 老人ケアで送迎してる人。

 最後の二つを満たすとなるとリーフは、ダメですから、eNVがいいと思います。

 とくにeNVの商用車は、非常電源としても使える機能を搭載しているので、地方自治体の簡易救援車などに使えそうです。
 まぁ走行距離はみるみる減るとは思いますがね。

 いろいろ見てみると、プリウスの商品としての完成度の高さは、素晴らしいと思います。
 しかし、自動車が好きな私から見ると、自動車の魅力にかけていると思いますので、もっと魅力のある車を作ってもらいたいものです。
Posted at 2015/07/28 12:25:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月28日 イイね!

日産リーフ初めての長距離 5日目から6日目 その二

 ようやく目的地である宇奈月温泉に到着して、長年の夢だったトロッコ列車に乗り、一瞬ではありますが、またリーフに乗るストレスを忘れていました。(本当に忘れたい!)

 現実に戻り、以前のブログに書いてあるように男旅なので、次の予定は決めてありません。
 しかし、卑下のつもりで男旅と書いたことが、違った意味での男旅となってしまったので、とんでもないストレスとなることが判明しているので、かなり旅行の意味合いも変わってきました。

 「どっち行こうか?」

 と私。

 「このまま下ってもいいけど、更に充電に関するストレスが増えそうだなぁ」

 と友人。

 実は、この時点で頭がハイになっているのか?楽観的なのか?私は、もっと下って、金沢方面に行こうと内心考えていたのです。

 「このままでは、月曜日までに疲労回復しない恐れがあるから、新潟方面へ戻りながら、帰宅しよ   う。」

 と中年になったことを実感させるコメントを友人が言うので、それに従ってドライブを続けることにしました。
 
 さてどうするか?

 今朝朝四時に充電したのが、新潟日産糸魚川でしたが、次の充電ポイントを探すのには、その一に書いたとおり、今の状況では、日産ディーラーによるのが間違いのない選択であることを確信した我々は、新潟方向へと進んでいました。

 国道8号は、比較的上り下りが少なく、日本海に沿って走るルートなので、景色がよく、のんびりと走っていられるのです。

 そしてもう何度目かの充電ですが、出先では珍しいことに、早朝に来た新潟日産糸魚川まで電池がもちました。

 早朝と違って、だだっ広いと感じていた糸魚川日産でしたが、昼間来ると営業時間のため、所狭しとクルマがいます。

 今のディーラーは、防犯のため、車を並べておかないというところが多いとは聞いていましたが、夜中に充電スポットを探して彷徨うと、実感できます。

 充電器を操作していると女性が出てきて、

 「冷たいものでもどうぞ」

 と言ってくれました。

 ナンバーのせいかな?と訝しく思いましたが、やはり

 「ナンバーが相模ですが、相模からいらしたのですか?」

 「そうです。」

 と私

 「すごいですねぇ」

 とおねえさん。

 珍しいヤツなんですよとひねくれて言いたい気分でした。

 そしてさらに北上して、道の駅能生でお昼。

 この道の駅は、カニが名物で、客のほとんどがプラスチックケースを抱え、カニを購入してその場で食べています。

 ここで我々もと思いましたが、カニ剥きが面倒なので、カニラーメンで済ませました。

 さてここから、どうしようか?

 「電池をなるべく使わないために平坦に近いコースを取ろう。」

 と友人。

 駐車場で高速でもらったパンフとナビを眺めながら、帰宅しようということになりました。

 そして、柏崎から、小千谷市を抜けて、魚津、高速で関東という計画を立てました。

 国道8号から、それ国道219号をひた走り、魚津に出ました。

 小千谷市には、国道沿いに日産のディーラーがいっぱいあるのですが、電池残量的にいま充電してしまうと、充電の引き継ぎがおかしなことになると考え、魚津まで我慢しました。
 関東に戻るには、関越トンネルか、三国峠を越えるしかないのですが、今までの経験上、山の中に日産ディーラーがある可能性は、0に近いと考えられるので、関越トンネルを抜けるとすると、次の充電ポイントは、群馬。
 最初の群馬側のICは、月夜野。
 ここに日産のディーラーが、インターの近くにあるとは考えにくいのでできる限り、高速に乗る直前にしたかったのです。
 次に大きな街を考えると、沼田となるのです。
 出口だけであれば、昭和というのもありますが、まぁ何もないICなのは、前に利用して知っているのです。

 さて魚津の街につき、充電スポット検索をすると、何と魚津には、日産のディーラーがないのです。

 ウソだろ

 心の中で叫びましたが、仕方がないので、出ている充電スポットに行ってみることにしました。

 今は、午後5時ちょっと過ぎ、しかしこの充電スポットは、営業時間が5時までと書いてあるのですが、充電スポットは、昨日からの経験で開いているだろうと楽観的に考えていました。

 行ってみると充電スポットに一台リーフが置いてあります。

 店を見回すともう閉店していてシャッターが降りています。

 降りて確認しようとしたところ、一人店の方から歩いてきて

 「もうブレーカー落としたから動きませんよ。」

 そりゃないだろう。

 しかし、農協ならやっていると思うと言う店の人の言葉を信じ、農協の充電ポイントに向かいました。

 「あった!あった!」

 早速車を寄せたら、コネクターに鍵が掛かっていて接続できません。

 電気どうする?

 「どうしようか?間違いなく小千谷には、ディーラーがあるけど戻ることになるし、六日町まで勝負
  賭けていくか?」

 と私。

 「前のめりで行こう!戻らずに東京に近づこう。最悪まだディーラーの営業時間だし、いざとなれば  レッカーの世話でいいじゃん。」

 と友人。

 よーし前進だ!

 幸い道が平坦なため、意外と進むことができて新潟日産六日町まで着くことができました。

 着いて、充電の準備をしていたら、

 「中でお待ちください。」

 と店の男性

 中で待っていると

 「お飲み物でもいかがですか?」

 といって、飲み物を出してくれました。

 そこで例の質問が出ました。

 「相模からですか?」

 「そうです。」

 と私
 
 「すごいですねぇ」

 と男性。

 身なりからするとメカニックのようです。

 「私は、神奈川に住んでいてリーフに乗っていますが、六日町あたりでは、どんな乗り方をされてる  んですかねぇ?」

 と私

 「ファーストカーとしてお使いの方は、ほとんどいません。使用する範囲も近場だけで遠出したとい  う話は、ほとんど聞いたことがありません。」

 やっぱりインフラの問題は、地方の方が深刻だということが実感できました。

 かなり日産などは、努力をしているとは思いますし、考えて使えば、巡航距離は伸ばせますが、充電時間が非常に無駄に感じられるので、根本的問題は、ここにあると思います。

 便利さに慣れてしまった身には、充電で最低30分必要というのは、面倒です。

 でも限定的な使い方ならまあま許せるといったところでしょうか?

 ここからは、関越自動車道に乗り、沼田まで行き、日産プリンス沼田で充電。

 次は、107kmほど先の関越川越ICのそばの埼玉日産川越で充電し、長距離ドライブを終了しました。

 現時点で電気自動車を所有するということがよく理解できた長距離ドライブ体験でした。





 
 

 
 
Posted at 2015/07/28 11:13:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年07月26日 イイね!

日産リーフ 初めての長距離ドライブ 5日目から6日目 その一

 いよいよ最初から航続距離の短い距離だと解っているクルマで長距離ドライブに出るということですが、ちょうど高校生の頃、一リッターだけガソリンを入れて原付で出かけるといったところが、心境として当てはまるかも・・・・

 もうこの車の航続距離が少ないことは、十分認識されていましたので3日目から充電はせず、4日目を乗り切りました。
 この時点で残りの走行可能距離は、50km程、同行してくれる友達の家までは、30km程、なるべく高速に乗る直前に充電をしたいと考えて、自宅では充電はせず、残量ギリギリまで乗ってみることにしました。

 当方は、相模原に住んでいて彼の家に行くのは、府中街道を通り、野口橋を越え、新秋津で所沢方面に入り、三芳町、そこから関越川越に乗り航続距離を考えて、上里で車と人間の充電をして上信越道を通り抜けて、新潟に出て、宇奈月という大まかなスケジュールを組みました。

 なぜ大まかかというと、日産の営業W氏から、

 「試乗車用パスワードがあれば、高速の急速充電器使えるから、大丈夫ですよ。」

 と言われていたのです。

 これが悲劇を生むとは・・・・・・

 この旅で最初の充電の地は、秋津の東京日産秋津営業所、クイックチャージで30分充電。

 その間に遅いお昼を華屋与兵衛で食べ、友達の家に向かいました。

 途中、道路が警察によって封鎖されていて、とんでもない渋滞に巻き込まれてしまい、ジリジリ走行可能距離が減っていくのは、大変なストレスです。

 友達からも何度も電話が入り、気が気ではありません..


 ようやく彼の家につき、運転を交代して彼のドライブで、関越道川越インターから高速に乗りました。

 金曜の夕方というのに関越は空いていて快調に走行しています。

 そして、あっという間に上里到着。

 「今日は、宿に遅くつくと言ってあるから、急がなくても大丈夫。
  もっともこの分なら、その心配もないかも」

 と余裕綽々でした。

 すると充電ポイントは、一台分しか用意されていないのですが、先客の三菱のPHVが充電を開始していて、うちの車を繋ぐことができません。

 「しょうがないなぁ、先に食事に行こう。」

 と友達を促し、食事に行きました。

 戻ってくると、三菱は、出たあとで、うちの車を充電スポットに乗り入れ、充電ケーブルを接続しました。

 そして、日産から与えられたパスワード入れるとこのシステム用じゃないことがわかりました。

 「仕方がないなぁ。」

 そう思いながら、コントロールパネルに会員証がない場合の連絡先が記入されており、仮の会員ナンバーと許可を出すということが書いてありました。

 これも想定内で、充電システムは、数社の経営母体が違う会社がやっているので、連絡を取ってくださいと日産のW氏から言われていました。

 ところが、何度かけても

 「オペレーターにお繋ぎします。」

 といってずーと保留音なのです。

 「どうしよう・・・」

 と友達に相談。

 もちろん置いてあるだけで、先に進めないので、

 「次のスポットに行って事態が好転するとは、思えない。」

 ガソリンならばこんなことは起こらず、ガソリンよりタチが悪いのは、エネルギーをセーブする運転方法はないということ。

 今日は、クソ暑いのでリーフオーナーから教わったエアコン切りは使いたくない。

 「仕方ないから、高速降りて一般道に行って充電しよう!」

 と私が発案し、お得意の充電スポット検索をかけました。

 すると、5,6kmのところに埼玉日産北本庄営業所があることがわかりました。

 「そこだっ!」

 次の出口で高速を降りて行こうとなり、実行したのです。

 でも、後で気がついたのですが、次の出口まで10kmくらいあるのにどうしてかな?

 そうなのです、このナビは、現在地から直線で距離を算出していたのです。

 実際に目的地を入力して、案内を開始させないと正確な距離が出てこないのです。

 最初の案内で、5,6kmだったものが、実際走行すると32kmあったのです。

 これがもしギリギリの残量だったら・・・・・

 背筋が寒くなりました。

 「こりゃぁ今夜は長くなりそうだ・・・・」

 そこで二人で考え、地方はもっと日産のディーラーは少ないのだから、聞いたことのあるような都市が近づいたら、ナビの充電ポイントで検索しよう、もしくは、電池残量が、20パーセントになったときだな。

 今夜の遊びのルールが決まったら、あとは実際に走るだけです。

 埼玉本庄の次は、長野日産小諸営業所。

 ところが、ここは、充電ポイントが休止中とナビの表示には、出ているのです。

 「どうするか・・・・」

 少ない経験ですが、大抵ディーラーの充電ポイントは、一日充電できるところにあるはず、と勝手に解釈して、次の充電ポイントとしました。

 しかし、この時内心はヒヤヒヤしていて

 「これでもし閉まっていたら、レンタカー屋に駆け込み、リーフを置いて残りの旅程は、レンタカーに  しようか?」

 とまで考えていました。

 長野日産小諸営業所に着くと、明かりは全くついていませんでしたが、入口が空いていて、その奥に充電器が見えました。

 「v(=^0^=)vやった!レンタカーに乗らずに済む!」

 早速充電開始。

 さて次の充電ポイントは、走行距離からすると小布施あたりになるのです。

 「果たして日産のディラーはあるのだろうか?」

 長野は、以前仕事でよく来ていたので比較的詳しいのですが、都市の並びの前後関係が、あやふやで、
  
 「周辺の充電スポットを探す」

というセグメントでは、出てこないのです。

 不安になりながら、接近してきた時に入力すると

 「日産長野 岩槻」

 と出てきました。

 距離を見ると16km

 さっきの件で学習しているので、

 「今の残量なら、直線で16kmだから行ける!」

 と考えたのです。

 しかし実際に入力して出てきた距離は、56km!

 山道で、曲がりくねった道で山を下らねばならないのです。

 岩槻なんていうので、小布施かと思ったら、結局長野市内でした。

 なんたる無駄をしてしまったのか・・・・・・

 ここで充電を開始してから、することもないので、試しに今日の(といっても日付は変わっていましたが・・・・)宿泊場所の住所入力すると、

 「ここから〇〇○km、このバッテリーの残量では、到着できない可能性があります。」

 「経由地を設定して、案内します。」

 なにィーこんな案内をするのかぁぁあ

 今までの努力は、なんだったの・・・・・

 へなへなと脱力してしまいました。

 これでよしと思い、再度出発。

 次の充電ポイントは、糸魚川です。

 あとは、ナビに従うだけです。

 と、思ったら、またこのナビやらかしてくれました。

 ナビの指示に従い、糸魚川で高速を降り、市内に出ました。

 指示する日産のディーラーに着くと、

 なんと充電器がない!!!!!

 もうくらくらする頭で考えました。

 もう一度ナビの項目から、「周辺の充電スポットを探す」で探したところ、三菱のディーラー出てきました。
 行ってみると、またまた充電器がない。

 三度目の正直で検索させると新潟日産糸魚川が示され、ようやく充電ができました。

 気が付くと夜が白み始め、結局目的地についたのは、埼玉を出て11時間後、宿泊施設は、良い方で、宿泊料金前払いのこともあり、トロッコ電車が出る時間まで休憩させてくれて、朝食を食べました。
 この宿は、トロッコ列車に乗車中、車を預かってくれるので便利です。

 普段なら絶対できない完徹が、リーフのもたらす緊張感のおかげで遂行できたことは、喜ぶべきことか悲しむべきか、もう分からなくなっていて、ある意味貴重な体験となりました。



Posted at 2015/07/26 22:43:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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自動車好きヲヂさんです。よろしくお願いします。 車歴は、直近で行くとボルボ850セダン、K11マーチ2台、E36BMW、プジョー405、MB201などです。一...
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