6年程になるのですが、今の会社に入ったとき、通勤用にリード110を購入しました。
実用上、フルフェイスが二個すっぽり入るシート下のトランクは、圧倒的ですし、小さいながらもレッグシルドに物入れがっついているのも便利、水冷エンジンのため静粛性に優れていて、最高速もなかなかです。
しかし、同型車とすれ違うたびに
「俺はこんなに格好の悪い車両に乗っているのが嫌だなぁ。」
と思っていたのでした。
ある日のこと、Umediaの本店のスクーター売り場に行くと、夏に出た限定車シグナスXGP参戦40周年記念限定車の売れ残りが目に止まったのです。
大好きなストロボカラーが付いています。
本当はモデルチェンジ前のケニー・ロバーツの虎のストロボが好きなのですが、赤と紺のストロボカラーもなかなかです。
特に買い換えるあてもなく、どんなクルマが出ているかな位の気持ちで見ていた私には、ムラムラと欲しい欲望が湧き上がってきたのです。
店員に
「お宅のS支店と付き合ってるんだけど、これは展示してなかったなぁ。これいくら?」
「ああこれですか?最後の一台なんですけど・・・・ところでうちの誰と付き合って頂いてるんでしょ う?」
「S支店のMさんですよ。でもあっちの店には、在庫ないでしょう?じゃあこちらから貰うからいい よ。」
「今すぐには買わないけど、来週まで残っていたら買うよ。」
といってその日は帰ったのです。
その日の夕方、電話が鳴りました。
出てみると、S支店のM氏からです。
「今日本店の人から聞きましたよ。本店行かれたんですか?」
「うん行ったよ。それで限定車のラスイチ、来週まで残っていたら、買うことにしたけど・・・どうした の?」
「来週までと言わず、お願いしますよ。本店の人とは話しつけましたから、ウチに持ってきますから 是非お願いします。」
「いいよ。来週まで待ってから決めるから・・・無理しなくていいよ。」
「分かりました。じゃあ、一週間待ちます。」
といったやりとりがありました。
はたして一週間後、M氏から連絡が来て、
「一週間経ってもありますよ。ぜひお願いします。」
と言われて、S支店に行きました。
「あの次の日定休前に本店から持ってきました。押さえておいたんですよ。」
「そうか、そこまでしたか。じゃあ貰おうか、ただしなんかオマケくれよ。」
「○○さんは、下手なものじゃダメですから・・・・分かりましたY'sギアのオプションでいかがです か?」
じゃあと言いながらY'sギアのカタログから、ステンレスのミラーをもらっておきました。
はっきり言って実用性は、リードと比べて、シート下のトランクは小さいし、レッグシールドの物入れは、カバーもついていない。エンジンも空冷でうるさいし、見てくれほど早くもないのですが、ともかく格好が大好きだったのです。
それだけ気に入っていたのですが、ボルボ購入で、二輪はもう辞める宣言をしてやめたのです。
あれから2年・・・・
今でも好きな二輪車の一つなのですが、ヤマハ発動機の対応というのが、結構ずさんだなというのが感じられます。
さっきも書きましたが手放してからはや2年が経つのですが、購入店に戻したにも関わらず、未だに私宛にリコール通知が来るのです。
どうも台湾ヤマハは、プラスチックの管理が悪いらしく、つまらない
「破損の恐れがありますので無償で交換させていただきます。」
という通知ばかりなのです。
これには、面倒見がいいやら、顧客管理が悪いやらという思いがします。
リコール通知というのは、自動車の場合、陸事の登録実績に基づいて、製造メーカーに通知して実数把握するのですが、原付ではそうではないようです。
ありもしないクルマで、リコールを受け取るのはどうも・・・・・
ましては未練たっぷりの車両ですから、心は痛むばかりです。
Posted at 2016/08/25 22:43:51 | |
トラックバック(0) | 日記