パーツブログには、テールゲートの購入の話は書いていましたが、取り付けたことの話は書いていませんでした。
やはり、全機能が確認されるまでは、書かないことにしようと考えていたからです、
以前のブログに書いたカローラの全窓パワーウインドー化の時にはそれほど厄介ではなかったと感じたのですが、K11マーチでやろうとした時にカローラに比べて凄まじい程の製造コストコスト削減の具合っを見て諦めざるを得ないことがあったので、それが確認できまでは書かないつもりだったのです。
カローラは、マーチに比べておおらかなのは、ひとえに心がおおらかだからではなく、トヨタ独特の細かいスペシャル仕様の設定をした時に極力プレス関係の変更をなくすため、それら部品の収まる部品を収める部分の板金加工をなくすために工夫されているのです。
例えば、バンのリアドアとセダンのリアドア、そしてスプリンターのセダンのリアドアは、もちろんフロントもですが、見た目は全然異なるのですが、内装のトリムの取り付け穴は、ほぼ一緒、スプリンターやカローラセダンが豪華に見えるのは、トリムに厚さを持たせて、スペーサーをかまして、強度を保つようにして、見栄えを出しているのです。
だから、ハーネスを取り出す穴などシールを張ってあるだけで、剥がすとそこにハーネスグロメットが、すぐにはめられて楽勝でした。
またジャンクションボックスが収まる箱状の部分には吸音のため、巨大なスポンジが突っ込んであるなどの対策もしてあるのです。
しかし、マーチの場合は、そういう融通の利く設計ではなく、ハーネスのトンネルなどは、トリム側に仕込むようにしてあるので、内張りもグレードにより全て別物なので、本当にシートに至るまで外さなくてはならないのです。
これでスペースがあるならトライする気も起きようというものですが、狭い解体屋の押し込められたスペースでやろうというのですから、やる気も飛んでってしまいます。
そしてリアゲートを単純リプレースというのであれば、簡単かと思われますが、実際バラスまでは解らないので、まずは下調べにディーラーに行き、メカさんの話を聞くことにしました。
最近は、メカさんも”エンジニア”から部品を交換するだけの”チェンジニア”が増えているので参考程度にしかなりませんが・・・・・
昔は、ディーラーの部品部門に行くと”生き字引”みたいな人もいたものですが、最近は、配置転換などで、中々そういう人が見られなくなりました。
会社としては効率重視なのでしょうが、生き字引になるには、車種が少なく、紙のパーツリストがなければなれないものなので、現在のシステムでは、生き字引が生まれにくくなっているかもしれません。
私の周りのヤツに多いのが、枕元に紙のパーツリストを置いておき夜中に思いつくとすぐに調べられるような態勢を取っているというヤツで、これが車屋ではない(クルマやの部品屋ではないという意味
に考えられていただければ幸いです。)人間なのですから少々狂ってるかもしれません。
かくゆう私も早々に、MC22Sの紙のパーツリストを購入して枕元に置いてありますが・・・・・
ディーラーのメカさんに言わせると
「リアゲートにワイパー付けるというのは、ディーラーではしませんし、できないですね。」
という回答でした。
彼らにすれば、現在のEPC(電子部品カタログシステム)は、車体番号、型式、類別を入れて初めて正式な部品が出てくるものなので、ウチのクルマのように車検証に(改)付くような車では、それらの番号が、空欄なのでウォーターポンプ一つ調べるにもメーカーズプレートをいちいちメカさんが調べに行かなくてはならないとなるのですのです。
また、彼らは、新品部品の価格を基準にしているので、解体部品など眼中にないので、内心
『んな古いクルマにそんなもん付けるやつなんていねえよ。」
位の感覚で、下げずんで見るのです。(僻み根性ですかね?)
そこで質問の種類を変え、
「配線図、ブロック図、ロケーション図は、ありませんか?標準車型のもので結構です。」
といいます。
これとて、決して決定打になるわけではなく、考えをまとめる上で参考にするだけです。
そうするとやっと資料が出てくるのです。
配線図は、構成部品の確認、ブロック図は、回路の確認、そしてロケーション図は、コネクターの位置を確認するために見るもの。
そこで初めて何を解体車から外すか判断するのです。
しかし、標準車型というのも曲者で、頭ごなしに信用すると今回のように解体車を見て、愕然とする羽目に・・・・・
ですから、作業が終了するまでは、断定的なことも言えないのです。
しかし、毎度そうですが、ついてない装備を自分で取り付けるという自己満足は、何者にも代え難いのです。
4WDは、嘘っぱち。
Posted at 2018/01/29 05:28:27 | |
トラックバック(0) | 日記