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自動車好きヲヂさんのブログ一覧

2018年03月20日 イイね!

今回のワゴンRとの冷却系泥仕合 納得がいかないのでディーラーできいてみると・・・・

昔から、ヒーター系がネックと言われていた欧州車。
新車から自分で乗っている車は、大抵ディーラーでの点検整備に加え、自分独自のルールによるメンテナンスをしていたので、まず問題はなかったのです。

しかし、自分の手から離れ、よそ様の手に渡ったあととか、よそ様から譲られた車に関しては、この限りではなかった様です。

今まで一番長く所有していたのは、メルセデスのW124の300DTで4年半くらいで15万キロ走破したものが最長記録で、故障が多いだろうと予想して整備記録に大学ノート一冊用意したのですが、イレギュラーなトラブルとしては、テールランプのスモール(比較的長い間メルセデスは、ダブルフィラメントの電球を使ってなかったので、テールランプとストップは別の球。140あたりからダブルフィラメントになってくるのですがこれもまた曲者)が左右一個ずつ、ハザードスイッチの内部破損(これは当初のものは、設計が悪くて、途中から部品変更になった)、カプセルディーゼル固有のカプセル防音壁(外側から見ると一枚の板だけれど中を見ると吸音用の突起が、沢山ついているもの。横浜ベイブリッジ上で突然落下。面倒くさいと無理やり剥ぎ取り外し、トランクに乗らないからとへし折って持ち帰ったら、恐ろしく高い部品でびっくり。)、右フロントウインカーの走行脱落(これも横浜ベイブリッジ上で脱落。メルセデスのウインカー関係は、昔は工具なしでも交換できる設計になっていて、自分の車がDTだったというのも曲者で、右にはエアクリーナーインテークがあって、嵌ったのを目視で確認するのが難しい構造)位で、よく言われるエアコンガス漏れ、ヒーターバルブの固着、ステアリングダンパーのヌケ、ベルトテンショナーの不良等は発生しませんでした。

もちろんメルセデスの品質もありますが、ベルト、冷却液、ベルトテンションダンパー、ATF、タイロッドエンド、バッテリーなどは、定期的に指定して交換していたので当然かもしれません。

しかし、中古で購入したのはこの限りではなく、ひどかったのがW126、140のSクラスで私の手元に来ると、ヒーターエアコンあたりがよく壊れるのです。
特に126は、構造が非常に凝っていて、エアコン周りのフラップが、バキューム動作なので、故障箇所の限定に困る構造で、ヒーターバルブなど壊れやすい部品がスカットルとファイアーウォールの間のカバーの中の車体の真ん中という、恐ろしいところについていて、7mmとか変な寸法のナットで止まっていたりと、ヘレンケラー並みの三重苦を強いるクルマでした。
これに比べれば、140は凝った作りでしたが、部品が常識的な場所に設定してあり、比較的交換しやすいのですが、ただリア向けのエバポレーターの交換だけは、完全にギブアップ。
ディーラーにやらせましたが、工賃だけで10万を超えるのには驚きます。

欧州の車は、ヒーターの効き方が絶妙なのは、ヒーターバルブの構造が凝っていてポペットとニードルの二段構造。
最初はポペットバルブが開いていて急速に室内を温め、温まったら細いニードルバルブになって制御という構成になっているのです。
ですから、冷却水の管理が悪いと細いニードルバルブが固着して、温度調節不能状態に陥るのです。

翻って、国産車、ましてや最底辺である軽自動車のワゴンRは、そんな気の効いた機構であるはずもなく、単純なフラップで温水流量を調節している構造なので、信頼度は、欧州車とは比較にならないくらい単純なはずなのです。

しかし今回、たかがウォーターポンプを交換しただけで、こんなにホース類がダメになるなんて、考えもしなかったのが本音。

流石にホースがダメになった経験は、あまりなく、C124と123くらいしかないし、ましてや合成樹脂部品の質の高さで名高い日本のクルマで疑うこともありませんでした。

だから、前のブログにも書きましたが、自分の部品の寿命の見極めの能力が落ちたのかとかなりショックを受けていたのです。

最後のホースを取りに行ったとき、この疑問をディーラーの部品担当者にぶつけてみました。

「あのぉ自分の経験では、ウォーターポンプを交換して、次々とホースから冷却水漏れって経験したことがないのですけど、ディーラーさんでは、お客さんのウォーターポンプ交換の時はどうしているんですか?見積とかの時どうしているんですか?」

そう聞くと、部品担当のディーラーマンは、こともなげに

「見た目で判断してます。」

というのです。

「見た目にキズも劣化も見られない場合もあるじゃないですか?」

今回自分の見たホース類は、見た目が綺麗、もちろん漏れている形跡などないのです。
すると、

「その次は、年式ですね。それで必要部品の最大限で予防線を張ってます。」

なるほどそうだったのか!自分のように最低限の修理で、切り抜けているのではないのか!

そして、最後に

「ポンプ交換して、ホースが破裂するのは珍しいことじゃないですよ。」

と言われました。

ウォーターポンプから、異音が出るというのは常識的に考えても、相当能力が落ちている証拠。
と、考えれば年数たったホースも劣化しているのは当然ということになるので、過信は禁物ということになるんでしょうかね。
構造的にも圧力を緩衝する部品が欧州車みたいなものがないから、ホースに負担がかかるんですかねぇ。

日ごろやり慣れてないといくつになっても勉強させられることが多いなぁー
Posted at 2018/03/20 22:19:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年03月19日 イイね!

自信がなくなる部品寿命の見極め。

ヒーターホースの交換なんて、昔のC124、C123、W126以来していなかったので、結構久しぶり。

国産は、合樹の出来は世界一だと信じているので、接続ホースの換えなど全く用意していない・・・というか必要ないと思い込んでいたのでした。

前のブログにも書きましたが、バランスをとった修理をしろというM島師匠の言葉をすっかり忘れていたのですが、まさかここまでホースがおかしくなるとは思っても見ませんでした。





ウォーターポンプ分解で取り外したのはこの部分だけなのになぜかヒーターコアのラインまで、ダメになってしまうという大げさなことになってしまったのです。

考えてみれば、このクルマは、始動時に「キャー」という悲鳴のような音を立てていたので、ウォーターポンプの交換を思いついたのと、サーモスタットが締まりきれていないような症状が出ていたので、合わせて修理を実施したわけですが、ホース各部からもれているというのは、かなりポンプの能力が落ちていたのだと考えられるのです。

しかもサーモスタットが締まりきれていなかったので、常に冷却水がラジエターと循環していたので、ポンプの能力が悪くてもオーバーヒートしなかったという、極めて微妙なバランスの上にエンジンの調子が成り立っていたということになります。

だから、ポンプを交換する前の我がワゴンRは、血圧の落ちた状態だったのが、心臓が強化されて元気になったので、弱くなっていた血管、つまりホースが音を上げてしまったということです。

しかし、国産というのは、ホースバンドひとつとってもネジで締め上げて漏れを止めるのではなく、スプリングとホースの弾力によって密閉が保てる構造なのです。
だから、水が漏れ始めた欧州車の場合、増しじめで済むケースも盡あるのですが、国産の場合、生産性重視の構造で、配置しているので、ネジ式のホースバンドは入ってもそれを締め付ける工具が入らないという恐ろしい状態になるのです。

幸い自分の場合は、自分で修理をしているので「コンチクショウ」で済みますが、ディーラーに依頼したらえらく高い修理となる可能性が高いと思われます。

ただ、全部が全部この症状とは限りませんが、少なくとも私の場合は、各部分がバランスして、最悪の結果になったと思われます。

逆に言えば、これがディーラーが、新車購入のすすめをするきっかけになるとも考えられるので、メーカーとしては、ありがたい壊れ方なのかもしれませんね。

Posted at 2018/03/19 02:18:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年03月06日 イイね!

修理するカンが鈍っているのか?手こずらされた冷却水の漏れの修理。

この頃、修理することがめっきり少なくなりました。

十代から二十代前半くらいまでは、M島さんという師匠のもとで、毎週末にいろんな車の下に潜り込んでいたので、修理することは全く苦労ではなく、むしろ楽しみでした。

しかし最近は、ほかに楽しいことが増えたわけではないのですが、修理するのは面倒になってきたのは事実です。

そうなるとどうしても故障の原因を推察する能力が落ちてくるのか、一回でスッキリ完治と行かなくなってきました。

今回の冷却水の漏れの原因は、昔からよく師匠に言われていた、

「機械的バランスがくずれた!」

のにほかならないのです。

事の発端は、異音を奏でるウォーターポンプの交換。

「機械というのは、ひとつだけ変更するというのは、間違いだ。特に中古の場合は、それまでの機械使用の経過が、持っていた人の個性で違うから、中古パーツでも新品パーツでもバランスを考えなくてはいけない。」

師匠からよく言われたものでした。

あれから30有余年経ちましたが、当時の師匠の年齢くらいの私は、その意味をすっかり忘れているらしく、今回の修理は、そのことをまざまざと見せつけられたのでした。

しかもウォーターポンプなどという距離で能力が左右される部品を交換するのにバランスを考えてなかった私は、何日もその原因追求に振り回されることになったのです。

昔は、学生なので連続して追求する時間が作れたのですが、一端の社会人となった今は、連続して時間を取ることが難しくなってきたのです。

ですから今回の故障原因の追求も圧縮すれば、こんなに日数を経ずして解決できたはずなのに集中して観察できなかったので、作業時間は短くてもコマギレだったので、日数を要することになり、ひいては、かけなくてもいい負担(冷却水がないままエンジンを運転するなど)を強いることとなるのです。

修理を連続してないと勘所が悪くなるのか、本当に自由な時間が不足している自分には、故障判断の的確さを改めて考えてみるということが改めて身にしみた今回の故障なのでした。

Posted at 2018/03/06 23:49:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年03月01日 イイね!

これが国産車か!?なんだかふてくされた気分になってきた・・・・・

関東地方は今日久しぶりに暖かな日を迎えました。

たまたま今日は、自分の車で移動することになったのでした。

ここのところ自分のミスとは言え、ワゴンRに乗るのをはばかられていたので、気候も良いし、冷却系も直ったからと思い、乗って出かけました。

走り出してから、しばらくして何気なく水温計を眺めると、少し上気味なのに気がつきました。

「????」

完全に冷却系は治った筈だし、昨日は、横浜市内をウロウロしていてなんでもなかったのになぁ。

半分から上になると水温計は急に上がるのは、長年の経験から言っても当然の結果なので、直ぐにH近辺に上昇、急いで引き返すにもかなり上昇しているので、外気温が高いのにも関わらずヒーター全開にしてみると噴き出してくる温風にムラがあるので、明らかに冷却水が減っている兆候が見られたので、内心

「冷却水漏れだ。」

と確信。

ここのところ冷却系の修理を実施したので、毎日駐車場の下を眺めていたのですが、冷却水が染みを作っているわけでもなく、一体どこから漏れているのか?

急いで戻って眺めていると交換したATクーラーより下が湿っているようなので、ダダ漏れということではなく、染み出ている感じです。

今度は、眺める前にエンジンを回しながら眺めていると、ジワーっとウォーターポンプから来たパイプとATクーラーの継ぎ目のあたりのホースクリップに沿って水が流れています。

パイプは、解体車から外したものですが、それに続く、Uj字型のホースも解体者からのものなのです。
なぜなら、ゴム製品の取り外しは、切れ目が入りやすくなるので、わざと解体車のものを使用したのですが、これが裏目に出た模様。

欧州系の車の場合、問題がない場合には、もともとついているものを使うのが原則ですが、国産車の場合年式が近ければ、劣化の心配はいらないかと思っていたのにこれは裏切られたも同然です。

本当にふてくされた気分で、また冷却系の修理をするのかと思うと嫌になります。
Posted at 2018/03/02 00:30:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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