たまたま貸してくれた代車が、同じ年式のワゴンRだったので、今更ではありますが、ウチのワゴンRスローパーと比較してみたいと思います。
結論から言えば、確かに解体屋の兄ちゃんの言う
「ショボい装備」
と笑われたのは、当たり前かなと思われたのですが、馴染むに連れ、
「量産の軽ではこのくらいの差かな」
と思われる程度だったので、一安心(?)しました。
また、さすが日本のメーカーと思われる細かい配慮に感心しました。
配置が微妙に違うダッシュパネル
これが普通のワゴンRに乗っている人には当たり前かもしれませんが、ウチのクルマはなぜかフロアシフトなので、ワゴンRの特徴、ベンチシートではないのですが、まず違うのは、メインキーの位置が、うちの車は、コラムに対して垂直についているのですが、コラム車は、ドライバーに対して正対する位置についています。
これはコラムシフトの機構が、コラムに垂直についていると収まらないから、メインキーを移設していると思われます。
最もこれも最近のプッシュスタート敷では変える必要がありませんけど、昔はかなり考え抜かれて作っているというのが読めます。
この車とダッシュを共用しているエブリ、キャリーから見ると、スローパーの方が異端児な配置です。
また、外気導入の切り替えが、スローパーのワイヤー式から、代車は電動アクチュエーターに切り替わっています。
そしてなにより感心したのが
写真の状態は、ドライブに入れている状態で撮ったものですが、なんとコラムシフトに合わせて、頻繁に操作するものが、上手くかわせるように配置されているのです。
スローパーだと、エアコンコントロール、外気導入切替スイッチ、オーディオ(1DIN+小物入れの組み合わせもしくは、2DINユニットが収まるスペース)となっているのですが、ご覧のように頻繁に使うスイッチがコラムシフトのドライブ位置だときちんと交わされていること。
毎度書いていましたが、今まで使っていたパイオニアのヘッドユニットは、極めて細かいボタン配置で、運転しながらのオーディオ操作は、非常に使いづらいものがあったのですが、これだとチラ見もできるので、だいぶ使い勝手がこなれるようになってます。
上掲の写真は、足元の相関関係を撮ったものですが、助手席のカップホルダーが、スローパーが床に直付けなのに対してダッシュ側に移設されています。
しかし、感心するのはここまでで、内装の材質は、スローパーもこの車も同じで
「これで一般ユーザーが納得するのか?」
というのが率直な感想。
解体屋の兄ちゃんが言うほどの差異がないので、同じ年式の格付けは、このあたりが限界かというのを納得させられたのでありました。
Posted at 2018/12/23 07:43:55 | |
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