エンジン点検　圧縮、点火系

前回のプラグ交換で一時的にシリンダー前後の空燃比の差が回復しましたが、時間の経過と共に再発しましたのでもう一度調査、点検です。

チマチマやっていたので、2週間位前からの内容です。

前回点検を行っていない、エンジンの本質部分のコンプレッション測定。
1番シリンダーから
14.0kg/cm2
14.2kg/cm2
13.8kg/cm2
14.2kg/cm2
14.2kg/cm2
13.9kg/cm2

圧縮に関しては、全く問題ないレベルかと思われます。

次に、空燃比を見ている空燃比センサーの故障でないか前後入れ替えて確認。

空燃比のリーン、リッチが、逆に表示されればセンサーの仕業ですが、変化なし。

１～３　リーン
４～６　リッチ

前回のインジェクター同様コイルを1～6番で逆付けしてみましたが、変化なし。

１～３　リーン
４～６　リッチ

イグナイターが壊れているのではないかと思い、新品に交換。

末品番22020は廃盤になっていた為、22030とブラケットで対応。
コネクターサイズは同じ。

残念ながら、空燃比に変化なし。

１～３　リーン
４～６　リッチ

１～６番のインジェクターカプラーをアイドル中に1本ずつ外してみて、その空燃比を確認。
画像の番号は、カプラーを外しているシリンダー番号。

シリンダー毎に変化はありますが、元々差があるので、これがどこまで信じて良いのか判断できず・・・4番辺りがおかしい？？

※このグラフは縦軸の表示を変えていますので、他より差が小さくなっています。（赤点線16、青点線12.5は全て共通）

インジェクター同様、後日改めて今度はコイルのカプラー1本ずつ外して見ると、4～6番はこんな感じ。

ここで分からないのが、燃料が燃えなければ空燃比って濃く表示されるんじゃ無かったけ？と言う疑問・・・
薄くなってますね。
どうなんでしょ？
１～３番は負荷が増え、回転が若干落ちたので多少リッチになってますが・・・

ＰＬＸ（黄色の線Ａ/Ｆ3）は極端に薄くなってますね。
コレは何なんでしょう？エキマニ内で未燃ガスが燃焼して、フロントパイプではリーンに？
いろいろ意味不明。

※6番から開始しました。

そして、コイル3番に来た所で・・・無反応Σ(ﾟдﾟ;)

この症状は・・・燃料が噴射されてなく、点火の有無で差が出ないのか？

（ここで3番のインジェクターカプラー付近をゴチャゴチャ弄り・・・）

ふとＰＣ見ると・・・・差が小さくなっている・・・
上のグラフと比較すると、1～3番で燃料が吹かれていなかったと推測。
やっぱ3番が未噴射？？

１、2番も確認した所、カプラー外し時はリーンに。

ここでカプラー外し作業により、出た結果には、矛盾点がありました。

3番はインジェクター確認の時は、差が1,2番同様リーンになり問題なし。
で、コイルの時は無反応。
ここがおかしく、インジェクターが噴射してなければ、インジェクターカプラ外し時にも、空燃比に差が出ないはずなんですけどね(;^_^A

ゴチャゴチャ弄って良くなったので配線（接触不良）の可能性が高い気もしますが、もう少し調査が必要かもしれませんね・・・
おかしな時にオシロスコープで波形見てみようかな・・・

まさか1年位しか経っていないＥＣＵなんてこと・・・

いつになったら、まともに走れるんだろう(ﾉ_-;)ﾊｱ…