みなさんのエアクリは冷えてますかー?
今回はエアクリの周辺の温度についてです。
吸気温度が上がると馬力が落ちていきます。
エアクリーナーが剥き出しタイプの車は吸入量や吸気抵抗的にはメリットがありますが、吸気温度の面では純正ボックスより劣ってしまいますよね。
エンジンルームは熱いですから…
ちゅーことでレイアウト変更後の自分のエアクリ位置周辺温度を測定!
アイドリング後の温度は高温対応の温度計を用意すれば簡単に計れますが、実際に走ってるときの温度ってあまり見たことないのでこれを導入。
データロガー付き温度計。
外部センサーを付けると100℃まで測れるのを準備!
今のエアクリはヘッドライトの真後ろにおるので、外部センサーをその辺りに設置!
↑先月取ったデータです。
街中では信号待ちが長いと温度が上がって行き、動き出すと温度が下がるといった温度変化を繰り返してます。
動き出すと結構温度が下がるんですね~。
こんな感じになってるとは知りませんでした。
それから信号のあまりない山道で4速、5速で走ってると外気温と同じぐらいまで
下がって行きます。
エボのボンネットに空いてる穴は排熱用とのことなので、これが上手く機能して走行風とエンジン熱をスムーズに入れ替えしてるんでしょうね。
山道をもっと負荷かけて2、3速でガッツリ行くともう少し温度は上がりますが、走行風が当たってると温度はしっかり下がってました。
信号での停車時間、停車回数が長いと温度上昇が大きく、5分ぐらい走行で大きく温度が下がります。
しかし、いざこれからガッツリ行きます!ってときに5分間クーリング走行ってのもアレなので、停車時にできる限りエアクリ周辺温度を下げておくのが良いですね。
だもんでエアクリーナーを囲うヤーツを作成しました~
カッコ良すぎて燃えそうです~
本当はエンジンルーム内でガッツリ隔離するように仕切りを配置したいのですが、配線の干渉や組み立て易さ、エアクリ脱着の容易性を考慮するとこんな形が落とし所でして…
でこの試作を元に図面を作成してアルミ製品の制作所に作成依頼
なんちゃって遮熱ボックスの完成です!!
密閉されて無いし効果的には中途半端ではありますが、
無いより有る方がきっと良いはず~
でデータ取り
ボックスの外側に比べて内側の温度上昇が抑えられてるため、まぁまぁの効果は得られました。ただ隔離されてる訳ではないので、長時間アイドリングで放置しておれば同じエンジンルーム内にあるので最終的には同じ温度で飽和します。
停車&走行を繰り返すシチュエーションでは効果があるということです~
最後に渋くなったエンジンルームの写真で閉店です!
Posted at 2021/10/17 08:48:42 | |
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