最近、本業の仕事が大変忙しく嬉しい悲鳴をあげています(爆)
それでも、出張に合わせてのコーディングなど、色々と勉強させて貰い
本当に充実したカーライフを送れる事に感謝感激です(^^)
今回は久しぶりに「ベンツコーディングの表と裏(その六)」をお送りします。
今まで、何度も登場してもらった中国地方の診断機販売業者ですが、
今回はチョットお休みしていただき、関西と関東でそれぞれ有名なショップに
注目してみたいと思います。
この関西のショップに関しては、まだベンツが納車前で色々情報を探していた時に
早いうちからヒットしていたショップです。
「全国各地からお客さんが来るなんて凄いなぁ~」って感心しながらブログチェックを
していました。 ブログでは、僕の地元からも遠路遥々行ってる人がチラホラ!!
さすがに、ブログで自慢をするだけの有名なショップだと思っていました。
そして、自分である程度のコーディングを勉強していくうちに、定番と言われた
オートライト鈍感化のコーディングが、純正状態と比べてそれほど変化しないと
言う結果になんとなく不満を感じていました。
そんな時に、この関西のショップのブログにこんな記事がアップされました。
おおおおおおおおお!!!
さすが!有名なショップは、スッゴイなぁ~~と感動しました。
「キ○ガイ」には敵わないかもしれない・・・
でも、ここでプライベーターとしての血が騒ぐ訳です(爆)
この日のブログを見ると、更にこんな締めくくりの言葉が・・・
『施工後に他店に持ち込まれ他店にてテスターを繋いでコーディング内容を
読み取り真似されるのを防ぐためです。』
ということは、コーディングで可能だということだと考えたわけです。
(ここまでは完全に信じていたわけです)
その後も、セカンドステージと言われる施工報告が続きました。
そんな報告の中には、こんな報告も有りました。
ボディーカラーで鈍感化のレベルのが変わるのか・・・
(僕達の超鈍感化とは反対の現象でした・・・)
このへんから「
当社と埼玉○○○○○Kしか施工できない」と言う挑戦的な
文言がかなり嫌味に感じてきました(爆笑)
その後のセカンドステージのブログを見ていると・・・
どうもオートロジックと言う汎用診断を使用しているのではないか??
と思わせる報告が幾つか有りました。
「セカンドステージ施工」と書かれたオートロジックの画像(^^;
もう『お決まり』になっちゃったようです(爆)
ここまで、ブログで自慢をぶっちゃけられると、プライベーターの心にも
燃料が投下されて、メラメラと炎が燃えたぎるわけです!
オートロジックはプライベーターが気軽に購入出来る金額ではありません(^^;
でもコーディングで出来るなら、SD-connectでも可能なはずです!!
(何の根拠もありませんが、プライベーターのカンみたいなものです(^^;)
それからは、K総統&S隊長と日毎毎夜、コーディングデータの解析と分析、
そして試行錯誤と検証を行い、プライベーターとして納得の行くレベルの
【超鈍感化】を完成させる事が出来たわけです。
全員、本業を持った人間ですから、実際の作業時間はトータルでも20時間も
掛かっていないと思います。 ただし、深夜にエンジンを掛けてLEDライトを
使ってオートライト感度の変化を検証する様子は、ご近所さんからは
「
キ○ガイ」に見えたかも知れません(爆)
その後は、色んな車種でも検証も進み、それなりの結果を残せたと思ってます。
そして、今回のシリーズを書き始めてから、全国の方から色んな情報を
いただく事が多くなりました。
その中には、関西と関東の有名ショップで、オートライト鈍感化のセカンド
ステージや第二章と言われるコーディングを受けたが、変化をほとんど感じない
という相談がいくつか有りました。
そこで、実際にどのようなコーディングを行っているかを確認するために
診断機を繋いでコーディング内容をチェックしてみました・・・(ご協力者に感謝)
すると、なんと初期の鈍感化コーディンと内容が全く同じでした(^^;;;;
まるで、狐につままれた気分です・・・
もしかして、オートロジックは異次元コーディングを行うことができるのかも・・・と
などと現実逃避モードになりそうでした(^^;
埼玉○○○○○Kで施工された方も大きな変化を感じないということでした。
その方からの情報で、ルームミラー上のセンサー部分のカバーを外して
何やらゴソゴソと作業を行っていた。 とか・・・
むむむむ! センサー部を弄ってる???
まずはセンサー部の構造を勉強です!!
ルームミラー上部のセンサーカバーを外すと、円形のセンサーユニットが有ります。
そのユニットがレインライトセンサーになります。
そのユニットを外すと、レインセンサーとライトセンサーが一体化したユニットと
いうことが、良く分かります。
ライトセンサー部分は□部分の一箇所です。
そして、十文字のブルーフィルターパーツが有ります。
これは、現在のベンツはほぼ同様のパーツを使っています。
今回の分解で、なんとなく胡散臭い部分が見えてきました・・・(爆)
そこで、相談を頂いた方に、レインライトセンサー部の写真を送って頂きました。
その画像がこちらです!!
なんだか、自分のGLAとチョット違う様な・・・・
ライトセンサーのレンズが丸見えになってます!!
僕のGLAのレインライトセンサー部はこんな感じです。
そして、他にご相談いただいた方からは、関西のショップで行った
鈍感化セカンドステージのセンサー部分の画像を、いただくことが出来ました。
それがこちら↓
おおおおおおお!明らかに、有るはずのものが無い状態です(^^;;;;
もしかして、これが
数ヶ月も費やした結果ですか? ブルブル ((;゚ェ゚;)) ブルブル
『施工後に他店に持ち込まれ他店にてテスターを繋いでコーディング内容を
読み取り真似されるのを防ぐためです。』
って書いてたのは、どういう事なの???
もしかして、オートロジックでコーディングを行うと、このブルーフィルターが
変形しちゃうという、スペシャルな機能を備えているのでしょうか??
これが、有名店のコーディングの真実だったとは・・・・
まぁ、一万歩譲って、部品を加工(破壊)して鈍感化を進める実験を行って、
それなりの成果を実現できた事は良しとしましょう。
しかし、お客様の車をなんの説明も無く可逆性の無い改造(破壊)を行うのは
如何なものでしょうか??
もし、何らかの原因でこのセンサーの修理が必要になった場合に、
メルセデス・ケアの保証が打ち切られる可能性もあるかも・・・
※【一般保証の適用除外内容】に抵触する可能性が非常に高いです。
とにかく、お客様に施工内容の説明やリスクの説明を行わず、自分達の
ブログで自慢するためのネタにするなんて信じられませんね。
しかも、この加工自体には特殊な技術も費用も必要無いはずです。
施工料金をお聞きしてドン引きしちゃいました(^^;;;;
ネットで集客を行うために、多少の脚色や誇大表現は必要かも知れませんが、
やっぱり
『ウソはいけません、ウソは!!』
【2015/06/28 12:00追記】
ブログ公開後に新たな情報が舞い込んできました。
どうも、このブルーフィルターを取り外して鈍感化を行う手法を、
一部のメルセデス・ベンツディーラーで実施されていたようです。
その手法を知った、ショップがパクったと言うのが真実の様です。
ディーラーでは無償サービスだったそうですが、このショップでは・・・∑(゚ω゚ノ)ノ