![SoundDesignの効能!? SoundDesignの効能!?](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/035/973/493/35973493/p1m.jpg?ct=1de8ab56cc23)
某診断機販売業者系のコーディングショップの
コーディングメニューを見ていると・・・
【排気音ハイトーン化(AMGもどき)】と言う気になる
メニュー名が有ります。
メカ系エンジンチューンを経験したことの有る方なら、
電子的な設定で排気音が変わる? と、かなり不思議な感じがします。
排気音を変える為に、最大の効果を発揮させる有効な手段は、
何と言っても、排気系パーツの変更です。
その次に・・・今の車ならバルタイ・点火時期・燃調などの変更でも
多少の変化を感じる事が出来ます・・・が、これにはデメリットも有ります。
一部のハイスペック車には排気系の中にバルブを設置して故意に音作りを
している車両も有ります。
しかし、そんな装置が無くても音がそんなに変わるものなのか?
具体的なコーディング内容は分かりませんが、コーディングを見ていると
なんとなくそれらしい項目があります。 『SoundDesign』という項目です。
そこで、この項目を切り替えて音録りをして比べて見ることにしました。
[SoundDesign無効]
[SoundDesign有効]
簡単に項目の変更は出来ちゃいます(^^)
まずは自分のGLAから・・・
どうでしょう??
なんとなくボロボロと聞こえてきます!!!
でも、AMGと比べるとかなり違うような・・・(^^ゞ
次にCLS350でも同じ様に音録りをしてもらいました。
それが、こちら・・・
こちらは、アクセルオフ時にバリバリ音が聞こえてきます。
そして、AMGの手が入ったA250Sportsでも確認します。
このA250Sportsは純正時にすでにSoundDesignは有効になっていました。
さすが、AMGの手が入っているだけありますね。
純正でもかなり迫力のある排気音になっていました。
パーツ番号をチェックすると、しっかり専用パーツが使われています。
そのせいか、SoundDesignを変更してもほとんど排気音は変わらない様です。
とりあえず耳での判断では、多少変更するする車も有るようです。
では『排気音ハイトーン化』というネーミングで想像出来るようなハイトーンに
なっているかをスペアナを使って比べてみました。
一般的にハイトーンは高音域の領域を指しますので、排気音の高音域への
変化を感じられるはず・・・・です(^^ゞ
まず低域から高域のスペアナ画像です。(測定は約4000rpm時の排気音です)
ん~微妙な違いですね(^^ゞ
では高音域のスペアナ画像です。
ん~~~こちらも微妙だなぁ~~(^^ゞ
確かに低回転時のボロボロ音は聞こえましたが、実際の走行時に車内で聞く
排気音にはほとんど違いを感じられない結果でした。
走り去る車の排気音では違いを感じ取れるのかもしれませんが・・・
ん~『AMGもどき』という言葉に期待しましたが、残念な結果になりました。
ヤッパリ本物のAMGサウンドは、本物にしか出せないということでしょうね。
コーディングメニューに書いているショップなら、音録りしたデータくらい
公開してもいいんじゃないかなぁ~
そんなに難しいことじゃないのにねぇ・・・(^^ゞ
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ベンツ・コーディング | 日記
Posted at
2015/07/01 12:00:26